http://www.amazon.co.jp/dp/B0B875T7SV
ブランド: シミュレーションジャーナル
シミュレーションジャーナル ゲームジャーナル84号 応仁の天下:混沌の乱世の幕開け
¥3,960
www.gamejournal.net
【※以下ネタバレ】
9月1日発売予定のゲーム雑誌を早売りで入手しましたので感想をば。
付録ゲーム
応仁の天下:混沌の乱世の幕開け(ゲームデザイン 砂漠のキタキツネ)
http://www.gamejournal.net/item_list/gj_084
テーマ 応仁の乱をマルチプレーヤーズゲームで再現
ゲームデザイン 砂漠のキタキツネ
ゲーム期間 応仁の乱のほぼ全期間(8ターン)
ゲームの範囲 沖縄・東北以北を除く日本ほぼ全域
プレーヤー数 3~4人
「応仁の天下」は、混沌極める応仁の大乱を、「ヒストリー・オブ・ワールド」ライクな俯瞰的視点でゲーム化したマルチプレーヤーズゲームです。
あなたは裏切り・謀略・陰謀渦巻く応仁の大乱に生き残れるか!?
プレイヤーは特定の勢力になるのではなく(?)毎ターン別勢力をプレイして、最終的に獲得した点数で勝敗を競う……、うむむ、ちょっとイメージしにくいな。
本誌内容
◆特集:応仁の天下:混沌の乱世の幕開け
収録ゲームに関して「カラーページでのリプレイ」「ヒストリカルノート」「松田大秀氏のリプレイ漫画」を掲載。
「[リプレイコミック]応仁の天下ヒャッハー伝説」は、プレイヤー四人がそれぞれ北斗の拳の四兄弟のキャラになっているのが妙におかしい(笑) しかしヒストリカルノートは、応仁の乱の個々のことばかり細かく書いているので、全体像が全く掴めなくてイライラした……、そっちは勝手に自分で調べろって事ですかね……?
◆シン・ウォーゲーム批判序説 カンタニャック氏かく語りき(1) シミュレーションゲームの「進歩」についてのちょっとした願い
日本のウォーゲーム業界ではめっちゃ有名な(笑)シャン・シュー・カンタニャック氏の寄稿を高梨俊一先生が翻訳したもの。
内容は『ゲームが「進化」してカードドリヴンシステムなどが現れ、プレイしやすくなったのは良いけど、その反面、シミュレーション性というかそういう物が失われてないか? プレイ中にカードのことで悩むのはゲーマーの悩みであって、歴史上の司令官の悩みではないのでは?』云々。
うーん、こういう「カードドリブンは何をシミュレートしているのか」とかカードドリブンとシミュレーションの関係について悩むのはもうダサいのかと思ってた。あと「駅市場のジレンマ」という言葉にめっちゃ考え込んでしまったのですが、これ「歴史上のジレンマ」、ですね。
アークライトから発売されたカードゲーム「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」他を紹介。「アンドーンテッド~」は結構ガチ目のウォーゲームに入るゲームの模様です。
第七話「「地上げの王様」激烈地上げ競争 やまね「せん」屈辱の糞死事件」。1980年代のバブル経済真っただ中の地上げ(懐かしい言葉だ……)をテーマにしたパーティゲームがお題。そして、地上げに使う嫌がらせアイテム「う○こ3トン」(笑)を巡るくだらない争いの記録でした(笑)
今回のお題は、ウォーターゲート事件をテーマにした二人用ゲーム「ウォーターゲート」。30分でプレイするミニゲームだそうです。まあ、このテーマで4~5人が何時間も顔つき合わせてプレイするゲームの訳が無かった(笑)