【ウォーゲーム】感想:雑誌「ゲームジャーナル No.83」『特集:ノルマンディ強襲』(2022年6月1日発売)

シミュレーションジャーナル ゲームジャーナル83号 ノルマンディ強襲

http://www.amazon.co.jp/dp/B09ZP8F64K
ブランド: シミュレーションジャーナル
シミュレーションジャーナル ゲームジャーナル83号 ノルマンディ強襲
¥3,960

ゲームジャーナル公式サイト http://www.gamejournal.net/

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【※以下ネタバレ】
 

 6月1日発売のゲーム雑誌を早売りで入手しましたので感想を。
 
 

付録ゲーム

 
ノルマンディ強襲(STORM OVER NORMANDY)(ゲームデザイン&ディベロップ Nick Richardson, Brian Youse,Ken Dunn)
 

http://www.gamejournal.net/item_list/gj_083

弊誌19号「スターリングラード強襲」で用いられた強襲+カードシステムを採用。
プレーアブルなシステムと、「88ミリ砲」「ネーベルヴェルファー」「鉄十字勲章」「ヤーボ」「ウルトラ情報」などの個性的なカードがゲームを盛り上げる。
斬新な展開で、プレイアブルにノルマンディの戦いを描いた決定版

 
 珍しく海外デザイナーの作品のライセンス物。WW2の定番テーマ・ノルマンディ上陸作戦物です。

本誌内容

◆特集:ノルマンディ強襲 STORM OVER NORMANDY
 
 収録ゲームに関して「カラーページでのリプレイ」「ヒストリカルノート」「人物紹介」「松田大秀氏のリプレイ漫画」を掲載。本号はヒストリカルノートの大半がカラーページというのが珍しい。リニューアル? 単にカラーに割り当てる内容が無かっただけ?



◆[特別企画]ゲームの殿堂(座談会)

 今回のテーマは「ゲームの中のノルマンディ」。ノルマンディ物をいろいろ紹介。殿堂入りは「NORMANDY'44(GMT)」。



◆ウォーゲームデザイン討論(座談会)

 今回のテーマは「ウクライナ侵攻と近未来戦の過去と現在と未来(後編)」。今年2月に勃発したロシアのウクライナ侵攻について語っています。ちなみにいきなり「後編」なのは「前編」をweb公開しているからだそうです。

GJ NEWS 号外 討論:ウクライナ侵攻と近未来戦の過去と現在と未来
http://www.gamejournal.net/gougai/gougai5.html

www.gamejournal.net

 
 ……、ところで「ハイブリッド戦」って何? イマイチ解らん……?



◆[連載]絶版ゲーム再生Project Third-Successor(迷美酒)
S.F.3.D ORIGINAL 1/20 A.F.S armored fighting suit

 今回のお題は「S.F.3.D original」(ホビージャパン)。

 一時期「マシーネンクリーガー」などというまるで馴染めない名前になってしまっていて、最近になって名前が復活したアレ、のウォーゲームです。懐かしいね!



◆[連載]ピンゾロとわたし★ やまね「せん」の逆襲
UFO: Game of Close Encounters

 第六話「アバロンヒル「UFO」暴走する月面:月にかわってやまね「せん」轢死事件」。

 今回から連載タイトルが変わり、完全新作に移行。今回のお題はアバロンヒルの伝説のSFファミリーゲーム「UFO: Game of Close Encounters」。有名な「UFOだと思って攻撃したら車のヘッドライトだった」とか「いきなり月が突っ込んできて蹴散らされた」とかの諸々を面白おかしく書き散らしていました。めっちゃ笑った(笑)



◆[連載]Mrことくの過激にレポートするぜ!
逆統戦 コミースレイヤー 日本語版 金属駒 ボードゲーム

 今回のお題は台湾のゲーム「逆統戦/コミースレイヤー」。

 何やら不穏の名前のゲームですが、中身も危ない(笑) 「紅軍」が、周辺勢力(台湾とか香港とか)や国内の反体制勢力(民主化運動とか)を弾圧して回る、というヤバいテーマ(笑) 見た目は日本のアニメ絵なんですが、中身がヤバすぎ。まあ、元々はゲームではなく反共団体のグループ教育シミュレーションツールとして作ったんだそうです。なるほど。



◆次号予告

 次号No.84(2022年9月1日発売予定)の特集/付録は「応仁の天下」。あの応仁の乱がテーマのマルチゲームだそうです。あ、まるで興味出そうにないやつだ。
 
 

他の号の内容・感想はこちらからどうぞ

perry-r.hatenablog.com