発売日:2013年8月2日(毎月2日発売)
2012年夏にワニマガジンに編集と漫画家がごっそり移籍して、クソ雑誌に成り果てた挙句に、今年4月で休刊した「コミックメガストア」。しかし死んだままでは無く、姉妹紙の「メガストアH」と融合し、リニューアルと銘打って雑誌名を「α」として再スタートを切っていました。まあ、相変わらず中身はアレですが、少なくともコミメガ休刊直前よりはマシです。何より「ゲノム」の連載が再開してますよ!
---------------------------------------
表紙イラスト[西E田]
カラー8ページ。幼なじみの美人のロシア娘が寝起きにいきなり紐水着で現われて、好き好き大好きとか言われてそのままエッチしちゃう話。
特にエロくは無いのですが女の子がめっさ可愛いです。
『牢の鳥』 荒井啓
流行っていない喫茶店で食い逃げ少女が捕まります。マスターはお金が無いならいいよと見逃そうとしますが、娘さんはそれでは気持ちが納まりません私を雇って使ってください、と言います。
いつもの「鉛筆画」風の絵の人の作品で、相変わらずエロ度は超低め。基本的にストーリー路線の人。こんなエロ漫画誌からは早く卒業して青年誌(モーニングとかアフタヌーンとか)に描いて欲しいと願います。
『デキちゃっティーチャー』 夢乃狸
女の先生が生徒を呼び出して「君の子供が出来ちゃったんだけど」とお知らせします。動揺した生徒くんは、「あのときの事を思い出した」とか言って興奮し始め…
まあ、絵もエロ度もそこそこというところ。
『せ〜かんHまっさ〜じ』 レリ
学校でモテモテの巨乳清楚系ヒロインに、友人が「肩がこるなら親戚の店のエステでも行ったら」とチケットを渡します。しかしそれは実はエロ系マッサージのコースのチケットなのでした。
ということで何も知らないヒロインさんはエロイマッサージを受けて、最後にアレしてしまうのですが、相手のマッサージ師さんがハンサムで優しい人なので、恋人になってめでたしめでたし…、ということでエロ漫画としてはイマイチ使えませんが、とりあえず絵はかわいい。少年漫画でも描いていたほうがイイ感じ。
『水泳部カプリッチオ』 ジョン湿地王
4話。前作はコミメガ2012年7月号掲載。今回は後輩の水着を買うのに付き合っているうちに、なんだかんだでポニーテールの強気少女と更衣室でエッチします。
もうこれ、エッチだとかどうだとか言う前に「この連載(?)ペースでよく投げ出さずに続けるなぁ」と感心します。
『Sexy School Infirmary』 皿成高味
主人公君は高校の保健の先生(昔からの知り合い)が男子生徒相手にエロイ事をしているシーンを目撃して大ショック。そして様子を探ろうと、仮病で保健室にもぐりこみますが、先生/お姉ちゃんにはお見通しなのでした。
ザ・エロマンガとでも言うべき内容。105センチJカップの「そんな乳有りえるかぁ」というボディで、なおかつエッチに理解のあるお姉さんに、タイツをびりびり破って襲い掛かったりと好き勝手をします。まあありがちですが、エロ漫画はこれくらいしてほしいものだ。
『イタカノ』 アスヒロ
オンラインゲームで知り合った女の子とエッチする約束をしてリアルで会ってみたら「同じ歳」のはずがどうみても30代でした…
で「この痛ババァがぁ…、でも可愛いから許す」みたいな感じで純愛エッチに。でも実際は高校生くらいが来ると思ってアラサーが来たらパニックだと思う…
『うん、やっぱり家風呂しかっ!!』 うおなてれぴん
市民プールが休みだったので、家のお風呂に水着で入ることにしましたが、何故か姉用にヒモ水着が用意されていて…
…、この連載まだあったのか。なんか今回はちょっとやらしい空気。
『ゲノム』 古賀亮一
最近空き巣が多いので、パクマンはエルエルに「ヨトウムシ」スーツを着せて見回りです。
この連載が復活してくれただけでもリニューアルした意味が有ったというものだ。
---------------------------------------
まあ「読むもの無しのクソ雑誌」から、「5点満点の2点」くらいにまでは持ち直している模様。