http://www.amazon.co.jp/dp/4802110634
甦る 究極のシミュレーションゲーム大全 Vol.3 単行本 2022/1/19
出版社:メディア・パル (2022/1/19)
発売日:2022/1/19
単行本:160ページ
【※以下ネタバレ】
20世紀のラストを飾るシミュレーションゲーム約100本を徹底解説!
1993年から2000年に発売された大量のシミュレーションゲームから名作をピックアップ。
PCから家庭用ハードへと戦場を移したシミュレーションゲームの中でも、時代転換のきっかけとなった作品にも焦点を当てていきます。
当時の業界を賑わした恋愛シミュレーションや経営シミュレーション、リアルタイムストラテジーから昔ながらのシミュレーションRPGまで数多いジャンルの作品を幅広く網羅。
誰もが知っている大ヒット作から、埋もれた名作までシミュレーションゲームを語るには外せない一冊です!
内容
メディアパルから発売されているレトロゲーム紹介ムックのシミュレーションゲーム編の第三弾(最終巻)。収録対象期間は1993年から2000年。
掲載されているゲームは
・光栄 … 太閤立志伝II、三国志V、水滸伝天導108星、チンギスハーン、スーパードッグワールド、等
・システムソフト … ゴジラ
・その他
パソコン … ウイニングポスト、パワードール、ようこそシネマハウスへ、SEEK、鬼畜王ランス、等
ゲーム機 … 伝説のオウガバトル、第三次スバロボ大戦、ときめきメモリアル、アンジェリーク、フロントミッション、アークザラッド、タクティクスオウガ、ファイヤーエムブレム紋章の謎&聖戦の系譜、ファイナルファンタジータクティクス、ときメモ2、ガンパレードマーチ、等
感想
評価は△(物足りない)。
Vol.2が充実の出来だったのに対し、こちらはさっぱりでガッカリでした……
1993年から2000年という時期は、ハードが「パソコン」「スーパーファミコン」「メガドライブ」「PCエンジン」「プレイステーション」「セガサターン」等一気に広がるため、有名作品を全て網羅するのが難しい、という事情は理解できますが、それを差し引いても中身が薄すぎる。
理由は簡単で、「何故こんなタイトルを入れる?」というような無名で特に取り上げる意味もないような作品がやたらめったら収録されているからです。正直「スーパーエレクト大戦」だの「お見合いコマンド―」だの「できる!ゲームセンター」だの「キングオブパーラー」だのを取り上げるより、もっと他にいくらでも適したタイトルがあるだろ!?という不満しか出てこない。
もうこの辺りからゲームが多すぎて把握しきれなくなってくるので、だからこそ厳選した重要なタイトルを取り上げてほしかった…… ホントに失望した……(T△T)