感想:アニメ「世界の闇図鑑」第5話「機械人がやってくる」

宇宙怪物図鑑 復刻版 (ジャガーバックス)

テレビ東京あにてれ 世界の闇図鑑 http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/yamizukan/
放送 AT-X。5分ショートアニメ。

【※以下ネタバレ】
 

第5話 機械人がやってくる

 

あらすじ

監督:井口昇
イラストレーター:加藤礼次朗


文明が発達し、人間とロボットが一緒に暮らす時代。果たして、共存することは可能なのか?遠くない未来に疑問を投げかける、問題作!勝つのはどっちだ?

 ある日、「私」(中年紳士)は、レストランにいる客・店員が実は、見た目は人間だが体は機械の機械人たちであることに気が付き、慌てて逃げ出す。街は機械人の突然の出現により大混乱になっていた。「私」は半年かけて自宅へ帰り、妻と娘を機械人から助け出す。そして残った人間たちを率いる指導者として、彼らを導くことになった。

 ところが「私」は、その人たちを罠へと誘い込み一網打尽にしてしまう。実は「私」もまた機械人であり、今までの行動は、人間目線でふるまい人間たちを罠にかける、という壮大な作戦だったのだった。

 最後。今までの光景は機械人がバーチャルリアリティで体験した過去の光景であったことが明かされる。未来、世界は機械人のものとなり、人間は一匹たりとも生き残っていないのだった。


感想

 今までの作品の「昭和子供向け恐怖本風イラストアニメ」から一転、「昭和のユーモア小説風イラストアニメ」で、恐怖というよりシュール系の世界を描いた話。これはこれで悪くなかったな。


 あと、イラストが漫画家の加藤礼次朗先生だという事に驚いた。どこをどう見ても加藤タッチ皆無だったもんなぁ。
 

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