感想:アニメ(新番組)「フレームアームズ・ガール」第1話「轟雷/スティレットとバーゼラルド」

フィギュアJAPAN 『フレームアームズ・ガール』編 (フィギュアジャパン)

TVアニメ『FRAME ARMS GIRLフレームアームズ・ガール】』公式サイト http://www.fagirl.com/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

ある日の早朝、普通の女子高校生あおの元に届けられた謎の小包。開けるとそこにはフレームアームズ・ガールと呼ばれる完全自律型の小型ロボット『轟雷』が入っていた。


おもちゃだ! プラモデルだ!


しかし轟雷はただのフレームアームズ・ガールではなかった。通常の人工知能以上に高度な、人格を有する人工自我、AS(アーティフィシャル・セルフ)を搭載した最新型の試作機だったのだ。しかも轟雷を起動できたのは世界中であおたった一人。


バトルデータを収集し、感情を学んでいく「フレームアームズ・ガール・轟雷」。フレームアームズ・ガールの知識0(ゼロ)の「少女・あお」。


かくして、あおと轟雷、少女とフレームアームズ・ガールの奇妙で楽しい、きゃっきゃうふふな日常がスタートする!

 

第1話 轟雷/スティレットとバーゼラルド

 

あらすじ

・Aパート 轟雷

 一人暮らしの女子高生「源内あお」の元にある日荷物が届き、開けてみると中には「轟雷」と名乗る小型の女の子型ロボットが入っていた。轟雷は「フレームアームズ・ガール」というロボットの一種らしい。あおは父親が送ってきたのだと考えるが、轟雷の頼みで慣れない手つきでパーツを切り離して装着したりすることに。こうしてあおと轟雷の同居生活が始まった。



・Bパート スティレットとバーゼラルド

 あおの家にまたも荷物が二個届き、中からは新たなフレームアームズ・ガールスティレットとバーゼラルドが現れる。実はフレームアームズ・ガールはファクトリーアドバンスという会社が開発した製品で、轟雷は試供品的に多くの人に提供されたのだが、起動できたのはあおだけだった。そのため轟雷の戦闘データを収集するため、スティレットたちが送られてきたのだった。

 早速轟雷とスティレットは架空空間でバトルすることになり、轟雷はあおの切り離したパーツの合いが悪く大苦戦するものの、ひらめきでスティレットを倒す。あおはこんなバトルが続くと面倒くさいと言うが、ファクトリーアドバンスから報酬が出ると聞き俄然乗り気になるのだった・


脚本:赤尾でこ 絵コンテ:川口敬一郎 演出:川口敬一郎 作画監督:北川大輔


感想

 評価は△。

 なんか思ったよりはるかに軽薄というか安い感じのアニメでした……、


 いきなりロボットが女子高生の家に送られてくるとかいう幕開けが安直すぎるわ、さらに超技術のロボットを簡単に受け入れる女子高生ってどうなんだとか、フレームアームガールはパーツを装着しないといけないという説明臭い台詞とか、コトブキニッパー語りとか、パーツの切り方指南とか、もう何から何まで安っぽい。ホントにおもちゃの販促アニメ~、という感じしかしない。A・Bパートで別の話という、15分二本勝負構成も話のスケールの小ささを強調している感じ。


 あまつさえ後半の、模型が架空世界でバトルするというシチュエーションは、ガンダムビルドファイターズの真似くさいし……


 あと日笠さんがキャビキャビ系の女子高生を演じるってなんか合ってないですよ。さらに日笠さん以外の声優は(山崎エリイ以外は)知らない名前ばっかり。新人育成枠アニメなのでしょうか。


 そもそもこれ、2012年に放送した「武装神姫」と何が違うんだって印象です。女の子型小型ロボットがいっぱい出てきて主人公をマスターと呼ぶとかそのままだし。

武装神姫 公式ホームページ|TBSテレビ
http://www.tbs.co.jp/anime/busou/index-j.html

 ということで、ちょっと期待していたので、あまりの内容に軽くショックを受けております…… うーむむむ。


 ところで轟雷は四六時中パンツ丸出しなんですが、ロボットのパンツをどう受け止めて良いのかよくわからない。

制作会社
ZEXCS、studioA-CAT


スタッフ情報
【原作】壽屋
【監督】川口敬一郎
【FAガールベースデザイン】島田フミカネ柳瀬敬之
【シリーズ構成】赤尾でこ
【キャラクターデザイン原案】島田フミカネ
メカニックデザイン柳瀬敬之
【キャラクターデザイン】川村幸祐
【CGディレクター】後藤優一
【音楽】帆足圭吾MONACA)、石濱翔MONACA
【音響監督】飯田里樹
【制作】ハートビット


キャスト
源内あお:日笠陽子
轟雷:佳穂成美
スティレット:綾瀬有
バーゼラルド:長江里加
マテリア姉妹:山崎エリイ
アーキテクト:山村響
迅雷:樺山ミナミ