感想：小説「脳搬送」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 431巻）(2012年8月24日)

　小説「脳搬送」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 431巻）の感想です。
（※以下、今回の話の内容について多少触れています。ご注意ください）

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■データ（公式）
http://www.amazon.co.jp/dp/4150118655/
脳搬送 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-431 宇宙英雄ローダン・シリーズ 431) [文庫]
ウィリアム・フォルツ (著), クラーク・ダールトン (著), 工藤稜 (イラスト), 嶋田洋一 (翻訳)
文庫: 272ページ
出版社: 早川書房 (2012/8/24)
言語日本語
ISBN-10: 4150118655
ISBN-13: 978-4150118655
発売日： 2012/8/24

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■宇宙英雄ローダン・シリーズ[431]巻

　日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン･シリーズ」の一冊です。

発売　　＝ 2012年8月24日
サイクル＝第13サイクル「バルディオク」

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◆８６１話　脳搬送（ウィリアム・フォルツ）（訳者：嶋田洋一）

　ローダンたちはついにバルディオクの始原脳の位置を発見し、《ソル》への回収を開始した。しかし同じ頃第四具象ブルロクは、フルクースに命令し、惑星バルディオクを爆撃してバルディオクを殺すように命令していた！！

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　いよいよバルディオクサイクルも締めに入ったなぁと思わせるエピソード。テラナーとフルクースの話し合いとかなんとなく嬉しくなる展開です｡最後の一行は、先読みをしていなければ「え゛え゛っ？！　マジ？！」と叫ぶところなのでしょうねぇ。

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◇８６２話　時の冷風（クラーク・ダールトン）（訳者：嶋田洋一）

　惑星ガイアからテラにハルノを迎えにくるようにとの連絡が届いた。ティフラーはホーマー・Ｇ・アダムスをガイアに向かわせるが、ハルノには驚くべき異変が発生していた！！

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　ティフラーがアダムスに偉そうな口をきくのが気になる…、いや、そりゃまあ地球政府のトップなのですから偉い訳ですが、ローダンだってアダムスには気を使ったような態度なのに、ティフラーと来たらもう下っ端扱い！　いかんよ…、単に翻訳のニュアンスのせいかも知れませんが。

　一応次の話に繋がるエピソードなのですが、何がなんだかというかいまいち評価しづらい話でした｡