【ゲームカタログ】感想:ゲーム関係本「甦る 究極のシミュレーションゲーム大全 Vol.2」(2021年9月)

甦る 究極のシミュレーションゲーム大全 Vol.2

http://www.amazon.co.jp/dp/480211057X
甦る 究極のシミュレーションゲーム大全 Vol.2 単行本 2021/9/29
出版社:メディア・パル (2021/9/29)
発売日:2021/9/29
単行本:160ページ

【※以下ネタバレ】
 

シミュレーションゲームシリーズ第2巻はバブル期の日本を飾った珠玉の名作を多数紹介!
PCゲームの中心は8ビット機から16ビット機へと移行し、家庭用ハードの台頭によってテレビゲームの輪が広く広まっていった。
そんな時代にプレイヤーから愛されたSLG70作品以上を収録。
育成シミュレーションやシミュレーションRPGなど新たなジャンルが加わり、より一層面白さと深みが増していった作品達を余すところなく紹介します。
シムシティ』『ファイアーエムブレム』『シャイニングフォース』といったメジャーなタイトルから、あまり知られていないマイナー作品まで、この時代のシミュレーションゲームを語るになくてはならない一冊です。

 

内容

https://www.mediapal.co.jp/book/1057/
バブル経済に沸き上がる日本を彩ったSLGの名作・奇作・問題作が令和の時代に復活を果たす!
バブル景気と共に急速に拡大されていったテレビゲーム業界の中で、特に大人をターゲットにした作品が多いシミュレーションゲーム。1988年から1992年までのジャンルの多様化と家庭用ゲーム機の台頭でゲーム市場が最も賑わっていた時代を振り返ります。現在プレイしてみても色あせないほどの高いゲーム性やアイデアに溢れた作品も多くあり、様々なジャンルの始祖的な作品もこの時期に数多く生まれています。現在遊んでいる作品のシリーズ1作目や、ジャンルの先駆けとなった作品など、ゲームの歴史を学ぶために最高の一冊です。これまでほとんど語られることのなかったマイナー作品から、知る人ぞ知る名作まで、数多くの画面写真と貴重な資料で当時を振り返りながらフルカラーで詳解します!

 
 メディアパルから発売されているレトロゲーム紹介ムックのシミュレーションゲーム編の第二弾。対象期間は1988年から1992年。


 掲載されているゲームは

・光栄 … 信長の野望 戦国群雄伝、同武将風雲録三国志II&III、維新の嵐水滸伝提督の決断大航海時代、等


・システムソフト … スーパー大戦略大戦略III、ロードオブウォーズ、マスター・オブ・モンスターズ1&2、天下統一1&2、等


アートディンク … A列車III、THE ATLAS、トキオ、等


・その他 … 不如帰、ファミコンウォーズ、シルバークイーン、シュヴァルツシルト1&2、ポピュラスシムシティネクタリスファイヤーエムブレム&外伝、ロードモナークラングリッサープリンセスメーカーアドバンスド大戦略、シド・マイヤーズ・シヴィライゼーションダビスタ、第二次スパロボ大戦、レッスルエンジェルスシャイニングフォース、卒業、等


感想

 評価は◎(凄く良い)。

 Vol.1が正直期待外れだったので、こちらは惰性で購入した感があったのですが、これがもう大ヒット。

 対象期間となる1988年~1992年は、過去の人生で一番熱心にゲームの情報を仕入れていた時期なので、大抵のタイトルに見覚えがあり、かつ細かい所は忘れていたので、各タイトルの紹介記事を読んでいると、当時の思い出が甦る効果もあって、とにかく面白かったですヽ(´▽`)ノ

 シミュレーションゲームは、AVGRPGと比較するとグラフィックはあまり比重が高くないイメージがありましたが、やはり絵が綺麗に越したことはない、とつくづく痛感させられました。Vol.1掲載のしょぼいCGのゲームでは全然心が踊りませんでしたが、80年代後半の急速に進化したゲーム画面を見せられると、やはりウォォォとなりましたね。

 いやはや、ホントこの頃の名作ゲームはどれもこれも面白そう。DOSゲーム時代に青春を送ったオールドゲーマーなら必携の一冊と言えましょう。
 
 

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