情報:漫画:新連載「星空のカラス」(モリエサトシ)(花とゆめ2012年21号)(2012年10月5日発売)


(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

白泉社花とゆめ.com
http://www.hanayume.com/hanayume

■あらすじ

 2012年14号(2012年6月20日発売)の読みきりの連載化。

 囲碁大好き少女・和歌(13歳)は強くなろうと必死で、将来はプロ棋士を目指していますが、母親は大反対。何故なら和歌に囲碁を仕込んだ今は亡き祖父は、自分の妻が倒れたのにそのまま碁を打ちに行ったので、母親からはもうロクデナシ扱い。「囲碁なんて人を不幸にする」という意見です。そこで和歌は「今度の大会で優勝すればプロになるのを認めて欲しい、出来なければ囲碁は辞める」と賭けをします。


■感想

 読みきりがまさかの連載昇格です。私は作者氏の漫画を今まで全く評価していませんでしたが(つまらんかったもん)、読みきり版は「えっ、マジ? この人の漫画なのに面白いじゃん」と驚いたので、連載昇格は嬉しいところ。

 しかし、まさか少女漫画雑誌の花とゆめで「ガチの囲碁漫画」が連載になるとはねぇ。囲碁ですよ、囲碁? 芸能界も声優も出て来ませんよ? しかも今後「囲碁大会バトル編」が始まりそうな勢いですよ? 少女漫画誌なのに。信じられねー。

 と思いましたが、とりあえず美形のヒロインとハンサムさえ用意しておけば、あとは囲碁でもカルタでもテーマは何でも良いのかも、という事かもしれませんね(ちはやぶる、という先例が有りますし)。


★おまけ

 さらによく考えたら、1980年代は「赤い牙」という、「何故これが少女漫画誌に載っている…」というSF少年漫画が載っていたのでした…、囲碁くらいどうってことなかったですね。