金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ https://kinro.ntv.co.jp/
放送 日本テレビ系。2025年8月29日(金)
【※以下ネタバレ】
生きろ…今こそかみしめたい
宮﨑駿監督 魂の超大作
構想16年、製作期間3年!
世界が驚愕、絶賛した圧倒的大傑作
原作、脚本、監督を宮﨑駿が手掛けた壮大な物語をノーカット放送。青年・アシタカは、たたり神の呪いを解こうと旅をする中で犬神に育てられた少女・サンと出会う。アシタカは、森にすむ神々と、森を切り崩して生きるエボシ率いる人々との戦いに巻き込まれていくが、その背後では、人間の大きな欲望がうごめいていた…。弱き人々を守るために環境破壊に手を染めるエボシと、神々を守るために戦うサン。人間と自然が共に生きることはできないのかという問題に直面したアシタカとサンが、最後にたどり着いた「答え」とは?格差社会や人間の愚かさ、「生きる」ことの難しさと美しさを描き出す一大叙事詩!
あらすじ
少年アシタカは故郷の村を襲撃してきた巨大なイノシシの「タタリ神」を倒すが、その際に右腕に呪いを受けてしまう。アシタカは村の巫女から、呪いでいずれ死に至ること、タタリ神が来た西の国に呪いを解く方法があるかもしれない、との託宣を受け、村を旅立った。
やがてアシタカはジコ坊という男と出会い、遥か西に獣が太古のまま暮らす「シシ神の森」があると聞き、西へ向かった。アシタカは川の上流から流れてきた男二人を助け、彼らが暮らす村へとたどり着く。そこは製鉄を生業とする村でエボシという女傑が率いていた。エボシはアシタカを村人を助けてくれた礼に歓待する。
アシタカは村人が製鉄のためシシ神の森の開発を進めており、森に暮らす獣と敵対している事を知る。アシタカの村を襲ったタタリ神は元はシシ神の森に暮らしており、エボシたちに弾を打ち込まれ、それが原因でタタリ神と化したのだった。そして、森には獣たちの味方をする少女「もののけ姫」がいた。
その夜。もののけ姫(本名はサン)が村を単身襲撃し、エボシと対決するが、アシタカは二人の戦いを止める。そしてサンを失神させ村から連れ出そうとするが、村人に撃たれて重傷を負い、村から離れたところで昏倒する。サンはアシタカを「シシ神」の元へ連れて行き、シシ神はその力で瀕死のアシタカを治療した。
しかしアシタカはサンと共に行動する山犬・モロの君から、森にいても何もできることはないと言われ、立ち去るしかなくなる。一方、村にはシシ神の首を求めるジコ坊とその部下たちが集結していた。そしてエボシと村の男たち、ジコ坊と部下たち、はそろって森に向かった。
アシタカは村が製鉄所を手に入れようとする侍に包囲されている事を知り、エボシに伝えるために森へ戻った。しかしエボシは村の女たちで守り切れると言い、そのままシシ神の元へ向かった。そしてついにシシ神の首を切り落とすことに成功する。
ところが首を失ったシシ神は巨大な「デイダラボッチ」に姿を変え、その体は液体となって周囲を覆いつくし始めた。この液体は触れた人間を全て殺し、周囲を破壊しつくしていった。アシタカとサンは首を運んでいたジコ坊に追いついて首をシシ神に返し、シシ神は姿を消した。破壊された山々には緑が戻った。シシ神の力でアシタカの呪いは消えた。サンは森へと去っていった。終わり。
感想
評価は○(まあまあ)。
この四半世紀、「なんか説教臭そう」という偏見があって、他のジブリ映画とは違ってみる気が出なかったのですが、ちょっと気が変わってみてみたら意外とエンタメしていて、まぁまぁ楽しめました。二時間超の長丁場でしたが、見始めたらするっと視聴できました。
しかしこの28年間(風の谷のナウシカみたいに)「もののけ姫」が主人公だと思ってたよ……
https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20250829
2025.8.29 よる9時~11時49分放送
もののけ姫
1997年制作 日本映画 字幕 解説放送 55分拡大 ノーカット放送
死の呪いをかけられた青年と犬神に育てられた少女
やがて2人は、おおいなる運命の渦に飲みこまれていく…
北の果てに住むエミシ一族の青年・アシタカ(松田洋治)は、“タタリ神”に姿を変えたイノシシから村を守るためにタタリ神に矢を放ち、死の呪いを受けてしまう。村の巫女・ヒイさま(森光子)は、西に呪いを絶つ方法があると預言。旅に出たアシタカは、道中で出会った謎の男・ジコ坊(小林薫)から精錬所“タタラ場”とすべての生命を司る“シシ神の森”について話を聞く。タタリ神となったイノシシの体から出てきた鉄の玉がタタラ場で作られたものと考えたアシタカは、タタラ場を目指して西へ急ぐことに。
そんな中、犬神に襲われ川岸に倒れていた甲六(西村まさ彦)を救出したアシタカは、犬神に育てられた少女・サン(石田ゆり子)と出会う。人間を嫌う彼女から森を去るよう告げられ、甲六を連れて彼が働くタタラ場へと向かうことに。タタラ場を率いるエボシ御前(田中裕子)はアシタカを歓迎。彼女は、女性や病人など世間から蔑まれていた人間が生きていくために独自のコミュニティを築いていた。その目的を果たすために森を切り倒したことから、サンと彼女を育てた犬神・モロの君(美輪明宏)の怒りをかっていた。その夜も、エボシへの復讐心に燃えたサンがタタラ場を襲撃。2人の戦いを止めようとしたアシタカは、暴発した石火矢の銃弾を受けるが、傷ついたサンをなんとかシシ神の森へ送り届けようとする…。だがその後、力尽きて意識を失ってしまう…。
キャスト/スタッフ
声の出演
<アシタカ> 松田洋治
<サン> 石田ゆり子
<エボシ御前> 田中裕子
<ジコ坊> 小林薫
<甲六> 西村まさ彦
<ゴンザ> 上條恒彦
<トキ> 島本須美
<山犬> 渡辺哲
<タタリ神> 佐藤允
<牛飼い> 名古屋章
<モロの君> 美輪明宏
<ヒイさま> 森光子
<乙事主> 森繁久彌
スタッフ
<原作・脚本・監督> 宮﨑駿
<プロデューサー> 鈴木敏夫
<音楽> 久石譲(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
<主題歌> 「もののけ姫」
作詞:宮﨑駿
作曲:久石譲
編曲:久石譲
唄:米良美一
(徳間ジャパンコミュニケーションズ)