感想:アニメ「棺姫のチャイカ」第10話「天征く要塞」


 アニメ「棺姫(ひつぎ)のチャイカ」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■アニメ『棺姫のチャイカ』公式サイト
http://chaika-anime.jp/

富士見書房 | 棺姫のチャイカ
http://www.fujimishobo.co.jp/sp/201012hitugime/

 BS11での視聴です。

第10話 天征く要塞


■あらすじ

 トールたちは、遺体を求めてガヴァーニ公爵領にやってくるが、街は不穏な空気に包まれていた。最近公爵は強制的に街から若い娘をかき集めて連れ去っており、娘たちは一人も戻ってこないという。しかも公爵は戦時中に領内に墜落した「航天要塞ソアラ」を勝手に私物化し、その中に引きこもっていた。トールたちが要塞に忍び込むが、同じ頃ジレット隊のズィータとヴィヴィも同じように内部で偵察を行っていた。やがて議会(?)は公爵を処罰するため、航天要塞を含む大軍を公爵領に出撃させる。

 トールたちは兵士たちに発見され、アカリは捕まって首謀者の前に引き出される。今要塞を仕切っているのは公爵の息子リカルドと魔術師グラートで、公爵たちはリカルドに既に殺されていた。彼らはある目標を追求するため手を組んでいるらしい。アカリは魔術でグラートの操り人形にされてしまう。やがてトールをアカリが襲撃、その隙にレイラという娘がチャイカを連れ去ってしまう。


■感想

 原作の5巻の話。このアニメ(というか原作)は基本的に薄味なのが特徴なのですが、今回はやたら濃いのでビックリ。毎回これくらいやってくれればいいのにと思う。あと、クライマックスだから、リカルド:緒方恵美、グラート:東地宏樹、と大物を起用していてこちらもビックリ。


★蛇足

 航天要塞を見て、「うほぉ、『バルディオクの城』だぁ」とか思った……


★蛇足2

 『航天要塞アーロック』なんちて。(参考:http://www.amazon.co.jp/dp/4390112333)