【※以下ネタバレ】
公式サイト
付録ゲーム
http://www.gamejournal.net/item_list/gj_028/index.html
諸国民戦争1813
ナポレオンの没落を決定づけた、1813年の諸国民戦役におけるフランス帝国とロシア、プロイセンおよびオーストリアを中心とする連合国との戦いを、ポイント-ポイントマップと、60カウンターで再現。
http://www.gamejournal.net/item_list/gj_028/index.html
春秋戦国
「五虎三国志」「孔明北伐」の天津老師が、5年ぶりに贈り出す待望の新作。
プレーヤーは、2大陣営の一方の盟主となり、自国と同盟国を駆使して相手陣営を屈服させ、古代中華世界の覇者たらんことを目指す。
本誌
●特集「諸国民戦争&春秋戦国」
・1813諸国民戦争 カラーページワイドグラビア
・1813諸国民戦争 ゲームの指針
・1813諸国民戦争 ヒストリカルノート(上田洋一)
・付録ゲーム 春秋戦国 リプレイ漫画(松田大秀)
・春秋戦国 ヒストリカルノート
・春秋戦国 キャラ紹介(天津老師)
<コメント>
何の関係もない二つのテーマのカップリングで、ゴチャゴチャ感だけが際立ち、読み物として面白さはあまり無し。
●[連載]ソンシー浅野のそこまで言ってインカ帝国?
ウォーゲーマーを集めて討論する企画。今回のテーマは「あなたは、カードドリブンを認めますか?」
<コメント>
参加者全体が批判的なトーンで、「コマンドコントロールと天候とかのイベントが一緒に入っているのはどうか?」とか「カードは陰謀ルールの集まり」とか言ってはいますが……、多分紙面を盛り上げるために過激にふるまっただけで、参加者たちは特に気にもしていないんだろうなぁって印象でした。
●[連載]シミュレーションゲーム批判序説もどき(柿崎 唯)
第五回「北アフリカ戦役に見る現実認識及びその可能性と結果についての一考察(後編)」。WW2北アフリカ戦線について。ドイツ軍・イギリス軍とも最良の戦略は「根拠地に籠ってひたすら守りを固める」なので、ルールで攻撃を強制しないとゲームにならない云々。
<コメント>
WW2北アフリカの戦いはロンメルがいたからドラマチックになったけど、そのせいでキャンペーンゲームを作るのは大変だと良く分かる記事。
●次号の予告
次号No.29(2008年12月1日発売予定)… 特集「12月のバルジ」。付録ゲーム「激突!バルジ突破作戦」。
総合感想
評価:△。特集記事が弱いうえに、その他の連載も薄味で、腹の足しにもならないという感じでした。