感想:アニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」第11話[最終回]:スタッフのやりたかったのはこういう事か


関連サイト→ TVアニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」
※放送 フジテレビ系。全11話。
【※以下ネタバレ】


前回の内容→ http://d.hatena.ne.jp/Perry-R/20151211/p1

第11話[最終回] 『第十一章 無色の週末』 (2015年12月17日(木)放送)

■あらすじ

 事件からしばらくたった後。犀川真賀田四季が訪ねてきて、二人は色々話し込む。四季は自首する前に話したかったといい、犀川と別れた後、黒服の男たちに連れて行かれる。しかし、犀川はその後、四季が警察に連れて行かれたと思った光景は、四季の仕組んだ芝居だったと気が付く。

脚本:大野敏哉


すべてがFになる (講談社文庫)

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■感想

 評価は×。


 ああ、うん、最終回でようやくスタッフが何をしたかったのか解ったよ。最後の「月の砂漠」(爆笑)を四季&ミチルがラクダに乗って旅するシーンを見て、これは推理系アニメではなくて、「犀川&萌絵の人間ドラマ」と「四季・新藤・ミチルのドラマ」なのだとようやく悟った。殺人事件の捜査とか謎解きとかは結局どうでも良かったんだね。


 だから謎解きは少しも進まないくせに、毎回犀川と萌絵のつまらない会話はてんこ盛りだったのだ。「安楽椅子探偵」シリーズの様な、視聴者に挑戦する系の推理ドラマだと思っていたのが大いなる勘違いだったわけだ。でも原作は推理小説だから、そんな風に勘違いしても不思議じゃないと思うのよ。


 まあ、ノイタミナだからなぁ。最後まで見れば報われると思っていたのが、そもそも間違いだった。


 やっぱり木戸ちゃんがヒロイン役のアニメはあきませんでした。



四季 春 (講談社文庫)

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四季 夏 (講談社文庫)

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四季 秋 (講談社文庫)

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四季 冬 (講談社文庫)

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