アニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」(全11話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてあります。ネタバレにご注意ください)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/12/11
- メディア: 文庫
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■関連サイト
TVアニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」
http://www.f-noitamina.com/
■作品概要
シリーズ累計発行部数390万部
理系ミステリィの名作が初のアニメ化!孤島の研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る
天才プログラマ・真賀田四季。
四季に一目会いたいと、研究所を訪れた
那古野大学准教授・犀川創平と学生・西之園萌絵は
そこである事件に遭遇する。
彼らが目にしたのは、
誰も出入りできないはずの四季の部屋から現れた、
ウエディングドレスを纏い両手両足を切断された死体だった―。
不可思議な密室殺人に犀川と萌絵が挑む。
小説「すべてがFになる」「四季」が原作のTVアニメ。
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■スタッフ
原作:森博嗣(講談社文庫 「すべてがFになる」「四季」)
監督:神戸守
シリーズ構成:大野敏哉
脚本:渡辺雄介、雨宮まみ
キャラクター原案:浅野いにお
キャラクターデザイン:奥田佳子
アニメーション制作:A-1 Pictures
第1話 『第1章 白い面会』
■あらすじ
大学の准教授「犀川創平」は、教え子の「西之園萌絵」が天才プログラマ「真賀田四季」とTV電話で面談した話を聞き驚く。真賀田四季は11歳で博士号を取った超天才だったが、15年前、14歳の時に両親を殺害し、心神喪失で無罪になったものの、その後行方知れずとなっていた。実は四季はとある孤島の研究室で幽閉状態で研究をしていた。萌絵は自分の人脈で四季に直接会うと言い出し、強引にゼミ旅行先を四季のいる島にしてしまう。
脚本:大野敏哉
■感想
原作は未読ですが、漫画版を10年ほど前に読んだことがあります。もっともオチ(すべてがFになる、の意味)以外は全て忘れてしまいましたが……
キャラクターデザインが思いっきり「今風アニメ」の流れを無視していて、そこはノイタミナらしい(正確には昔のノイタミナらしい)ところを見せてくれています。そう、こういう硬派さこそノイタミナ。ライトノベル原作とかそれ風のアニメはノイタミナ枠でやる意味はないし、やるべきでありません!(持論)。
木戸衣吹(以下木戸ちゃん)が参加すると聞いていたのですが、萌絵の声を聞きながら「このヒロイン、木戸ちゃん? こんな声だったっけ?」と首をひねっていたら、まさかの真賀田四季役の方でした……、え゛っ! 木戸ちゃんが29歳の大人の女性役? ウソだろー!? この間まで「ひゃん!」とか言っていたのに、どうしたの、木戸ちゃん? 新境地? しかしこのアニメが成功すれば「木戸ちゃん参加アニメ=ク●アニメ」伝説も打破されるかもしれません。頑張れ木戸ちゃん。
それと、萌絵が超絶美少女には見えないのですが、頭の中で補正するしかないのか……
結局、話がメチャクチャかったるかったので最初から最後まで倍速モードで見ましたが、それを除けば(ってそこが大問題なんですけど)、まあそこそこには良かったんじゃないですかね。