【映画】感想:映画「名探偵ピカチュウ」(2019年:アメリカ)

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金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ https://kinro.ntv.co.jp/
放送 日本テレビ系。2020年5月22日(金)

【※以下ネタバレ】
 

世界中で愛されているピカチュウが初の実写化!
本編ノーカットで地上波初放送!


ピカチュウが人間の言葉を話す!
見た目はカワイイのに、中身はオッサン!?


今や世界中で、あらゆる世代に愛されている 「ピカチュウ」が、ハリウッドで初の実写映画デビューを飾った本作を本編ノーカットで地上波初放送。物語は、行方不明の父親を捜しに青年・ティムが、人間とポケモンが共存する街・ライムシティを訪れるところからスタート。彼は、父の相棒だった名探偵ピカチュウとともに、父親が関係する事件の謎に挑むことに! ピカチュウ以外にもコダックから、伝説のポケモンミュウツーまで人気ポケモンたちが続々登場!刑事役で出演する渡辺謙をはじめ、竹内涼真西島秀俊、飯豊まりえらが声優を務めるエンターテインメント作品!子どもも大人も楽しめる“親子の愛の物語”を、今こそおうちでご家族とご覧ください。

 

あらすじ

 かつてのポケモン少年ティムは、成長して成年となった今はポケモンへの興味を一切無くしていた。また少年時代に母親を亡くし、父親ハリーとも疎遠になっていた。

 ある日、ティムはライムシティで探偵をしていたハリーが交通事故で死んだとの知らせを受け、ライムシティへ向かう。ライムシティは、人間とポケモンの共存を謳うハワード・クリフォードが作り上げた特別な都市だった。

 ティムはハリーの家を調べているうち、ハリーのパートナーであるポケモンピカチュウと出会うが、なんとティムはピカチュウの話していることが理解できた。ピカチュウは記憶喪失だったが、ハリーは死んでいないと主張し、ティムを相棒にハリー探しを始める。そのうち、二人はハリーが「R(アール)」というポケモンを狂暴化させるガスについて調べていたことを知る。

 やがて二人はハワード・クリフォードと会い、ハリーがハワードの依頼でアールについて調べていたことを知らされた。ハワードの手に入れた極秘映像では、ハリーが乗った車が伝説のポケモンミュウツーに襲撃され、ハリーはミュウツーに連れ去られていた。ハワードは、実の息子でポケモン嫌いのロジャーこそ、事件の黒幕ではないかと言う。

 ティムたちは、ロジャーが関わっているポケモン遺伝子研究施設が、ハリーの消えた日に事故を起こし封鎖された事を知る。彼らは封鎖された施設に潜入し、過去ここにミュウツーが捕まっていて、ミュウツーからアールを作っていたこと、ミュウツーを捕まえたのはハリーだった事、を突き止める。

 ここで彼らは狂暴化したポケモンに襲われピカチュウは重傷を負うが、そこに出現したミュウツーが何故かピカチュウの怪我を治した。ミュウツーはティムたちに、ピカチュウが施設に工作してミュウツーを脱出させた映像を見せる。直後、ミュウツーはロジャーに捕まって連れていかれてしまう。ピカチュウは自分がミュウツーと手を組んでハリー殺しに加担したと考え、ティムの元から去る。しかしピカチュウはハリーが襲撃された現場で、ハリーを襲ったのは別のポケモンで、ミュウツーはハリーを助けようとしていたことを知る。

 一方、ティムは慌ててハワードの元に戻るが、ハワードこそが事件の黒幕と知る。ハワードは逃げられたミュウツーを捕まえるためティムたちを利用したのだった。またハリーを襲ったのもハワードのポケモンだった。

 元々体が不自由だったハワードは、「精神転送装置」でミュウツーに意識を移動させ自由な体を手に入れた。さらにミュウツーには錯乱して混乱したポケモンと人間を一体化させる能力があるため、ライムシティにアールを散布し、全ての人間をポケモンと一体化させはじめる。しかしピカチュウとティムの連携により、ミュウツーはハワードの意識から解放され、ハワードの野望は潰えた。ミュウツーの力でポケモンと一体化していた人々は解放され、アールも処分された。

 最後。行方不明だったハリーは、ミュウツーの力でピカチュウの中に一体化していたことが解る。そしてピカチュウと分離したハリーはティムと再会し、父親とのわだかまりの溶けたティムはライムシティで一緒に暮らすことになった。


感想

 評価は○(まあまあ)。

 ポケモンはゲームもアニメも全然知らない(ピカチュウというキャラがいる、くらいしか知らない)ので、楽しめるのかなぁと思ったのですが、意外とイケました。

 また、『東映まんが祭りの映画』的な、完全に小学生向けに振り切った内容かと思っていたら、意外に大人向け(?)だったのも驚きましたねぇ。終盤は、ラスボスが「世界中の人間をポケモンと融合させて進化させてやる」とかマッドなことを言い出して、完全にバトル物のノリだったし、ピカチュウミュウツーも近年はやりのスーパーヒーロー物映画のスタイルで戦っていましたが、特に変という事も無く、上手い事まとまっていたので、概ね満足です。

 しかし、声が「ピカチュウ西島秀俊」「ティム=竹内涼真」って何なの? どっちも人気俳優かもしれませんが、普通の実績ある声優に当てて欲しかったとしか……
 
 
映画「名探偵ピカチュウ」公式サイト
meitantei-pikachu.jp
 
 

https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20200522
2020.5.22 よる9時~10時59分放送
名探偵ピカチュウ
2019年制作 アメリカ映画 字幕 二か国語 地上波初放送 本編ノーカット


ストーリー
人とポケモンが共に寄り添いながら暮らす街
青年・ティムとピカチュウが手を組み事件の謎に挑む!


かつてポケモンのことが大好きな少年だったティム(ジャスティス・スミス竹内涼真)は、ポケモンと共に仕事に没頭する父親のハリーとポケモンを遠ざけるようになっていた。大人になったティムのもとにある日ハリーが亡くなったという知らせが入り、人間とポケモンが共存する不思議な街・ライムシティへむかう。ヨシダ警部補(渡辺謙)からハリーの部屋の鍵を渡されたティムは、そこで名探偵ピカチュウライアン・レイノルズ西島秀俊)と出会う。


ティムだけにしか聞こえない人間の言葉を話す名探偵ピカチュウは、ハリーの相棒だったこと、そして記憶を失っていることを伝える。ハリーは生きていると断言するピカチュウと共にティムは手がかりを求め、新米記者のルーシーのもとを訪ねる。ルーシーによると、ハリーは「R」というポケモンを凶暴化する紫色のガスについて調べていたという。情報通のポケモンバリヤードから、「R」の手がかりが「ラウンドハウス」にあると教えられたティム。さっそく「ラウンドハウス」へ行くと、そこで「R」がばらまかれてポケモンが凶暴化してしまう…!



キャスト/スタッフ
出演
<名探偵ピカチュウ> ライアン・レイノルズ西島秀俊
<ティム・グッドマン> ジャスティス・スミス竹内涼真
<ルーシー・スティーブンス> キャスリン・ニュートン(飯豊まりえ)
<ミス・ノーマン> スキ・ウォーターハウス
<セバスチャン> オマール・チャバーロ(三宅健太
<ロジャー・クリフォード> クリス・ギア(三木眞一郎
<ヨシダ警部補> 渡辺謙
<ハワード・クリフォード> ビル・ナイ中博史



スタッフ
<監督> ロブ・レターマン
<脚本> ダン・ヘルナンデス&ベンジー・サミット ロブ・レターマン デレク・コノリー
<原案> ダン・ヘルナンデス&ベンジー・サミット ニコール・パールマン
<音楽> ヘンリー・ジャックマン

 
 

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