感想：小説「監視要塞スカラベ」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 487巻）(2014年12月19日(金)発売)

　小説「監視要塞スカラベ」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 487巻）の感想です。
（※以下、今回の話の内容について触れています。ご注意ください）

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■データ（公式）
http://www.amazon.co.jp/dp/415011983X
監視要塞スカラベ (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-487 宇宙英雄ローダン・シリーズ 487) 文庫 2014/12/19
Ｈ・Ｇ・フランシス (著), 工藤稜 (イラスト), 嶋田洋一 (翻訳)
文庫: 256ページ
出版社: 早川書房 (2014/12/19)
言語: 日本語
ISBN-10: 415011983X
ISBN-13: 978-4150119836
発売日： 2014/12/19

＞不信任動議の採決をまえにして、ＬＦＴ首席テラナーのティフラーは打開策を模索する！

＞オービターが要求する銀河系撤退の期限せまるテラでは、株価の大暴落や犯罪の激増によって人心が荒廃していた。全人類を退去させる充分な輸送力もない。ジュリアン・ティフラーは不眠不休でことにあたるが打つ手はなく、不信任動議によりＬＦＴ首席テラナーの座を追われそうになっていた。そんなティフラーに打開策を提案しようと、謎の天才ジェン・サリクは面会を申しこむのだが、スタッフに門前ばらいされてしまった！

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■宇宙英雄ローダン・シリーズ[487]巻

　日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン･シリーズ」の一冊です。

発売日　＝ 2014年12月19日(金)
サイクル＝第15サイクル「宇宙の城」

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◇９７３話　不思議な天才（Ｈ・Ｇ・フランシス）（訳者：嶋田洋一）

　太陽系を包囲したオービターは、テラナーに三週間以内の銀河系からの退去を要求し！？

−＞

　民間からアイデアを募るはいいとして、それをいちいち国家主席のティフラーが対応する必要ないでしょ、と突っ込みたくなった。下っ端が聞き取りして使えそうなのだけ上に上げればいいし、もっと良い案として専用ダイアルに届く内容をネーサンが仕分けすればよさそうだし。一々面会なんかしているから時間が無くなるのでは……

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◆９７４話　監視要塞スカラベ（Ｈ・Ｇ・フランシス）（訳者：嶋田洋一）

　ティフラーはオービターに善と悪のガルベシュ人の対立について説明するが！？

−＞

　オービターもこの程度の計略に引っかかるとは結構ちょろい。まあ自動ロボットみたいなものだからなのでしょうけど。

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　テラナーが計略で敵を引っ掛けるという懐かしいテイストのお話でした。まあ悪くは無し。

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★表紙絵

　メインは多分ジェン・サリク。背景は監視要塞スカラベ。

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★あとがきにかえて

　担当は「嶋田洋一」氏。全１ページ。最近通販で食材を購入していて、有名ブランドの肉の他に、ワニとかダチョウとかカンガルーとか食べてます、というお話。

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★予告

　次巻は488巻「ガルベシュの戦士」(マリアンネ・シドウ＆Ｈ・Ｇ・エーヴェルス)(2015年1月9日(金)発売予定)。