【ウォーゲーム】感想:ゲーム雑誌「ゲームジャーナル No.21 特集:日本の戦い」(2006年12月1日発売)

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【※以下ネタバレ】
 
 

公式サイト

www.gamejournal.net
 
 

付録ゲーム

http://www.gamejournal.net/item_list/gj_021/index.html
義経 ~池田康隆デザイン~
1180年、富士川の戦いの直前から、屋島の戦い頃までの源平の争乱を、池田氏得意のカードドリブンでゲーム化。

http://www.gamejournal.net/item_list/gj_021/index.html
日清戦争 ~田島準デザイン~
本邦初、日清戦争をキャンペーンレベルで再現したSLGがついに登場!

http://www.gamejournal.net/item_list/gj_021/index.html
上野戦争
寛永寺に立て籠もった彰義隊明治新政府軍との戦いを、ユニット30個のスケールで描く。

 
 

本誌

●特集「日本の戦い」
 ・義経 カラーページワイドグラビア
 ・付録ゲーム 義経 リプレイ漫画(松田大秀
 ・日清戦争 ヒストリカルノート
 ・日清戦争 プレイの指針
 ・上野戦争 ヒストリカルノート
 ・上野戦争 プレイの指針

<コメント>
 てんでばらばらのテーマのゲームを強引に「日本の戦い」というくくりでまとめた、雑多なごった煮特集。どの戦いも興味無いので面白みゼロ。



●[連載]ソンシー浅野のそこまで言ってインカ帝国

 ウォーゲーマーを集めて討論する企画。今回のテーマは「ウォーゲームバブルの時代は良かったと思うか?」「バンダイウォーゲームを評価するか?」「自分のデザインしたゲームの批評をどう受け止めるか?」「今後ウォーゲームのトレンドは?」

<コメント>
 1980年代にウォーゲームが売れていた時代を「バブル」と呼んで「あの頃は勝ちにこだわる連中がどっと入って来たので、あんな時代なんか全然評価しない」とかいう意見が有ってビックリΣ(゚д゚;)

 バブルというか、あの頃が唯一ウォーゲームが輝いていた時期で、以後は氷河期というか衰退期だと思っている身としては、あの頃を否定する気持ちがまるで解らない。人が多くいなければただ滅ぶだけでしょうに。



●シミュレーションゲーマー地獄への道 HELL'S HIGHWAY(シャン・シュー・カンタニャック/高梨俊一:訳)

 翔企画シミュレイター創刊号(1985年)に掲載された記事。ウォーゲーマーがゲームに初めて触れてから最終的にどうなるかを克明に描いた記事。

<コメント>
 まあ高梨俊一先生のジョーク記事なんですが、何度読み返しても面白いです(笑)



●[連載]トワイライトインペリウムゾーンへようこそ(ささきしのぐ)
Twilight Imperium

 連載第四回(最終回)。FFG社の大ヒットSFボードゲーム「トワイライトインペリウム 第三版」(2004年)の紹介記事。今回はリプレイ。

<コメント>
 難しすぎて何が何だかわからん!



●次号の予告

 次号No.22(2007年3月1日発売予定)… 特集「東部戦線:冬季戦41~42」。付録ゲーム「冬季戦41~42」。


総合感想

 評価:△(ほぼ駄目)。特集記事に興味ゼロの上、その他の記事もロクな物がなく、軽く目を通したらそれで終わり……、ウォォ、中身がなさすぎる。
 
 

他の号の内容・感想はこちらからどうぞ

perry-r.hatenablog.com