感想:アニメ「キャプテンフューチャー」第39話「アルルスの正体」


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東映チャンネル | キャプテンフューチャー http://www.toeich.jp/program/1T0000010881/201705
放送 CS放送東映チャンネル。全52話。1978年~1979年作品。

【※以下ネタバレ】
 

第39話 アルルスの正体 (「彗星王の陰謀」より)

 

あらすじ

 11作目「彗星王の陰謀」編・第3回(全4回)

 フューチャーメンとザーンたち、捕虜になっていた宇宙船の船員たちは、貴族たちへの攻撃を開始した。ところがクエルデルがアルルスに助けを求めた結果、アルルスは強力な精神攻撃で簡単に反乱を鎮圧し、フューチャーたちを捕まえてしまう。オットーとグラッグは何故か精神攻撃に影響を受けなかったため、一旦宮殿から逃走した。

 フューチャーはクエルデルによって、箒星人(ほうきぼしじん)が電気人間に改造された砦に連れていかれる。それを目撃したオットーとグラッグも後を追い、砦への侵入を試みる。

 目覚めたフューチャーは、「アルルス」とは、実は箒星人の科学者たちのグループ名だと知る。彼らは電気と精神学を極めた科学者たちで、あえて自分たちの正体を隠し、異星人だというニセ情報を流してクエルデルたちの背後に隠れていたという。科学者たちは国民に永遠の命を与えるため電気人間化したが、もしそれが不満ならばすぐに元に戻せると説明する。

 しかしフューチャーはその「科学者」の体の一部が物をすり抜けるのを見て、自分が催眠術で幻を見せられていることに気が付く。するとアルルスは幽霊のような正体を現す。アルルスは肉体を持たない異次元宇宙の生物であり、エネルギーを求めてこの宇宙に侵入してきたのだった。彼らは箒星人を騙して利用し、この宇宙の太陽のエネルギーを奪い取る事を目論んでいた。そしてフューチャーはアルルスの精神攻撃で身動きできなくなってしまう。続く。


脚本:星山博之

感想

 いやー、話のスケールがでかい。昔は宇宙帝王だの破壊王だのが太陽系の権力をよこせと騒いでいたのに、今回は異次元宇宙の高次の生物が、こちらの宇宙のエネルギーを丸ごと奪いに来た、とか、キャプテンフューチャーの話も変われば変わるもんです。

 ところでザーン所長の声が井上和彦だと知って驚きました。子供のケン・スコットからおっさんのザーンから、何でもやってます。
 
 

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彗星王の陰謀/惑星タラスト救出せよ! <キャプテン・フューチャー全集6> (創元SF文庫)