●伝説のSFアニメーション 「キャプテンフューチャー」特別番組 | アニマックス
http://www.animax.co.jp/programs/NN10002001
米国のSF作家エドモンド・ハミルトンによるスペースオペラ小説の金字塔『キャプテンフューチャー』を原作に持つ、NHKとしては『未来少年コナン』に続くTVアニメーションシリーズ。
原作の魅力である個性豊かなキャラクターたち、センス・オブ・ワンダーなメカニックやストーリーを、当時のSF的未来観も取り込みながら魅力的なビジュアルと骨太のアクションで描いた本作は、いまなお国内外で高い評価を受けている。再放送の機会も少ない“幻の作品”、2016年9月待望のBlu-Rayによる初パッケージ化にともない、今回特別に発売直前に、第1話~第8話までを特別放送!「幻のスペースオペラ!キャプテンフューチャー」にご期待ください。
放送 アニマックス。2016年9月24日(土)深夜放送。
【※以下ネタバレ】
第2話 炎の海の牢獄 (「恐怖の宇宙帝王」より)
あらすじ
キャプテンフューチャーとサイモン教授は、宇宙帝王の不可思議な体は、原子の振動数を変えることによって実現していると推測する。物質を構成する原子は実は隙間だらけであり、宇宙帝王は振動数を変えることでその隙間を通り抜けているらしい。
オットーはメガラ星人に変身して情報収集に向かう一方、フューチャーはメガラ星の総督クエールに会いに出かけ、そこで総督以下のメガラ星の重要人物四人や、情報部員のジョーン・ランドール(増山江威子)と出会う。フューチャーがメガラ星に来ることは総督たち四人しか知らなかったはずであり、つまりこの中の誰かが宇宙帝王と繋がっているとしか考えられない。
フューチャーたちは「炎の海」の中にある刑務所を改造した「先祖返り病」専門の病院に向かった。ところがどこからか現われた宇宙帝王が病院を炎から守るスクリーンの発生装置を破壊してしまう。フューチャーたちは炎にまかれて危機に陥るが、なんとか装置を修理することが出来た。直後、オットーから宇宙帝王に関する手がかりを掴んだとの連絡が入る。続く。
感想
盲点というか、キャプテンフューチャーが謎を解く前に、声でもう総督たち四人の中の誰が宇宙帝王なのか視聴者にバレてます(笑)
冒頭、キャプテンとサイモン教授が宇宙帝王の体についてコンピューターで分析するのですが、その時画面に出てくる文字が「THE TERMINAL MAN」「STAR WARS」なのは笑いました。後者はもちろん超有名な映画のタイトルで、前者はマイケル・クライトンのSF小説の名前です。スターウォーズはともかくターミナル・マンを入れてくるとは、SF心のある関係者がいたのでしょうね。
今回オットーがメガラ星人に変装するのですが、これ変装とかいうレベル超えてますよ。身長から違うんですけど。もしかしてオットーって骨も無いのか?
宇宙帝王ですが、破壊工作の後立ち去る前に「キャプテンフューチャー、健闘を祈る」とか言い残すとか、セリフがなかかなしゃれていて感心しました。