【映画】感想:映画「グレイテスト・ショーマン」(2017年:アメリカ)

グレイテスト・ショーマン [Blu-ray]

金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ https://kinro.ntv.co.jp/
放送 日本テレビ系。2025年3月28日(金)

【※以下ネタバレ】
 

個性あふれるメンバーが型破りなショーを作り出す!
地上で最も偉大なショーマンの半生を描く物語!


誰も見たことがないショーを求めて…
挑戦と失敗を繰り返す男の実話に基づく感動作


「地上で最も偉大なショーマン」と呼ばれた19世紀のアメリカに実在した興行師、P.T.バーナム。彼の半生をダイナミックな音楽に乗せて描いた大ヒット作を本編ノーカットで地上波初放送!愛する妻と子どもたちを幸せにするため奔走し、誰もがオンリーワンになれる場所をエンターテインメントの世界に作り出したバーナム。彼のお陰で、見た目で差別されてきた人々は輝きを取り戻すが、バーナムはそれだけでは満足できず、夢に向かって突き進んでいく!ショービジネスの裏側で繰り広げられる愛と夢、希望のドラマを彩るのは、「ラ・ラ・ランド」の音楽チームが生み出した胸踊るミュージカルナンバー!ヒュー・ジャックマンをはじめとするキャスト陣の歌声は必聴。挑戦と失敗を繰り返しながら夢と愛に生きた男の、実話に基づく物語!

 

あらすじ

 19世紀のアメリカ。テイラー・バーナムは貧しい暮らしから這い上がり、幼なじみで資産家の娘チャリティと結婚、二人の娘に恵まれた。ところが勤めていた貿易会社が倒産してしまい無職となってしまう。

 しかしバーナムは会社から持ち出した(沈没してしまった)船の登録証を担保に銀行から大金を借り、以前からの夢だった、世界の珍しいものを集めた「バーナム博物館」を開く。バーナムは自信満々だったが、客はさっぱり訪れず、バーナムは苦境に立たされる。

 バーナムは娘から「展示物が生きていないのでつまらない」と言われ、その言葉をヒントに、小人症の男や見上げるような大男、髭の濃い女、全身に刺青の男、等を集めショーをはじめ、これが大人気となる。新聞記事では叩かれ、偏見を持つものたちからの嫌がらせもあったものの、バーナムは大成功をおさめ資産家となる。しかしバーナム一家はニューヨークの上流社会から成り上がりと見下され蔑まれる。


 バーナムは、富裕層向けの興行を行いたいと、人気劇プロデューサーのフィリップ・カーライルをスカウトする。フィリップのコネでバーナム一座はイギリスのヴィクトリア女王に拝謁することができた。そしてパーティーでバーナムは欧州で大人気のオペラ歌手ジェニー・リンドと知り合い、彼女をアメリカで売り込みたいと提案する。

 ジェニーのアメリカツアーの初演は大好評で、バーナムはまっとうな興行主として認められる。しかしバーナムは上流階級を相手にすることに熱心となり、劇場のキャストたちを蔑ろにするようになっていった。そして自身はジェニーの全米ツアーに全力を注ぎ、劇場はフィリップに任せきりになる。

 ジェニーは逆境から這い上がった自分とバーナムを重ね好意を抱くが、バーナムは拒否する。怒ったジェニーはスキャンダルになるように公衆の面前でバーナムにキスする。バーナムは妻チャリティに言いわけするためニューヨークに戻るが、まさにその日、劇場に憎しみを抱いていた反対派が放火し劇場は焼け落ちた。さらにジェニーは全米ツアーを突然打ち切ってしまい、バーナムは莫大な借金を背負うことになった。その上チャリティはバーナムが借金の事を隠していたことに激怒し、娘たちを連れて実家に戻ってしまった。


 すべてを失ったバーナムの元に劇場のキャストたちが訪れ、再起を促した。バーナムはチャリティとの仲を修復し、またフィリップが自分の金を提供すると申し出た。バーナムは建物を借りるのではなく、空き地に巨大なテントで興行をやれば良いと閃き、改めて興行を再開させ見事に立ち直る。最後は全てをフィリップに任せて自分は家族と過ごすシーンで〆。

感想

 評価は○(そこそこ)。

 以前ミュージカル映画レ・ミゼラブル」(2012)で歌いまくっていたヒュー・ジャックマンがまたミュージカルに出演。まぁ、悪いとは言いませんけど、誰もがすぐに歌い出して話の腰を折る(ように感じる)のでいまいち乗り切れず。

 あとフリークスを集めて興行したのに「行き場のない者たちにチャンスを与えた」みたいなきれいごと感がなんかねぇという感じでした。

 悪くはないけど一度見れば十分な映画でしたね。
 
 

おまけ

 8年前の映画をようやく地上波初放送とは、地上波放送は貧乏でまともに映画の権利の買い付けもできなくなったんだね。「XX洋画劇場」がなくなった理由がわかる……
 
 

https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20250328
2025.3.28 よる9時~11時4分放送
グレイテスト・ショーマン
2017年制作 アメリカ映画 字幕 二か国語 本編ノーカット 地上波初放送 10分拡大


ストーリー
みんな違うからみんな輝ける
誰もがオンリーワンになれる場所を作り上げた男の物語


19世紀のアメリカ。仕立て屋の息子として生まれたバーナム(ヒュー・ジャックマン)は、幼い頃に父を亡くして以来、数々の苦労を重ねてきた。彼は幼なじみのチャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)と結婚し、彼女を幸せにするために奮闘。子供にも恵まれ、貧しいけれども幸せな生活を送っていたが、バーナムは妻と娘たちをもっと幸せにする方法を探り続けていた…。大きな成功を追い求める彼は、ある時、“オンリーワン”の個性を持つ人々を集めたショーの興行を思いつく。


彼のお陰で生きる場所を見出したレティ(キアラ・セトル)をはじめとするショーの出演者たちは、バーナムのために舞台上で全力を尽くし、興行は大当たり!過激とも言えるショーの内容に批判の声も挙がったが、世界中の人を楽しませたいと夢見る彼らは、イギリスへ渡る。そして若き相棒のフィリップ(ザック・エフロン)と共にヴィクトリア女王に謁見したバーナムは、揺るぎない地位を手に入れるが…。
ショーの出演者・アン(ゼンデイヤ)に惹かれていくフィリップ。一方、女王に謁見した場でオペラ歌手のジェニー(レベッカ・ファーガソン)と出会ったバーナムは、彼女の全米ツアーを成功させようと、フィリップにショーを任せてジェニーのツアーにすべてを捧げることに。借金を重ねながらも奮闘し続けるバーナムを仲間たちはとめようとするがバーナムは聞く耳を持たず…。



キャスト/スタッフ
出演
<P.T.バーナム> ヒュー・ジャックマン山路和弘
<フィリップ・カーライル> ザック・エフロン木村昴
<チャリティ・バーナム> ミシェル・ウィリアムズ中村千絵
<ジェニー・リンド> レベッカ・ファーガソン(北西純子)
<アン・ウィーラー> ゼンデイヤ(真壁かずみ)
<レティ・ルッツ> キアラ・セトル(日野由利加



スタッフ
<監督> マイケル・グレイシー
<脚本> ジェニー・ビックス、ビル・コンドン
<ストーリー> ジェニー・ビックス
<製作> ローレンス・マーク, p.g.a.、ピーター・チャーニン, p.g.a.、ジェンノ・トッピング, p.g.a
<製作総指揮> ジェームズ・マンゴールド、ドナルド・J・リー・ジュニア、トニア・デイヴィス
<音楽> ジョン・デブニー&ジョゼフ・トラパニーズ
<楽曲> ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール

 

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