感想:ウォーゲーム雑誌「コマンドマガジン Vol.115 (2014年3-4月号)」(2014年2月20日発売)


 発売日:2014年2月20日(偶数月20日発売)

シミュレーションゲーム (ウォーゲーム) 専門誌 コマンドマガジンWEBサイト
http://commandmagazine.jp/

■今号のページ
http://commandmagazine.jp/com/115/index.html

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■付録ゲーム

>マーケット・ガーデン作戦
>OPERATION MARKET-GARDEN: DESCENT INTO HELL (フランク・チャドウィック(GameDesigner's Workshop))


>付録ゲーム『マーケット・ガーデン作戦』は、この空挺作戦をダブル・ブラインド・システムで再現。接敵するまで敵の位置が分からないため、奇襲攻撃とその後の混乱の雰囲気がよく表されています。


 ……、GDWのチャドウィック先生のゲームじゃん。

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■雑誌内容

□特集:マーケット・ガーデン作戦 OPERATION MARKET-GARDEN: DESCENT INTO HELL

 興味ゼロ。



>●2時間で終わる(はずの)太平洋戦争キャンペーン・ゲーム『太平洋戦史』


 「これ」の紹介。
 ↓

●コマンドマガジン他出版予定(予定だよ!) : ソークオフだよ人生は
http://lforn.exblog.jp/20238151
>3月発売予定(コマンドベーシック第2号)
>太平洋戦史(オリジナル)
重巡以上1隻=ユニット1個のスケールで、1941年から44年前半までの太平洋戦争を再現する手軽なキャンペーン・ゲーム。カード・ドリブンではありませんが、その使い方で展開が大きく変わるゲーム・システムを採用し、初心者からベテランまで楽しめる内容に仕上がっています。慣れれば2時間前後でプレイできるのも魅力。

 「『艦これ』で太平洋戦争に興味を持った人が遊べるゲーム」というコンセプトで作られたとの事です。私は「提督」(艦これプレイヤー)じゃないから断言は出来ないのですが、「艦これ→太平洋戦争キャンペーン」というのは、いささか無理が無いかと……


 太平洋戦争戦略級、というのは、史実=「真珠湾攻撃を幕開けとして南方へ進出し、その後押し返されて最終的にメタメタに負け」を一通り知っていて、はじめて興味が出てくる話だと思うのですけどねぇ。で、「オレなら史実よりもっと上手くやれる、手足のごとく艦隊を動かしてアメリカを叩きのめしてみせるぜ」みたいな気持ちで挑むような。


 艦これプレイヤーにアプローチするなら、戦略・作戦級より「ワールドタンクバトルズ」的な、とにかく軍艦がボカボカ打ち合うぜ、みたいなお手軽ゲームの方が良いと思うけどなぁ。


 または、さらに割り切って、カードゲームの「ネイバル・ウォー」みたいなゲームを出すとか、と思いついて、ネイパル・ウォーについて調べなおしたのですが、

●Nagoya EJF Game ネイバル・ウォー
http://ejf.cside.ne.jp/review/navalwar.html

>「ネイバル・ウォー」は、海戦をお手軽に再現したカードゲームです。

>その他砲弾による攻撃以外にも、駆逐艦や潜水艦、さらには空母の航空爆撃などによって相手の艦隊に対して損害を与えたり、機雷を張っておき相手の攻撃を抑制することも出来ます。

>出てくる艦船はどれも実際に存在した艦船ばかり


 ……、完璧だ。すぐさまネイバル・ウォー艦これ風を出したら、こりゃ当るんじゃないか?
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