アニメ「WHITE ALBUM(ホワイトアルバム)2」の感想です。
（※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください）
■WHITE ALBUM2 TVアニメ
http://whitealbum2.jp/■原作ゲーム(18禁)サイト
http://leaf.aquaplus.jp/product/wa2ic/index.html
BS11での視聴です。
■概要
同名のエッチな18禁ゲーム（原作：リーフ／2010年）のアニメ化作品。ジャンルは学園恋愛物。シリーズ構成・脚本は原作ゲームのシナリオを書いた有名エＸゲーライターの丸戸史明氏。
■キャスト
北原春希：水島大宙
小木曽雪菜（おぎそ・せつな）：米澤円
冬馬かずさ：生天目仁美
（他のキャストは後述）
第１話 『＃１ WHITE ALBUM』
■あらすじ
高校三年生の「北原春希」は、成績は学年トップで、一ヵ月後に迫った学園祭でも実行委員たちの手助けといいながら事実上委員長的な立場で仕事をこなしている。春希は学園祭では軽音楽同好会でギターを演奏するはずだったが、同好会は学園祭を目の前にして、メンバーの恋愛沙汰のいざこざで内部崩壊してしまい、春希は目標を失ってしまう。
直後、春希は実行委員たちに呼び出されトラブルの処理を頼まれる。学園祭の目玉のミスコンで二年連続優勝し、今年も大本命の「小木曽雪菜」が今年は参加を辞退したいと言ってきたのだった。委員たちはミスコンが盛り上がらないと必死に引きとめようとするが、春希は本人の意思が優先と辞退を了承する。
ある日、春希は音楽科の誰かがピアノで弾く往年の名曲「WHITE ALBUM」に合わせて、女性が歌っているのを耳にする。春希が慌てて歌い手のいる屋上に向かうと、そこにいたのは小木曽雪菜だった。
■感想
原作ゲーム未プレイ。情報ゼロで視聴。
おお、今期初めて「これは！」と思える作品に出会った気がします。
この作品、原作は18禁ゲームなので、そこからして期待ラインは低めでしたし、リーフ作品に限っても名作「トゥハート」クラスですらアニメは「そこそこ」評価だったので、本作品もさして期待していなかったわけですが…、
シナリオがしっかり作られていて、今のところ「いかにも18禁ゲーム」とか「もうその手の展開や台詞は飽き飽き」といったネガティブな印象がありません。「学年一の優等生で美形」と「学園一の美人」の恋愛ドラマという点でちょっと出来すぎみたいな感じはありますが、それほど気になるものでもありません。手堅く作りこまれており、私が恋愛物アニメの大傑作と評価する「true tears」級作品になるのではないか、と期待させるものがあります。
本作品は今までほぼノーマークでしたが、一転今期の注目作品に躍り出ました。今後も目が離せないという感じですね。
☆おまけ
本作は基本的に「WHITE ALBUM」（１作目）とは無関係ですが、「あの作品と同一世界で10年後」という設定の模様です。森川由綺が云々と言っていましたし。名曲「WHITE ALBUM」を久々に聞けて懐かしかったなぁ。
★キャスト情報の続き
飯塚武也 寺島拓篤
水沢依緒 中上育実
早坂親志 杉山紀彰
小木曽孝宏 梶裕貴
冬馬曜子 夏樹リオ
