競技惑星クールス (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-513 宇宙英雄ローダン・シリーズ 513)
- 作者: マリアンネ・シドウ,工藤稜,嶋田洋一
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: 文庫
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競技惑星クールス (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-513 宇宙英雄ローダン・シリーズ 513) その他 2016/1/22
マリアンネ・シドウ (著), 工藤 稜 (イラスト), 嶋田洋一 (翻訳)
マラガンらベッチデ人三名は、競技大会ルゴシアードの開催惑星クールスをめざしたが!?
クラン艦“マルサガン”に乗ったサーフォ・マラガン、ブレザー・ファドン、スカウティのベッチデ人三名は、クラン伝統武術の達人サイラムとその弟子ウィスキネンと知りあった。かれらは数年ごとに開かれるクランドホル公国主催の競技会、ルゴシアードに出場するため、惑星クールスをめざしているという。ルゴシアードとはいったいどのような競技会なのか。なにもわからないまま、三名もクールスへ向かうことになったが!?
発売日 = 2016年1月22日(金)
サイクル= 第16サイクル「宇宙ハンザ」
【※以下ネタバレ】
内容
◆1025話 競技惑星クールス(マリアンネ・シドウ)(訳者:嶋田洋一)
ベッチデ人三人は惑星『クールス』に運ばれ、公国主催の競技会『ルゴシアード』へ出場させられる事になり!?
誰も彼もマラガンたちに「ルゴシアード」の内容を隠すのですが、その行為に何の意味も無いというのが訳が分からない。あと、この話ではマラガンがやたらケンカっ早いチンピラみたいでキャラ設定が統一されてないっぽい。
◇1026話 有力候補(マリアンネ・シドウ)(訳者:嶋田洋一)
サーフォ・マラガンは仲間と共に兄弟団のアジトから脱出するが!?
初登場の公爵グーが、愚鈍キャラを演じつつ実は切れ者、という設定が面白い。しかし話自体は退屈。さらに武術の達人サイラムが重要なキャラとして活躍するのかと思ったら、あっさり脱落というオチに脱力してしまった。
前半・後半ともダラダラしすぎ。つまりいつものベッチデ人話クオリティ……
表紙絵
メインは手前が多分サーフォ・マラガン。次がスカウティ、その奥が多分ブレザー・ファドン。背景は多分クラン人のサイラムと、宇宙空間やら宇宙港の景色。
あとがきにかえて
担当は「嶋田洋一」氏。全4ページ。新潟のSFイベント「ガタコン」の話。
次巻予告
次巻は514巻「スーパーゲーム」(ウィリアム・フォルツ&クラーク・ダールトン)(2016年2月9日(火)発売予定)。