9月1日発売予定のゲーム雑誌を通販で早期入手しましたので感想をば。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0C3ZH4S1F
シミュレーションジャーナル ゲームジャーナル88号 激闘!ロンメル&マッカーサー
【※以下ネタバレ】
付録ゲーム
http://www.gamejournal.net/item_list/gj_088
●激闘!ロンメル軍集団
名将ロンメルの北アフリカ戦最後の戦いとなったチュニジア戦役(1943年)を、「激闘!マンシュタイン軍集団」システムで再現。
枢軸軍プレーヤーは、西側から迫るアメリカ軍、東から来るイギリス軍に挟まれる窮地を、内線作戦の利によってきりぬけなければならない。特徴として、ロンメル、パットン、モンティ、アイゼンハワー等各指揮官ごとの個性を反映した特別チットが準備されており、ゲームに彩りを添える。また、ほぼ「空白」の戦場に一から戦力を展開する典型的な「遭遇戦」でゲームが開始され、プレーヤーの状況に合わせた戦略的手腕が試される。
あなたは、栄光のドイツアフリカ軍集団の有終の美を飾れるか!?
テーマ
1942年~1943年チュニジアにおけるドイツアフリカ軍集団と連合軍の戦い
ゲームデザイン
田島準
カウンター数
80駒+共通マーカー
マップ
ハーフマップ1枚
ゲーム期間
1942年11月~1943年7月
ゲームの範囲
チュニジア全域
プレイ時間
2~3時間
プレーヤー数
2人
難易度(5段階、5が最高)
3
●激闘!マッカーサー国連軍
弊誌初のポストWW2ヒストリカルSLGとなる1950年の朝鮮戦争を、「激闘!マンシュタイン軍集団」システムで再現。
北朝鮮軍プレーヤーは初期の優勢を活かして早期の進撃をめざすのに対して、国連軍プレーヤーは逐次来援するアメリカ軍部隊によって侵攻を阻止し、敵軍背後への上陸作戦によって一発逆転を目指す。
特徴的なシステムとして、北朝鮮軍は自軍の消耗と引き換えに一時的に戦力を2倍化する「万歳攻撃」が可能であり、一方国連軍は上陸作戦、航空支援、空挺降下などの特別ルールが準備されている。
あなたは、大戦終結後最大の地上戦に勝利し、半島の共産化を阻止できるか!?
テーマ
1950年の朝鮮戦争開戦から仁川上陸作戦まで
ゲームデザイン
田島準
カウンター数
66駒+共通マーカー
マップ
ハーフマップ1枚
ゲーム期間
1950年6月~10月
ゲームの範囲
朝鮮半島38度線以南(韓国全域)
プレイ時間
2~3時間
プレーヤー数
2人
難易度(5段階、5が最高)
3
本誌内容
内容は、収録ゲームに関して「カラーページでのリプレイ」「デザイナーズノート」「ゲームのリプレイ」「関連人物紹介」「松田大秀氏のリプレイ漫画」を掲載。
リプレイ漫画は「激闘!マッカーサー国連軍」テーマで、伝説的ギャグマンガ「テコンダー朴」の二度目のパロディ「帰って来たコマンダー金(キム) 新たなる戦い」となっていて、結構笑いました。
◆[連載]ゲームガイド
今までは小さな字で四段組み(というのかな?)だったのが、この号からクソデカイ字の三段組になったのでビックリしました。多分、読者から「老眼でこんな細かい字は読めないから改善しろ」とクレームが入ったものと思われます……
◆[連載]絶版ゲーム再生Project Third-Successor(迷美酒)
今回のお題は、アバロンヒルのアフリカ探検ゲーム「アフリカ探検/SOURCE OF THE NILE」。これ持ってたのに捨てちゃったのが返す返すも惜しい……、さてこのゲーム、いちいちゲームボードのヘクスに発見した地形を書き込んだりするのがクソ面倒くさいので、その辺りは改善の余地があると思いますが、テーマは今でもワクワクしますよね。
今回のお題は「指輪戦争:カードゲーム 日本語版」。二対二のチーム戦で善と悪との戦いを展開する模様。しかし映画の内容を完璧に忘れたので、リプレイを読んでも何が何だか……、あと「アークライトから発売中」と書いていますが日本語版はホビージャパンのゲームですよコレ。
◆次号予告
次号No.89(2023年12月1日発売予定)の特集/付録は「フランス革命1789」。
Game Journal.Net
http://www.gamejournal.net/item_list/gj_089/index.html
国際通信社のウォーゲーム日本史14号「志士の時代 幕末ボードゲーム」にフランス革命版的な物ではないかと予想。そこそこ楽しみ。
◆次号予告2
物価高のおり、ついに次号は特別価格「税込み4620円(4200円+税10%)」となりました。現行価格が「税込み3960円(3600円+税10%)」ですので結構キツイ……、