感想:アニメ「棺姫のチャイカ」第12話(最終回)「遺されしもの 」


 アニメ「棺姫(ひつぎ)のチャイカ」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■アニメ『棺姫のチャイカ』公式サイト
http://chaika-anime.jp/

富士見書房 | 棺姫のチャイカ
http://www.fujimishobo.co.jp/sp/201012hitugime/

 BS11での視聴です。

第12話(最終回)遺されしもの


■あらすじ

 首都からやってきた航天要塞ストラトスは、ソアラに向かって攻撃を開始し、流れ弾に当たって地上にいたジレットたちはみな吹きとばされてしまった。ソアラ内では、トール・チャイカ・正気に戻ったアカリとズィータとヴィヴィ、が皆上部の司令室を目指していた。そしてリカルドはトールに、グラートはアカリに、それぞれ殺された。ソアラストラトスの体当たりで湖に沈没し、トールたちは遺体を持ってソアラからなんとか脱出したが、レイラは要塞と運命を共にした。チャイカは自分が道具である事を知りつつもなお遺体集めを続けるという。一方ヴィヴィはジレットが死んだことを知る。(第二期に続く)。


■感想

 榊一郎氏の作風なのか、とにかく軽い。「よーし、首都に攻め込んで戦争を起こすぞ!」とか野望に燃えていた連中が、要塞は出発地点から一歩も進めずにそのまま墜落、殺人鬼はナイフ一発で死亡、魔術師はハンマー一発で魔法を使う見せ場も無しに死亡、と、恐ろしいくらいに呆気なくそれぞれ退場してしまい、あまりの簡単解決ぶりにビックリしましたわ。まあ主人公たちの身の丈にあった冒険ぶりなのかもしれませんが……、空飛ぶ要塞とか出しておいてオチがこれかぁ。


 第二期が10月からスタートなので、総括は第二期終了後ということで、三ヶ月のお別れですね。