感想:アニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」第2話「並列世界構成原理」

この世の果てて?恋を唄う少女(YU-NO盤)

TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」公式サイト http://yuno-anime.com/
原作ゲーム http://yu-no.jp/
放送 AT-XAT-Xが最速放送)

【※以下ネタバレ】
 

第2話 並列世界構成原理 (2019年4月9日(火)放送)(最速放送)

 

あらすじ

 たくやは父・広大の残した論文を読み、自分が手に入れたリフレクターデバイスが、並行世界を移動できる装置だと理解する。デバイスは一見過去に戻れるタイムマシンのように見えるが、厳密には物事の選択によって分岐し生みだされていく無数の別世界の任意の場所に転移する装置だった。

 澪は三角山が自然に出来た物とは思えないことを気にしていた。また広大はこの堺町の成立そのものに謎が有ると考えていたらしい。

 たくやは亜由美から、広大の資料を龍蔵寺に送る際、私物とより分けるように頼まれる。その話を聞いた澪は協力を申し出、結城との三人でたくやの家に向かう。堺町では最近バラバラ殺人事件が発生しており、とても人間の仕業とは思えなかった。

 資料整理の際、澪は広大の主張していた「400年周期説」を絶賛する。それは1600年の徳川幕府成立から、過去に400年遡るたびに歴史的に重大な出来事が起こっており、それは渡来人によって引き起こされている、というのものだった。しかし学会からは非難を浴びて、全く無視されている説でもあった。

 そのあと三人は三角山に行くと神奈がいたので、澪が何をしていたのか問い詰めるが、神奈は何も答えずに姿を消してしまう。双子岩に刻まれた石板は8000年前のものと推測されていたが、この山については何一つ解っていなかった。

 帰り道、三人は亜由美の部下・豊富から、ジオ・テクニクス社が三角山の取り壊しを計画していると知り、澪は貴重な遺産を破壊しようという話に憤慨する。そして計画を進めているのが市長である自分の父親だと聞き、父親に話をするといって別れる。

 夜。たくやは亜由美の事が気になりジオ・テクニクス社に向かうが、亜由美は倉庫に向かったと聞き後を追う。亜由美は怪しげな二人組に脅されて資料を渡そうとしていた。たくやはそれを止めさせようとするが、暴力慣れした二人にKOされる。そしてリフレクターデバイスを使って何度もパターンを変えて攻撃を繰り返すものの、全て失敗する。そこに唐突に豊富がやって来た。


感想

 二回目なので安心して視聴できると言えばそうですが、落ち着いてみると、何というか「用意されたイベントを淡々とこなしている感」が物凄いなと。まあゲームのシナリオを、原作に忠実に再現すればそりゃそうなるわな、ということで、文句を言う話でもないのでしょうけどね。
 
 リフレクターデバイスとは要するに「セーブしたポイントに戻る装置」なのですが、ゲームでは凄くうまく機能していたのに、アニメではその辺りがうまく伝わってこないなぁ。まあ表現が難しいのも解りますけど……
 
 
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