感想:アニメ「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」第23話「境界面上のシュタインズゲート」(2015年版)


STEINS;GATE

STEINS;GATE

■TVアニメ『STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)』公式サイト
http://steinsgate.tv/index.html

放送 BS11

※前回のあらすじ→ 第22話「存在了解のメルト」

※今回とは別の展開の第23話のあらすじ→「境界面上のシュタインズゲート」2011年版
【※以下ネタバレ】


第23話 境界面上のシュタインズゲート

■あらすじ

 2010年8月21日17時半。倫太郎たちは、ラジ館の屋上で未来からやって来た鈴羽と出会っていた。鈴羽によれば、未来に起きる第三次世界大戦で57億人が死ぬため、それを回避するため未来の倫太郎自身とダルがタイムマシンを開発し鈴羽を送り込んだという。倫太郎は鈴羽から協力を求められるが、紅莉栖を犠牲にしてようやくたどり着いたこのβ世界線を改変する事を拒む。ところが鈴羽から、7月28日に死んだ紅莉栖を助け、他の世界から干渉されない世界線「シュタインズゲート」にたどり着く事が目的だと知らされ、協力することにした。


 鈴羽と倫太郎はタイムマシンで7月28日11時51分のラジ館にたどり着き、倫太郎は過去の自分(中鉢博士のタイムマシン講演を聞きにきていた)と出会わないように、紅莉栖が死んでいた現場で待ち伏せた。倫太郎はそこで、中鉢博士が紅莉栖の父親であることを知る。博士は紅莉栖が持参したタイムマシンに関する論文を読むと、それを奪い取り、邪魔な娘を娘を殺そうとする。倫太郎は止めに入ろうとして、誤って紅莉栖を刺してしまい、その間に博士は論文を持って逃げ出してしまった。倫太郎は紅莉栖を殺したショックで呆然自失状態のまま、8月21日に帰還する。鈴羽は再度過去に戻り歴史改変に挑もうとするが、まゆりは倫太郎の様子を見てそれを止めさせる。


 その後。倫太郎は白衣を脱いで、ごく普通の大学生となり、ラボにも近寄らなくなっていた。ところがその前に紅莉栖が現われる。ここから後は12/10発売の新作ゲーム「 『STEINS;GATE 0』 シュタインズ・ゲート ゼロ」でどうぞ。


■感想

 本来はここから再度時間修正にトライしてハッピーエンドの最終回(第24話)「終わりと始まりのプロローグ」へと続くのですが、新作ゲーム「 『STEINS;GATE 0』 シュタインズ・ゲート ゼロ」では、このバッドエンド状態から新ストーリーが展開するそうです。折角苦労してハッピーエンドにしたのに、わざとバッドに巻戻してからストーリーの延長戦を行なうって、なんかモヤモヤする展開ですな。シュタゲは「ゼロ年代最高のノベル」との評価すらあるのですが、新作がその栄誉を汚さないような作品だと良いですね。