「八雲立つ」新シリーズが開幕、描き下ろし収録の愛蔵版も刊行スタート - コミックナタリー
https://natalie.mu/comic/news/271572樹なつみの新連載「八雲立つ 灼(あらた)」が、本日2月28日発売のメロディ4月号(白泉社)にてスタートした。
「八雲立つ 灼」は、樹が1992年からLaLa(白泉社)にて発表していた「八雲立つ」の続編。小学6年生になった晃己は、人間の怨念などから発生した負のエネルギー体である“念”の活性化を感じ取り、七地とともに“幽霊森”に向かう。累計500万部を売り上げた「八雲立つ」の新シリーズに注目したい。今号には、「八雲立つ」の最終回が収録された小冊子も付属している。
ええっ(笑) あの「八雲」が2018年に復活!?(笑)
樹なつみ先生は白泉社のララ系の看板の大ベテラン漫画家で、典型的少女漫画ではなくハードなタイプの漫画を描くお方。SFの「OZ」や「獣王星」はアニメ化されたので、少女漫画を読まない男オタクにもそれなりの知名度がある方だと思います。
「八雲たつ」は、クール系ハンサムキャラが神剣を集めて怨念を浄化する的な大河ドラマ的内容で、1992年から2002年までの10年間も連載していた作品。きっちり終わったので続けようがないと思っていたのですが、まさかの続編が爆誕しようとは!
内容は前作から十数年後。死んだはずの闇己(くらき:クール系ハンサム)は、七地(一応主人公:眼鏡君)の妹・夕香の子供として生まれ変わるというトリッキーな方法でこの世に舞い戻り、現在は人生をやり直し中。しかし、七地に、また念がたまっているのを感じる、何か起きそうだ、とか不吉なことを言い出しました……
いやー、笑ったわ。10年間連載して、現代話だけではなく古代編もやって、もうやることやり尽くしただろ! としか思えないのに、また続編スタートとは。これでまた神剣集めて念を浄化してとか同じことをやりだすとしたら、前作は何だったのかという気分だよなぁ。ホント、どうなるんですかね。