感想:アニメ「キャプテン・アース」第21話「キャプテンの条件」


 アニメ「キャプテン・アース」(全25話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「キャプテン・アース」公式サイト
http://captain-earth.net/

 BS11での視聴です。

第21話 キャプテンの条件


■あらすじ

 ハナは広末に誘拐され、さらに広末は天海道各所に爆弾を仕掛けていたため、ツバキたちはうかつに手が出せない。その混乱に乗じてアイは無数のデブリを天海道に向けて引き寄せ、迎撃に出たネビュラエンジンもそのあまりの数に防ぎきれず大破してしまう。ダイチはアースエンジンで出撃すると、天海道を救うためテッペイを犠牲にすることを決意し、新兵器「ブーステッド・プラズマグナム」でデブリを吹き飛ばした。テッペイは(キルトガングの能力的なもので)砲撃を逃れて生き延びていた。アイはマシングッドフェローで天海道から逃走した。広末はダイチが友人を犠牲にする覚悟を持っていたことを知り、ハナを解放すると、ダイチに地球を救ってくれと頼む。


■感想

 悪党広末と和解する話ということで、良い話のハズですが、展開の遅さへの苛立ちの前にどうも評価する気になれない。残り四回しかないのに、キルトガングたちの地球侵略も、逆に相手への攻撃も全く進んでいないのはどういう了見なのか。次回もまだグローブの内輪もめ話の模様だし、遊星歯車装置七人は最終話でまとめて吹き飛ばされておしまい程度の扱いであろうか、そうでなくても今後四回でアマラ・モコ以外のキャラの深みをどれだけ出せるというのか、七人衆をあれほど時間をかけて集めたのはなんだったのか。ストーリー構成担当の人は「序盤・中盤・終盤」という概念は有るのか。

 と愚痴がとめどなく漏れてきます。キャラデザ良し、メカデザ良し、声優豪華、シナリオトホホじゃもったいなさすぎる。