あらすじ(ネタバレ):小説「オリンプ絶体絶命!」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 476巻)(2014年7月10日(木)発売)

オリンプ絶体絶命!  (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-476 宇宙英雄ローダン・シリーズ 476)

 小説「オリンプ絶体絶命!」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 476巻)のあらすじです。
(※以下、今回の話の内容のネタバレですのでご注意ください)

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オリンプ絶体絶命! (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-476 宇宙英雄ローダン・シリーズ 476) 文庫
H・G・エーヴェルス (著), ウィリアム・フォルツ (著), 工藤 稜 (イラスト), 嶋田洋一 (翻訳)
文庫: 256ページ
出版社: 早川書房 (2014/7/10)
発売日: 2014/7/10

宇宙英雄ローダン・シリーズ476〉惑星オリンプ占領を企てるオービターに対して皇帝アーガイリスは妨害工作を開始した!


オービター艦隊はガルベシュ軍団制圧の目的で、銀河系の物流の中心である惑星オリンプを占領しようとしていた。オリンプの皇帝アンソン・アーガイリスはこれに抵抗し、姿をかくしたまま、あの手この手でオービターを妨害しはじめる。オービター艦隊司令官ザルチャーは、オリンプに着陸して部隊を総動員し、見えない敵を徹底的に捜索することにした。この騒ぎに乗じ、拘束されていたフィリバスター七名は脱走を企てるが!?


◆951話 オリンプ絶体絶命!(H・G・エーヴェルス)(訳者:嶋田洋一)

 ホトレノル=タアクは、オリンプに到着するなりオービターの捕虜となるが、ガルベシュ軍団への抵抗組織の一員だと名乗り、オービターの賓客として迎えられた。フィリバスター七人はオリンプで脱走し、皇帝アーガイリスと遭遇した。オービターはオリンプでの抵抗運動に業を煮やし、二日以内に投降しなければ首都トレード・シティを破壊すると通告した。アーガイリスは七人に自分たちはガルベシュ人では無いというメッセージを託して、オービターの元に戻らせる。(時期:不明。3587年6月〜7月頃?)


◇952話 リング世界の洞窟(ウィリアム・フォルツ)(訳者:嶋田洋一)

 LFTはガルベシュ軍団の手がかりとなるキーワード「ハープーンのアルマダン」「裂けた恒星をめぐる惑星」について情報を求めていた。ある異端の学者は、伝説を元にその惑星が未踏惑星『スクウルドゥス・ブルーン』だと突き止めた。学者たちは惑星の原始的住民『ブルーナー』の住居で太古の記録装置を発見するが、その中には、遥かな過去、「深淵の騎士 ハープーンのアルマダン」が、騎士の従者(オービター)のブルーナーと共にガルベシュ軍団を撃退した事が記録されていた。アルマダンはさらに軍団の再侵攻に備え、銀河系中枢に軍団の出現を検知すると、軍団員をコピーして生産し、大艦隊を持って撃退するための一連の施設を用意した後、銀河系を去った。学者たちは銀河系で頻発している「宇宙震」が、軍団の出現信号と誤解されたことを悟り、残されていたガルベシュ人の骸骨を携えてテラへと向かった。(時期:3587年7月5日〜)

初出キーワード「セト=アポフィス」(P213)