感想:アニメ(新番組)「PSYCHO-PASS サイコパス」第1話「犯罪係数」


 アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」公式サイト
http://psycho-pass.com/

■概要

 原作無しのオリジナル作品。「ノイタミナ」2012年10月クール作品。ジャンルはSF警察モノ。脚本は“あの”虚淵玄氏と、“あの”深見真氏。キャラクター原案は週刊少年ジャンプの漫画「家庭教師ヒットマンREBORN!」を描いている天野明氏。


■キャスト
狡噛慎也(こうがみ・しんや) 関智一
常守朱(つねもり・あかね) 花澤香菜
宜野座伸元(ぎのざ・のぶちか) 野島健児
征陸智己(まさおか・ともみ) 有本欽隆
縢秀星(かがり・しゅうせい) 石田彰
六合塚弥生(くにづか・やよい) 伊藤静
唐之杜志恩(からのもり・しおん) 沢城みゆき
槙島聖護(まきしま・せいご) 櫻井孝宏

第1話 『#01 犯罪係数』


■あらすじ

 未来。人間の精神が機械で測定可能となり、通称「サイコパス」という数値で表示できる時代。人間は定期的にサイコパスの検査を受け、「犯罪係数」という値が一定値を超えると、潜在的犯罪者として処分されるようになっていた。しかし犯罪係数が一定値を超えた者であっても、例外的に「執行官」という警察の役職に就けば「犯罪者に犯罪者を対処させる」という名目である程度の自由が許される。

 新人刑事「常守朱」は、執行官を統括する「監視官」として刑事課に配属されるが、いきなり拉致監禁事件の現場に投入される。朱は執行官「狡噛慎也」「征陸智己」と共に現場に向かい、狡噛は首尾よく犯人を射殺するが、人質の女性も動揺したために犯罪係数が一定値を越えてしまう。狡噛は女性も撃とうとするが、朱はそれを止めようとして狡噛をパラライザーで撃ってしまう。


■感想

 脚本は「暴力描写ならオレたちに任せとけ」的な作風でお馴染みの、虚淵玄深見真という事で、もう目を背けたくなるようなダーク&バイオレンス&鬱な作品になるのかと思っていたら、あれ、結構冷静に見れる内容じゃないですか…、ちょっと安心した。

 しかし脚本家たちの本性から考えても、ノイタミナブランドという事を考慮しても、今後ろくでもない展開になる可能性は捨てきれ無い訳で、安心して見る事は出来ない…、でもまあもう少し視聴してみようかとは思いました。