感想:少女漫画誌「花とゆめ 2013年12号」(2013年5月20日発売)


 発売日:2013年5月20日(毎月5日 & 20日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

■公式サイト
http://www.hanayume.com/hanayume

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こももコンフィズリー 南マキ

 新連載。ヒロインのこももは大金持ちのお嬢様で、お抱えパティシエの息子が作るお菓子が大好き(ただしめちゃくちゃいじめてます)。やがてその子は親と共にパリに行ってしまいました。10年後。こももの家は事業に失敗して落ちぶれ果て、こももは知り合いの家に下宿しながらバイトしていますが、世間知らずなので全て初日でクビになる日々。同じ頃、例のパティシエ息子がフランスで賞を取って日本に戻ってきます。で、こももは恥を忍んで息子の店の手伝いをする事になりましたが、相手は「ウハハ、10年前にやられたことをやりかえしてやるぜぇ〜」とか悪魔のような形相を浮かべています。


 5号で「声優かっ!」が終わったと思ったらもう帰ってこられました。わりとがさつっぽいヒロインさん、ハンサムだがヒロインさんに恨みを持つ(?)イケメン彼氏。いつもの南マキフォーマットで安全安心の設定ですし、出だしもガッチリ面白い。完璧です。



サクラ大戦奏組 島田ちえ(原作:チームかなで)

 最終回。悪のイケメンたちの野望を防げず落ち込む音子ですが、奏組のイケメンたちに慰められて「これからも帝都の平和のために頑張るぞ」と誓っておしまい。


 …、2011年12月にスタートした連載ですが、何にも盛り上がらないまま完結。やはりこの手の連載はもっとオタクネタに強い、腐女子系漫画雑誌に扱ってもらったほうが良かったのかも。少なくともこの連載はガッカリの一言でしたよ…
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