雑談:引用:「地方オタクの歳の取り方と、首都圏の人脈について シロクマの屑籠」

●地方オタクの歳の取り方と、首都圏の人脈について - シロクマの屑籠
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20131114/p1

>もともと、地方ではオタクよりもヤンキー寄りのサブカルチャーが優勢で、年配者はオタク趣味に不慣れで不寛容だ*1。そういう生活環境のなかで、十代の頃に親しかった仲間がだんだんアニメやゲームに興味を失っていき、孤立していくか、それともオタクとヤンキーのハイブリッドのような生活を受け入れていくかを選択させられるのだから、オタクとしての濃度を保ちながら歳を取っていくのはいかにも困難にみえる。

 この部分だけで、都会のオタク(またはこの書き手だけかもしれませんが)との意識の差を痛いほどに感じてしまいます。

 以下は私の私見でありまして、元ネタの書き手同様一般論ではないと思いますが、地方の一オタクとして記しておきたいなと思いまして、キーを叩いている次第です。あ、私、一応アキバや大阪日本橋に行ける地域にも数年住んでいましたので、「首都圏」のオタ界隈の様子もそれなりに知っているつもりです。


 以下、ちょっと荒い文章なので空きを入れます。不快な文章を読みたくない場合はご注意ください。


○#1

>もともと、地方ではオタクよりもヤンキー寄りのサブカルチャーが優勢で、

 ハァ? 私は地方都市も転々とした経験が有るのですが、どうしてこんなことが言えるのか知りたい(少なくとも私が住んでいた地域においてこんな傾向は皆無でした)。

 まあ東京辺りから出たことがないと、古代ローマ人みたいに「ローマに住んでいる俺たちだけは文明人。それ以外の地域の住人はみんな野蛮人」とかの差別意識に陥るのかもしれません。その結果「オタクライフとヤンキーライフのの二択しかない」みたいな噴飯物の頭の中身になっても仕方ないのかしら。もしかして、東京以外ではモヒカンの革ジャン男が斧を振り回して闊歩しているとか思ってないか?


○#2

>首都圏のオタク
>コンテンツも豊富で、常にシーンの最前線を肌で感じることができる。仲間を見つけやすく、オフ会への出席も容易。半径100km内に、年少〜年長まで様々なオタクが存在するので、オタクとして歳を取っていくためのロールモデルも比較的豊富。コンテンツそのものも、コンテンツを介した繋がりも、コンテンツを超えたオタク仲間との交友も、かなり続けやすい。

 うん、この時点で「オタク」という言葉への意識の差が浮き彫りに…、私からすると「毎週アニメ番組を15本見ていて、未だに少年ジャンプを読んでいて、タカオ萌え〜とか言っている人」はもう十分なオタクな訳ですが、というかそれは私なのですが、この人の線引きでは「シーンの最前線を感じてオフ会参加etc」とかの条件を満たさないとオタクでは無く、地方ではそれをクリアできないから地方ではオタクは生き残れないのか。参った、じゃあ、俺は全然オタクじゃなくて一般人だわ。良かった。いじめられなくて済むわ。


 この手のオタクと地方を論じたもので、かつネットで話題になったもので、腑に落ちるものが未だにない。あるのは地方へのあからさまな見下し論ばっかり。そろそろ誰か「おおこれこれ、こういうのが読みたかった」みたいなのを書いてくれないものかしら。



☆ついで

 一番頭に

>以下に書き散らす内容は、私自身が実際に観てきたものと、他の地方在住オタクな人達から聞いた話をもとにした、ひとつの推測とあらかじめ断っておく。

 と有りますが、多分その知り合いとやらは2〜3人くらいなんでしょ? サンプルが少なすぎて、推測はまるっきり的外れだと思いますよ。こういうことを語りたかったら1000人ぐらいサンプルを集めてからの方が良いんでは? まあ本人が推測だといっている話に目くじらを立てるのもどうかと思いますけど、こうも関東平野から出たことがないような人がしたり顔で語る偏見丸出しの意見(地方=ヤンキーと必ず持ち出す差別意識)にはつくづくX吐が出そうなんで。



☆さらについで

 やっぱり東京に住んでいると「オタクと名乗れるラインはこれくらいだな、一つ、テレビ東京を視聴できる、ひとつ、コミケには必ずサークル参加する、ひとつ、…」とかラインがどんどん上がっていって、「地方の連中はこのレベルを満たせるわけないよなぁ、ペッ、クズ共が、Xねよ!」とかいう気持ちが盛り上がって、地方差別論を書きたくなるんでしょうかねぇ。