【ドラマ】感想:ドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~特別編(前編・後編)」(2024年:日本)

沈黙の艦隊 - シーズン1【東京湾大海戦】

最新作映画公開記念!地上波初!二夜連続放送決定! フジテレビ
https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20251062.html
放送 フジテレビ系。2025年9月25日(木)。9月26日(金)

【※以下ネタバレ】
 

日本の近海で、海上自衛隊の潜水艦が米原潜に衝突し沈没した。 艦長の海江田四郎(大沢たかお)を含む全76名が死亡との報道に衝撃が走る。 だが実は、乗員は無事生存していた。事故は、日米政府が極秘に建造した高性能原潜「シーバット」に彼らを乗務させるための偽装工作だったのだ。米艦隊所属となった「シーバット」、その艦長に任命されたのが海自一の操艦を誇る海江田であった。 ところが、海江田は「シーバット」に核ミサイルを積載し、突如反乱逃亡。 海江田を国家元首とする独立戦闘国家「やまと」を全世界へ宣言した――。
「やまと」を核テロリストと認定し、太平洋艦隊を集結させて撃沈を図る米国。米国より先に「やまと」を捕獲すべく追いかける、海自ディーゼル艦「たつなみ」。その艦長である深町(玉木宏)は、過去の海難事故により海江田に並々ならぬ想いを抱いていた……。 大義か、反逆か。日米政府、海上自衛隊、米海軍までをも運命の荒波に呑みこむ、海江田四郎の目的とは――?

 

あらすじ

●前編 2025年9月25日(木)

 海上自衛隊の潜水艦「たつなみ」は僚艦「やまなみ」がアメリカ海軍の原潜と衝突して沈没する現場に遭遇した。「たつなみ」の海江田艦長以下の乗員は全員死亡と発表されたが、「やまなみ」の艦長・深町は音を分析し「たつなみ」の乗員が沈没前に船を放棄していたことを突き止める。

 実は海江田たちは生きており、日本政府がアメリカ政府と秘密裏に進めている計画に参加していた。それはアメリカ海軍の原潜「シーバット」に海江田たち日本人乗員を乗り込ませ、事実上日本が原潜を保有するというものだった。

 ところが「シーバット」は初航海で予定のコースを外れ行方をくらませてしまう。アメリカ側は「シーバット」が反乱を起こしたと考え、アメリカ第七艦隊が「シーバット」の行方を追いはじめた。深町は「たつなみ」で「シーバット」を捕獲する任務を命じられる。

 「シーバット」は南下しフィリピン近海で第七艦隊に発見されると浮上した。海江田は「シーバット」が核兵器保有していると主張し、さらに自分たちは「独立戦闘国家 やまと」であると宣言した。そこに「たつなみ」が追いつき、深町は強引に「シーバット/やまと」に乗り込んだ。海江田は深町に、世界をひとつの国家にするのが目的だと言い、まず日本と軍事同盟を結ぶと伝える。

 第七艦隊は「やまと」に攻撃をかけるものの、核兵器を本当に持っている可能性を危惧し本格的な戦闘に至らずに終わる。「やまと」は北上し第七艦隊が追跡する中、さらにアメリカ海軍第三艦隊が出現する。一方日本も海江田を孤立させるのはまずいとの判断から海自第二護衛隊群を派遣する。

 竹上総理たちはアメリカ政府と緊急会談のため旅立った。



●後編 2025年9月26日(金)

 アメリカに飛んだ竹上総理はベネット大統領から、日本は「シーバット」計画を中止し、「シーバット」が起こした被害を賠償しろと詰め寄られるが、竹上はそれを拒否し「シーバット/やまと」と交渉すると主張したため会談は決裂した。

 「やまと」は沖縄近海で第三艦隊と接触し、第三艦隊は海自第二護衛隊群にも攻撃を開始したが、「やまと」はやすやすと空母「エイブラハム・リンカーン」を撃沈した。海江田は竹上に連絡し会談の要望を伝えた。竹上は記者会見を開き「シーバット」計画の全貌と、海江田との交渉の話を明らかにした。

 「やまと」は東京湾に入り海自の潜水艦整備用の特殊艦「サザンクロス」に収容された。海江田は上陸してプレスクラブで竹上たちと会談し、世界の統一のため「超国家軍隊を創設する」というアイデアを披露する。竹上は「やまと」との同盟を結ぶ代わりに「やまと」が海自の指揮下に入ることを求め、さらに「やまと」に関するすべてを国連で話し合うと決める。海江田は国連総会に参加するためニューヨークへと向かうという。

 ベネット大統領は第七艦隊に「やまと」撃沈を命じ、東京湾内で戦闘が開始された。しかし「やまと」は巧みに攻撃をかわし第七艦隊に損害を与えていく。ベネットは追い詰められた海江田が核兵器を使う可能性を考え、戦闘を中止させた。「やまと」は東京湾を脱していった。


感想

 評価は○(まあ悪くはない)。

 1980年代後半から90年代前半に連載されて大ヒットした漫画のドラマ。まあ悪くはなかったです。

 「深町が海江田の元部下設定で格下になってる」とか「深町の副長が女になってる」とか「なぜそういう事をするのか」という設定変更はありましたが、全体的には「沈黙の艦隊」と認めても良い内容。

 役者の演技はまともで見ていて恥ずかしいということは無かったし、CG技術の発展で海とか軍艦の描写も違和感なくできるようになって「見てられない」という事も無かったし。まあ潜水艦の魚雷発射シーンとか諸々はもっとけれんみを出すというか派手にしても良かったのではと思いましたけど。

 原作漫画では「やまと」が空母ミッドウェーを沈めたりイージス艦と死闘したり、という展開があったはずですが、それらはカットした模様。まぁ全部入れていたらきりがないか。


 ということで、もっと噴飯物の学芸会ドラマを予想していましたが、意外にまともでした。へー。
 
 

https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20251062.html
最新作映画公開記念!地上波初!二夜連続放送決定!
沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~特別編』


前編 2025年9月25日(木)21時~23時8分 後編 2025年9月26日(金)21時~23時07分


◆初の地上波二夜連続放送決定!
フジテレビでは最新作映画の公開を記念し、大ヒットドラマシリーズ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』を、9月25日(木)、26日(金)の二夜連続での放送を決定した。本シリーズが、地上波放送されるのは初となる。


◆『沈黙の艦隊 シーズン1~東京湾大作戦~』とは
講談社の漫画雑誌「モーニング」にて1988~96年に連載され、累計発行部数3200万部(紙・電子)を突破した大ヒットコミック「沈黙の艦隊」(かわぐちかいじ作)を、大沢たかおを主演/プロデューサーに迎えてAmazon MGMスタジオが実写映画化。2023年に劇場公開後、2024年にPrime Videoで独占配信され、日本のAmazon MGMスタジオが日本で手掛けた作品で歴代一位の国内視聴数を記録した(※)大ヒット作品。


その壮大なテーマ性とスケール感から実写化不可能とうたわれていた原作を、映画『キングダム』、『国宝』などヒット作を数多く手がけるクレデウスが制作、『ハケンアニメ!』(2022年)で日本アカデミー賞・優秀監督賞をはじめ数々の映画賞受賞を果たした吉野耕平氏が監督を務め、映像化した本作。日本映画初となる海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指のVFX技術を融合させ、臨場感あふれる映像体験を実現。「核抑止力をもって世界平和をいかに達成するか」という真摯(しんし)な問題提起が、緊迫の海中戦闘アクションと重厚な政治サスペンスに乗せてストーリー展開される、唯一無二のアクション・ポリティカル・エンターテインメント作品として大きな話題となった。
※2025年9月時点。Amazon MGMスタジオが日本で手掛けた作品における配信後365日間の国内視聴数対象。



◆特別編として地上波初登場!
このたびは、Prime Videoで配信しているドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』の全8話を本放送のために再編集した【特別編】を二夜に渡ってお届けする。番組最後には最新作『沈黙の艦隊 北極海大海戦』の冒頭映像のテレビ初公開も!



【番組概要】
沈黙の艦隊 シーズン1~東京湾大海戦~』特別編
<放送日時>
前編
2025年9月25日(木)21時~23時08分
後編
2025年9月26日(金)21時~23時07分
<出演>
大沢たかお
玉木宏 上戸彩
ユースケ・サンタマリア 中村倫也 中村蒼
松岡広大 前原滉
水川あさみ
田中要次 田口浩正
アレクス・ポーノヴィッチ リック・アムスバリー
橋爪功
岡本多緒 手塚とおる 酒向芳 
笹野高史 夏川結衣
江口洋介
<スタッフ>
原作:かわぐちかいじ沈黙の艦隊」(講談社「モーニング」)
監督:吉野耕平、中村哲平、蔵方政俊、岸塚祐季
脚本:髙井光
音楽:池 頼広
主題歌:Ado「DIGNITY」(ユニバーサル ミュージック) /楽曲提供:B’z

 

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