12月1日発売予定のゲーム雑誌を早売りで入手しましたので感想をば。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0BL6YXDGR
ブランド: シミュレーションジャーナル
シミュレーションジャーナル ゲームジャーナル85号 義経戦記:源平奥州六大合戦
¥3,960
【※以下ネタバレ】
付録ゲーム
http://www.gamejournal.net/item_list/gj_085
史上初!源平および奥州の六大合戦を6個のシナリオで再現。
ゲームシステムはチット・ドリブンを採用し、流動的なゲーム展開を表現。
あなたは、絢爛豪華な源平合戦絵巻の世界で勝利できるか!?
テーマ 源平奥州の合戦6本セット
ゲームデザイン 田島準
カウンター数 252駒
マップ マップ6枚
シナリオ 6本(一の谷合戦、壇ノ浦合戦、屋島合戦、宇治・瀬田合戦、水島合戦、阿津賀志山合戦)
ゲームの期間/範囲 シナリオによる
プレイ時間 1~2時間
プレーヤー数 2人
難易度(5段階、5が最高)1
源氏の戦いを六種類のゲームにした詰め合わせ。
本誌内容
◆特集:義経戦記:源平奥州六大合戦
収録ゲームに関して「カラーページでのリプレイ」「ヒストリカルノート」「関連人物紹介」「松田大秀氏のリプレイ漫画」「デザイナーズノート」などを掲載。デザイナーズノートによると、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に便乗した企画の模様。さもありなん。
ちなみに、本誌にデザイナーが提案の「ゲームブック級 屋島の戦い」が掲載されており、源氏側は「荒天をついて出撃するか、天気が収まるまで待つか」とかの選択を選んでいくのですが、もし運が悪いと義経が荒天で行方不明になり、戦う前に平家の勝ちが決まります(笑)
◆[連載]ゲームガイド
「激闘!バルバロッサ電撃戦(中国語版)」や「St-Lo: Normandy 1944 The Breakout Begins(中国語版)」等の紹介。
……、GJ誌の付録ゲームが中国メーカーの手で超立派な箱入りゲームに生まれ変わりました、とか、アメリカのゲームの中国語ライセンス版を紹介します、とか、日中のゲーム業界の勢いの差をまざまざと見せつけられている感じだ…… 今後は立場が逆転して、中国製ゲームをありがたく輸入する事が多くなりそう。
◆[連載]絶版ゲーム再生Project Third-Successor(迷美酒)
お題は、タクテクス66号(1989年5月号)の付録ゲーム「ガイアース英雄伝」。オリジナル作品で、ファンタジー世界でのマルチプレイゲーム。軍勢を率いて旧帝国の遺産を入手したりしながら相争うゲーム。
GJの関係者がタクテクスのRPG側の号を買っているとはオドロキ ∑(゚Д゚;)
◆[連載]ピンゾロとわたし★ やまね「せん」の逆襲
Samurai
第八話「アバロンヒル日本武将の戦いジェネラルオブインベンションやまね「せん」某半島〇〇事件」。
アバロンヒル製の「外人から見た勘違い日本」を舞台にしたマルチ国盗りゲーム「日本武将の戦い(Samurai)」がお題。「ニンジャ」「キョートゴショ」「ハリカリ」「キョート・パレス・チェリー・ブラッサム・フェスティバル」など、見るだけで面白そうな設定が一杯でした(笑)
◆次号予告
次号No.86(2023年3月1日発売予定)の特集/付録は「戦略級三国志英雄伝説」。同人誌版ゲームジャーナル40号(1995年)の付録だった、銀河英雄伝説テーマのゲーム「戦略級銀英伝」のシステムを三国志でやってみた、という作品だそうです。長らく予告されていましたか、ついに登場ですか。
ファイナルコメント
まあ、可もなく不可もなく。そこそこ。