感想:少女漫画誌「花とゆめ 2013年5号」(2013年2月5日発売)


 発売日:2013年2月5日(毎月5日 & 20日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

■公式サイト
http://www.hanayume.com/hanayume

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声優かっ! 南マキ

 最終回。姫は「シロ」としての活動を終え、今後は素顔の「姫」として声優の仕事をしていくことになった。最後に姫は「シロ」の姿で千里の家を訪ね、オムライスをご馳走になる。その場で、もう二度とこれないと挨拶すると、千里は平気な顔で「もうシロより大事な人がいるから問題ないよ」というので、姫は大ショック。でもそのあと「その相手は木野姫というんだけどさ」とか言われてしまいました。そして、数年後くらい?に、すっかり声優として成功している姫が子供に語りかけるようなシーンで終わり。

 はい、完結です。「S・A」ほど爆発的には盛り上がりませんでしたが、結構好きな漫画でした。



星空のカラス モリエサトシ

 和歌の幼馴染イケメンは、顔は良いしトークもうまいし女の子にモテモテ。なのに和歌には自分の魅力がまるで通じないので苦悩。「囲碁だけが人生じゃないでしょ」とか言ってみたら、逆に「え、囲碁以外何かあるの」みたいに素で返されて、もう二人の間には見えない壁状態です(そして和歌と師匠の間はがっちりつながっているように見えてさらに焦る)。結局和歌は中学生の部の決勝に進みますが、対局直前母親が倒れたという知らせが。すぐに駆けつけたいのですが、棄権すれば(つまり優勝できなければ)今後二度と囲碁は出来ないのです。どうする?

 おお、ちょっと少女マンガっぽい展開に。これは途中経過はともかく、高校生編もあるな。数年後和歌は超絶美人棋士として有名になっていました、みたいなストーリーで来るね。で、「このマンガが凄い2013」でも5位くらいに来ているよ多分。

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