Ever17 ～the out of infinity～ Premium Edition 限定版 | ソフトウェアカタログ | プレイステーション オフィシャルサイト
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【以下ネタバレ】
今回のプレイ内容
今回のプレイ時間：４時間３０分（累計２１時間４５分）
３回目終了。優編をクリア。
5月1日昼。「LeMU(レミュウ)」に何らかの突発事態が発生し、六人の男女がレミュウ内に閉じ込められてしまう。脱出の手段は皆無で、外部との連絡もつかず、さらに施設は5月7日早朝頃に崩壊する見込みだった。それでも六人は救助が来ることに望みを託し、待ち続けることにした。
六人のうちの一人の少年は、トラブル直前より前の記憶が無く名前も何も分からないため、とりあえず『少年』と呼ばれることになった。
少年はレミュウのアルバイトである田中優と打ち解けていく。優の父親は１７年前に行方不明となっていたが、父親は失踪前にレミュウのシステム開発に関わっていたという。そのため優は父親の手掛かりが掴めないかとレミュウに来たのだった。優は誰も自分たちを助けに来ないことから、これは事故ではなく、何者かによってワザと閉じ込められたのではないか、と疑っていた。
少年は自分がレミュウ内で体験することをたびたび「予知」したため、自分は一度この状況を体験した後、未来からタイムスリップしてきたのでは、と考えるが、オカルト否定論者の優に一笑に付されてしまう。また少年はレミュウ内にいるはずのない少女の姿を何度も目撃するが、周囲からは幻を見たと言われるだけだった。
やがて優はコンピューターに詳しい沙羅の助けを借り、レミュウ内のコンピューターから父親についての情報を引き出す事に成功する。しかし見つかったのは、優の父親「田中陽一」は１７年前どころか３４年前に死んでおり、しかも母親「田中ゆきえ」も１５年前に死んでいる、という奇怪な情報だった。二人はどちらも「ティーフブラウ」という３０年前に見つかったウイルスで死んだとされていた。優は、父親は自分が生まれる前に死んでいた事や、今まで母親と名乗っていた人物が赤の他人であるらしいこと、等の情報に直面し、もはや何が真実かわからなくなり混乱に陥る。
5月6日夜。突然外部から優の「母親」から連絡が入り、外部への通路を排水するので脱出するようにと指示してきた。そして武・つぐみ・沙羅は無事脱出するものの、少年と優は逃げ遅れて脱出路が水でふさがってしまう。しかし少年の機転で通路からの排水に成功し、少年と優は脱出を敢行しようとするが、少年の前にまた幻の少女が現れ、少年は彼女が「ココ」という名前だと思い出す。しかしココはヒンメルという部屋の中に消えてしまい、少年はなすすべもないまま再度脱出を再開する。
5月7日の明け方、優と少年も浮島インゼル・ヌルへと無事に脱出に成功するのだった。
レミュウ崩壊前、レミュウの機器には何故か「生体反応１」と表示されていた。
コメント
３回目クリア。
２回目の沙羅編クリア時に少し評価を上げたのですが、今回また下がりました……、
まあとりあえず全ての日にそれなりにイベントは有りましたし、なにより「優の父親の死がなんと３４年前。ティーフブラウが見つかったのもそのころで、今ではもう根絶されている病気」という説明に「ほほう、つまりこのゲームのキモは叙述トリックというやつですかね（ニヤリ）」とかできはしました。
つまり、各シナリオは全て同じ時期を描いているようなふりをして、実は違う別の時間帯を描いている、というのが見えてきました。そういえば、怪我をしたときに、空編では普通の注射器で注射していましたが、沙羅編・優編は進化した注射器具で薬を打ち込んでいたしね。
しかし、しかしねぇ……、そういう「面白み」より「かったるさ」の方が遥かに大きかったのが辛い……、とにかくキャラクターの台詞がいちいちまわりくどくて、いちいち時間を取られるのでブチ切れそうになってました。なんでもっとすっきりテンポよく出来ないんだろろうと。
あとイベントの配置の仕方もなんかおかしい。5月6日になって「もう今日にもレミュウが崩壊する」という時期に、「うっかり女子更衣室に飛び込んで、優に物を投げつけられちゃいました」みたいなバカ系イベント持ってくるので、緊張感がゼロにリセットされてしまいました。ここにこのイベントを持ってこようと考えた人、どうかしているんじゃないですか？
とまあ愚痴をこぼしつつ、次はつぐみ編の予定です。頑張ろう。
参考
「１人目：空編］感想
perry-r.hatenablog.com
「２人目：沙羅編］感想
perry-r.hatenablog.com
