【ウォーゲーム】感想:雑誌「ゲームジャーナル No.87」『特集:新信長風雲録』(2023年6月1日発売)

シミュレーションジャーナル ゲームジャーナル87号 新信長風雲録
 
 6月1日発売予定のゲーム雑誌を通販で早期入手しましたので感想をば。
 

http://www.amazon.co.jp/dp/B0C3ZH4S1F
シミュレーションジャーナル ゲームジャーナル87号 新信長風雲録

【※以下ネタバレ】
 
 

公式サイト

www.gamejournal.net
 
 

付録ゲーム

http://www.gamejournal.net/item_list/gj_087
「新信長風雲録」は、戦国群雄伝システムを採用してかつてツクダから発売された「信長風雲録」と同範囲のマップを用いて、戦国群雄伝シリーズのオリジナルデザイナーである福田誠氏が、シナリオ、カウンター、マップの構成などを再度一からデザインし直した、オリジナルゲームです。
貴方は、後世「信長生涯最大の危機」と呼ばれた窮地を乗り越えることができるか!?


テーマ 畿内における信長対第一次信長包囲網の戦い
ゲームデザイン 福田誠
ディベロップ 近藤友樹
カウンター数 252駒
マップ フルマップ1枚
ゲーム期間 永禄11年9月/元亀元年6月~12月(4~14ターン/シナリオによる)
シナリオ 5本(信長上洛、天正電撃戦、志賀の陣、元亀騒乱、姉川の戦い
プレイ時間 1~4時間以上(シナリオによる)
プレーヤー数 2人
難易度(5段階、5が最高)4

 
 1980年代にツクダホビーから発売されていた戦国時代物「戦国群雄伝」シリーズの一つ「信長風雲録」を完全リメイクした作品。


本誌内容

◆特集:新信長風雲録

 内容は、収録ゲームに関して「カラーページでのリプレイ」「デザイナーズノート」「ゲームのリプレイ」「関連人物紹介」「松田大秀氏のリプレイ漫画」を掲載。

 リプレイ漫画はどうも大河ドラマ「どうする家康」のパロディらしいのですが、ドラマを見ていないので何がなんだかわからずクスリとも笑えなくてつらかった……


 付録ゲームに関しては、福田誠氏のデザイナーズノートによれば(既報ではありますが)、旧「信長風雲録」は「戦国群雄伝」シリーズで氏が唯一デザインしなかったゲームなので今回リメイクしましたとのことでした……、うーん、ならば当時のタクテクスで「デザイナー:福田誠」と堂々書いてあったアレはなんだったんだろうか……、当時のゲーマーはタクテクスツクダホビーが組んだ詐欺(?)の良いカモにされたのか……?(ト書き:苦り切る)

 あと福田先生は以下も構想中の模様。
・全作品連結でプレイできる追加セット「戦国の一番長い日」の復活
・オリジナル作品
・新システムによる戦国群雄伝シリーズ



◆[連載]絶版ゲーム再生Project Third-Successor(迷美酒)
AH: Gunslinger, Game of Western Gunfights, Board Game
AH: Gunslinger, Game of Western Gunfights, Board Game

 今回のお題は西部開拓時代のガンファイトがテーマの「Gunslinger」(AVALON HILL)。どちらかというと邦題「真昼の決闘」の方がピンときますね。多分昔のHJのカタログに載っていたはずで、パッケージ絵が懐かしい。



◆次号予告

 次号No.88(2023年9月1日発売予定)の特集/付録は「激闘!ロンメル軍集団」「激闘!マッカーサー国連軍」の2 in 1です。


ファイナルコメント

 いつも通りのあっさり風味で特に読みどころはない感じ。なんかもう、この手のゲームに対する興味は体の中から消えてしまったのかもしれない……
 
 

他の号の内容・感想はこちらからどうぞ

perry-r.hatenablog.com