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感想:アニメ「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」第25話「未来への翼」(2016年)

アニメ

銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 初回生産限定版 全8巻セット [マーケットプレイス DVDセット]
mjp-anime.jp

アニメ「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」 http://mjp-anime.jp/index.html
放送 BS11。全25話。

【※以下ネタバレ】

地球暦2110年。 宇宙に進出を果たした人類は、数多の資源小惑星を手中に収め、その未来と繁栄は約束されたかに思えた。しかし、外宇宙への橋頭保たる木星圏に、汎銀河統一帝国を名乗る謎の勢力“ウルガル”が襲来。地球は存亡の危機に陥った。一方、地球には遺伝子操作で宇宙に適応できる人類を生み出そうとするプロジェクトによって生まれた特務機関 MJPに所属する少年少女たちがいた。

イズル、アサギ、ケイ、タマキ、スルガの5人から成る「チームラビッツ」は、訓練成績も最下位の落ちこぼれの集まりで「ザンネン5」とも呼ばれていた。しかし、突然最新鋭の戦闘デバイス「AHSMB(アッシュ)」への搭乗を命じられ、全地球防衛軍・GDFの撤退の盾として前線に送り込まれていく。圧倒的な戦力を誇るウルガルに対し、果たして彼らは生き残ることができるのか…。

2013年放送の全24話を毎週2話ずつ1時間枠「マジェスティックアワー」と題して放送。
そしてTV最終24話と劇場版を繋ぐ完全オリジナルの新作第25話の放送も決定!

 

第25話 未来への翼 (2016年9月29日(木)深夜放送)

 

あらすじ

 GDFとウルガルとの戦闘が続く中、グランツェーレ都市学園で訓練に励むセイ、クリス、ユイ、アンの「チームフォーン」は、一刻も早く戦場に出て、尊敬するチームラビッツの様に活躍することを夢見ていた。そんな中、GDFはウルガルとの最終決戦「オペレーション・ヘブンズゲート」を発動し、学園の生徒の大半は実戦部隊に配備されるが、チームフォーンの四人だけは居残りとなる。失望する四人だったが、実は彼らには特別製のアッシュが用意されており、彼らはその開発に協力するために学園に残ったのだった。そして木星でGDFとウルガルの大決戦が始まる中、ついに彼らのアッシュが完成し、四人は宇宙へと飛び立っていった。


感想

 マジェプリの3年ぶりの新作映像。この後の劇場版も含めて、まさかマジェプリの続編というか新作というかが作られるとは思いもしませんでしたよ。主人公たち同様アニメも「ザンネン」な出来だと思っていたのですが、意外と支持されていたということ?

 お話は25話というより「番外編」で、先の主人公たち同様いささか残念気味な四人組のキャラ立て回でしたが、意外と悪く無かったです。それにしても教官役の杉田智和が各メカの説明で、凄い長台詞を延々しゃべらされているのが大変だなぁと思いました。主人公たちの五倍はしゃべってたぞ。

脚本 鈴木貴昭


キャスト
セイ・ユズリハ斉藤壮馬
ユイ・マガリャネス:雨宮天
クリス・ソルフェリーノ:代永翼
アン・メディクム:鈴木愛奈
スギタ:杉田智和

感想:アニメ「キャプテンフューチャー」第6話「聖なる星クウムの謎」

アニメ


コロムビア・サウンド・アーカイブス キャプテンフューチャー オリジナル・サウント・トラック-完全盤-

www.animax.co.jp
放送 アニマックス。2016年9月24日(土)深夜放送。

【※以下ネタバレ】

第6話  聖なる星クウムの謎 (「時のロスト・ワールド」より)

 

あらすじ

 謎の宇宙船団はそのまま飛び去った。キャプテンフューチャーたちは、出会った女性「アハラ」の村に向かった。アハラたちは原始的な生活を送り、また、はくちょう座のデネブを「聖なる星クウム」として崇めていた。フューチャーたちはアハラたちの種族の使う「祭壇」が、破壊された宇宙船であることを知る。おそらくアハラたちの祖先は宇宙船でクウムから地球ににやってきたが、火山弾で宇宙船を破壊され、地球に住まざるを得なくなり、長い間に過去の事を忘れ果ててしまっていたに違いなかった。フューチャーたちは、宇宙船から部品を取り外し、コメット号を修理した。

 そんなある日、近くに宇宙船が着陸し、オットーは乗員がカタイン人だと思って声をかけるが、アマラと共に有無を言わさず捕まってしまう。彼らは火星人で、二人を火星まで拉致してしまった。火星の牢で、オットーたちはカタイン人ジュルンと出会うが、ジュルンは科学者ダルムールの息子だった。カタインは木星に近づきすぎて「ロシュの限界」という距離を越え、崩壊する運命にあった。ところがカタインの強硬派は、種族が生き延びるため、火星を侵略して移住するという計画を立てていた。ジュルンは和平を話に火星に来たものの、問答無用で牢に入れられたという次第だった。

 オットーは助けを呼ぶため牢を脱出するが、何故かアマラが託してくれた指輪が火星の施設の扉を開いたので驚く。やがてフューチャーたちがコメット号で火星に到着し、オットーたちは救出された。コメット号は改めてカタインを目指した。


感想

 原作も読んでアニメも見ているのに、完璧に話を忘れていて「こういう展開か」と新鮮な気分で視聴しています。それにしても一億年前の火星人とかカタイン人とホイホイ言葉が通じるのは何故なのかしらん。


時のロスト・ワールド (1972年) (ハヤカワSF文庫)
透明惑星危機一髪!/時のロスト・ワールド <キャプテン・フューチャー全集4> (創元SF文庫)

感想:WEBコミック「キン肉マン」第184話「雑魚の誇り!!の巻」

コミック

キン肉マン 56 (ジャンプコミックス)

週刊プレイボーイ http://wpb.shueisha.co.jp/comic_novel/

【※以下ネタバレ】

第184話 雑魚(ざこ)の誇り!!の巻 (2016年9月26日(月)更新)

 

あらすじ

wpb.shueisha.co.jp

キン肉王族同士の因縁の対決。キン肉タツノリが完成させた「肉のカーテン」もまた、キン肉族の呪われた歴史が生み出した奥義であり、タツノリが説く“慈悲の心”が招いた災厄だと言うネメシス。一方、真弓たちはタツノリが“慈悲の心”を貫き通したからこそ、奥義は完成に至り、キン肉王族の腐敗を一掃する大きな一歩を踏み出し始めたのだと言う。お互いの主張が並行線をたどる中、ネメシスは最後に、キン肉マンと真弓を完璧(パーフェクト)超人界へ誘うが--!?

 キン肉マン対ネメシス戦。

 ネメシス(サダハル)は真弓とスグルに、完璧超人に協力するなら命は助けると申し出るが、スグルはそれを拒否。さらにネメシスは人を信じることを諦めただけだが、タツノリ、真弓、そして自分は一族と民を信じるのみと言い切る。それを聞いたネメシスは攻撃を再開し、セコンドがついているキン肉マンたちを雑魚と罵るが、キン肉マンはセコンドをつけないその態度もやはり人を信じていないだけだと指摘する。逆上したネメシスはキン肉マンにネメシスドライバーを仕掛けるが、真弓はキン肉マンにネメシスもまたキン肉マンが信じるべき一族の一人だから救ってくれと叫ぶ。


感想

 ハイ、そろそろネメシス動揺してきたぞ。


攻防

ネメシス:パンチ連打
キン肉マン:かまわず前進→かんぬきスープレックスシャイニングウィザード→バックドロップ
ネメシス:パンチ→ネメシスドライバーの体勢へ

※ネメシスドライバー=相手のあごにドロップキックを決めてそのまま空中に突き上げ、さらに両足首を掴む。その形で相手の脳天をマットに叩きつける。


[参考]完璧超人始祖の一覧

00 “完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)”   ザ・マン/超人閻魔
01 “完璧・壱式(パーフェクト・ファースト)”ゴールドマン/悪魔将軍[天のダンベル]
02 “完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)” シルバーマン/銀のマスク[地のダンベル]
03 “完璧・参式(パーフェクト・サード)”  ミラージュマン(死亡)[氷のダンベル]
04 “完璧・肆式(パーフェクト・フォース)” アビスマン(死亡)[焔のダンベル]
05 “完璧・伍式(パーフェクト・フィフス)” ペインマン(死亡)[風のダンベル]
06 “完璧・陸式(パーフェクト・シックス)” ジャスティスマン[光のダンベル]
07 “完璧・漆式(パーフェクト・セブンス)” ガンマン(死亡)[土のダンベル]
08 “完璧・捌式(パーフェクト・エイス)”  シングマン(死亡)[星のダンベル]
09 “完璧・玖式(パーフェクト・ナインス)” カラスマン(死亡)[闇のダンベル]
10 “完璧・拾式(パーフェクト・テンス)”  サイコマン(消滅)[雷のダンベル]

【アニメ】10月にCS東映チャンネルで 「キャプテンフューチャー 華麗なる太陽系レース」を放送!!

アニメ

www.toeich.jp

アメリカのSF作家エドモンド・ハミルトンの原作をアニメ化したスペースオペラ。TVシリーズの好評を受けて制作されたTVスペシャル版。科学者ニュートン夫妻の遺児カーティスはキャプテンフューチャーと名乗り、<生きている脳>サイモン教授とロボットのグラッグ、アンドロイドのオットーの三人とともに正義と宇宙平和のために戦っていた。ある時、宇宙船強奪事件が続発。宇宙警察はキャプテンフューチャーに出動を依頼する。


上映時間 60分
制作年度 1978
監督 勝間田具治
脚本 辻真先
出演  (声)広川太一郎増山江威子川久保潔野田圭一緒方賢一岸野一彦柴田秀勝神谷明


放送日時
2016年10月7日(金) 17:00~18:30
2016年10月21日(金) 18:30~20:00
2016年10月28日(金) 17:30~19:00


 幻のSFアニメ「キャプテンフューチャー」がこの9月に待望のブルーレイ化されたのを記念して、先日(9/24(土))に、CS放送のアニマックスで


www.animax.co.jp


と銘打って1~8話が放送されたのですが、なんと今度は東映チャンネルで「華麗なる太陽系レース」が放送されることになりました~!!

 このエピソードは60分のスペシャル版で、1~8話の次に1978年の大晦日特番として放送されたものです。あの時は「大晦日に特番を放送してくれるなんてNHKも粋なことをしてくれるなぁ」と感激したものでした。これは新規に東映チャンネルと契約するしか! 一ヶ月あたり1620円と超高いけどね!

感想:アニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd」第12話(最終回)「この素晴らしき日常」

アニメ

「アクティヴレイド-機動強襲室第八係-2nd」オリジナルサウンドトラック

activeraid.net

TVアニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」公式サイト http://activeraid.net/
放送 BS日テレ。全12話。

【※以下ネタバレ】

第12話 『File12 この素晴らしき日常』 (2016年9月25日(日)深夜放送)

 

あらすじ

 稲城は逮捕されたが、バードが人工衛星をコントロールし関東に落下させようとしていることが判明した。衛星には爆薬が満載されており、地表に激突すれば関東一円は壊滅する。ここに警察と統合自衛隊による衛星破壊作戦が開始され、ウィルウェアによる迎撃を行なうことになり、警察から黒騎、統自からは凡河内みほ、がそれぞれ出撃することになった。しかし打ち上げ途中でバードの送り込んだウィルウェアに妨害され、みほは脱落し、単身黒騎だけが衛星にたどり着く。しかも衛星にはバードが用意した無人のウェルウェアが待ち構えており、大ピンチに陥る。しかし黒騎のオスカー2には協会様たちが用意した秘密兵器が用意されており、黒騎はそれでウィルウェアと渡り合う。最後衛星が大爆発し、関東は救われた。

 後日、瀬名は黒騎の葬式に出かけるが、実は黒騎は(ミュトスたちの配慮で)ちゃっかり生きており、瀬名が葬式だと思っていたイベントは黒騎の帰還を祝う会だった、またバードは悠々国外に逃亡したはずが公安に逮捕された。おしまい。


感想

 評価は×。

 バードがここに来て「関東を爆弾で破壊してやるぜ、ウハハハハ」と知的さの欠片もない、ただの悪の組織の幹部みたいな存在に堕落した上に、衛星にウィルウェアを用意しておいて、「やーい引っかかったwww」とか浮かれていたら、自分こそ罠に引っかかって逮捕されてしまいました、とか、なんじゃこりゃ展開すぎた。

 あまつさえ、最終回の締めの台詞が、瀬名のあのとぼけた台詞(※香典を握り締めて「お疲れ様でしたぁ」)だとは……、終わった気がしないよ。


総括

 評価は×(ダメでした)。

 近未来警察アニメの第二期。前期(今年1~3月放送)は終盤そこそこ盛り上がったので、今期は「バードの逆襲編」といった感じで行くのかと思ったら、それどころの話では無く、前期を遥かに下回るクオリティで、もう嫌になりました。


 第八は、ロゴスによる国家インフラ乗っ取り事件(ロゴス・インシデント)での大活躍により、世間からの見方が一転し、今では好意的に受け入れられていた。あさみは大坂に転任し、西日本を管轄とする「第九係」のボスとして部下を束ねる立場になっていた。また瀬名は警察を退職し、名古屋で廃品回収業者の社長になっていた。第八には、新人としてエミリア・エデルマンと鏑木まりもの二人が配属され、新生の第八は頻発するウィルウェア犯罪に対処していたが……


 第一期は、途中もたついた展開があったものの、終盤は、ロゴスによるインフラ乗っ取りとか、ミュトスの暗い過去とか、の展開がそれなりに味があったので「やればそれなりに出来るじゃん」と感心し、第二期はそこからの上積みを期待していたのですが、上積みところか第一期より遥かにシナリオの質が低下していました。不満はもう数えればきりが有りませんが、とにかく挙げていくと……


・キャラの配置換えが無意味すぎ

 今期は前作で第八に勤務していた瀬名や天野円が警察を辞めて民間人に転じていますが、それがほぼ物語に生かされていない。瀬名は廃品回収業者の社長になりましたが、第一話ですぐに第八に協力者という立場で帰ってくるので、警察を辞めたことが事実上無意味になっています。天野円は探偵になっていますが、天野の情報で物語が大きく動いたとかそういうことも無く、別に辞めなくても良かったじゃん、みたいな。

 花咲里あさみが関西に移動したのは無意味とは言いませんが、前期の黒騎に次ぐ重要キャラ(と思っていた)を脇役に落として、出番をごっそり削り取って何の得になったのか、と思わずはいられませんでした。


・新キャラの出番が少なすぎ

 第八に、二人の新人「エミリア・エデルマン」(田村ゆかり)と「鏑木まりも」(田中あいみ)が新規加入しましたが、二人ともほぼ出番なし。エミリアはせっかく田村ゆかりをキャスティングしてたのにケンタウロスユニットも含めてほぼ活躍の機会が無く、ただ居ただけ。鏑木まりもはまたそれなりに台詞はありましたが、二人とも、前期の花咲里あさみや星宮はるかの様な個性を出す暇も無く番組は終了。なんでこの二人増やしちゃったの?

 またあさみの五人の部下「フィンガーズ」も、五人も増やしても使い切れなくてもてあましていただけだったし。さらに瀬名の会社の専務「アビゲイル・マルチネス」も出す必要があったか疑問。


・ミュトスの出番少なすぎ

 前作でラスボス格だったミュトスが、黒騎の弟「黒騎・ミュトス・二郎しまじろう信次楼」として味方になるという展開にちょっと燃えたのですが、全然活躍しないままおしまいに……、いや、もっと重要な役回りとして、例えば第八の参謀的な立場になって、毎回バードと頭脳戦を繰り広げる、とかそれくらいするべきだったと思うのですけど。味方になってもならなくても物語にほぼ影響なかったような。


・バードの出番少なすぎ

 今期は最初からバードの正体が割れているし、毎回毎回様々な陰謀を繰り出してきて、第八+ミュトスと激しい戦いを繰り広げる、みたいな展開を期待していたら、殆ど出てこなかった……、で、最後に安っぽい悪党みたいに「グハハハハ、東京に人工衛星を落としてやるぜ」って何なの。


・ストーリー構成が下手くそすぎ

 毎回毎回バードが最終的な目的に向かって次々と犯罪を起こしていき、第八がそれに振り回される、みたいな展開なら良かったのですが、そういう1クールかけての地道な積み上げは無く、途中は「第八全員が風邪で寝込むギャグ回」「たんなる水着回」「怪獣が出てくる特撮オタ向け回」「難民の悲哀回」とか、そんな話ばっかりで、もう見ていて視聴意欲を維持できない様な低クオリティ回ばっかり。

 終盤一ヶ月になってようやく思い出したように「稲城は悪人でした」とか「バードの関東壊滅作戦を阻止せよ」みたいな話を取ってつけたように突っ込んで、なんとかそれっぽい締めをひねり出しましたが、今まで何をしていたんだと突っ込みたくなったですよ。


 とまあ、このように愚痴しか出てきませんでした。佐伯俊原案のキャラクターたちの見た目は凄く好きだったし、パワードスーツ的なモノを駆使する警察という設定も可能性を感じさせたのですが、シナリオが全くそれを生かせませんでした。それであのラスト。うーん……、これはちょっと評価できませんでしたね……



Field Trip !!
「アクティヴレイド-機動強襲室第八係」オリジナルサウンドトラック

スタッフ情報
【キャラクター原案】佐伯俊
【総監督】谷口悟朗
【監督】秋田谷典昭
【アニメーションキャラクターデザイン】西田亜沙子
【シリーズ構成】荒川稔久
【音楽】中川幸太郎
【3DCG制作】オレンジ
【アニメーション制作】プロダクションアイムズ



音楽
【OP】相坂優歌「セルリアンスカッシュ」
【ED】Liko(CV:黒沢ともよ)「Field Trip!!」



キャスト
黒騎猛:島﨑信長
瀬名颯一郎:櫻井孝宏
花咲里あさみ:小澤亜李
エミリア・エデルマン:田村ゆかり
星宮はるか:石上静香
山吹凛:倉田雅世
鏑木まりも:田中あいみ
舩坂康晴:大川透
協会さん:鳥海浩輔
アビゲイル・マルチネス新井里美
協会様:速水奨
ミュトス:花江夏樹
稲城光太郎:緑川光
小湊恵理子:大原さやか
天野円:大西沙織
山吹陽:相坂優歌
Liko:黒沢ともよ

感想:アニメ「キャプテンフューチャー」第5話「SOS1億年前」

アニメ

コロムビア・サウンド・アーカイブス キャプテンフューチャー オリジナル・サウント・トラック-完全盤-

www.animax.co.jp
放送 アニマックス。2016年9月24日(土)深夜放送。

【※以下ネタバレ】

第5話  SOS1億年前 (「時のロスト・ワールド」より)

 

あらすじ

 キャプテンフューチャーたちは、小惑星帯でコメット号の飛行訓練をしていたところ、突然奇妙な通信を受信した。それは太陽系第五惑星「カタイン」の科学者「ダルムール」が、未来に向けて送った救難通信だった。小惑星帯は、太古存在した惑星が破壊された残骸だと推測されていたが、カタインこそかつて存在していた惑星だった。

 フューチャーはその通信を無視することが出来ず、以前から研究していたタイムエンジンをコメット号に取り付け、通信が送られてきた一億年前に向かうことを決意する。そしてジョーンに別れを告げると、遥かな過去へと旅立った。コメット号は無事一億年前に到着するが、予想外の彗星に衝突されてタイムエンジンが破壊され、コメット号は太古の地球に不時着してしまう。

 フューチャーたちは、コメット号修理のための鉱物を求めて探索を始めるが、なんとこの時代にはいるはずのない人間の女性が恐竜に襲われているところに出くわし、彼女を助ける。さらにコメット号の前には宇宙船の大群が姿を見せるのだった。続く。


感想

 「時のロスト・ワールド」編スタート。タイムマシンを開発するというだけでもとんでもないことなのに、さらに一億年前に人間を送り込むという、国家プロジェクト並みの事を個人レベルで簡単に実現してしまう、この無造作さがまさに「キャプテンフューチャー」の世界でしびれます。「2年前にタイムマシンで動物実験をしたことがあっただろ?」とか簡単に言ってしまうカーティスはまさに銀河系最大の科学者です。

 「宇宙帝王」編と違って、こっちの話は展開を思いっきり忘却しているので先が楽しみですぅ。


時のロスト・ワールド (1972年) (ハヤカワSF文庫)
透明惑星危機一髪!/時のロスト・ワールド <キャプテン・フューチャー全集4> (創元SF文庫)

感想:アニメ「マクロスΔ(デルタ)」第26話(最終回)「永遠のワルキューレ」

アニメ


TVアニメ「マクロスΔ」オリジナルサウンドトラック1

macross.jp

MACROSS PORTAL SITE マクロスポータルサイト http://macross.jp/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】

第26話(最終回) 『Mission 26 永遠のワルキューレ

 

あらすじ

 ケイオスはラグナへと突撃するが、既にラグナの「星の神殿」では、ロイドが美雲を使って「星の歌」を銀河に響かせ始めていた。「星の歌」の真の効力は、全人類の精神を変化させて一つの生命体に進化させる、という物だった。全銀河の人間が一つにまとまり、ウィンダミア人がその中心となれば、ウィンダミア人は短命に怯えることなく永遠に生き続けることができる。これこそがロイドの真の狙いだった。

 ハヤテたちも精神の変異に巻き込まれ、ハヤテ・フレイア・ミラージュの精神が繋がってしまう。ミラージュはここに至りついにハヤテに愛を告白し、負けずにフレイアも告白する。さらにフレイアの歌により、「星の歌」の威力が弱まり、ハインツもロイドを討つ為、あえて風の歌でワルキューレを援護する。そしてワルキューレの戦術ライブの歌が響く中、ハヤテたちは美雲を救出し、ロイドはキースと相討ちになって死んだ。ウィンダミア軍は、ラグナから撤退していった。ケイオスはラグナを奪回し、一応のけりがついたところで〆。


脚本:根元歳三/絵コンテ:河森正治/演出:ヤマトナオミチ/作画総監督:長田好弘、井上英紀、皆川一徳、まじろ、進藤優/作画監督伊藤亜矢子、牛屋琴乃、永川桃子、大橋幸子、酒井智史、杉本里菜、高田和典、中山竜、福島勇、福士真由美


感想

 評価は△。

 ロイドの真の目的は、まあそんなことだろうよ、とは解っていましたが、美雲が突然「愛・おぼえていますか」を歌いだしたのには、もう腹を抱えて笑いました。プロトカルチャーの最終兵器がこの曲ですか(笑い) また、皆の意識が繋がった局面で、ミラージュがとうとうハヤテに告白しますが、この「今更? もう最終回なんですけど……」という徒労感をどう表現して良いものやら……、13話くらい告白が遅すぎるんじゃありませんかねぇ。あと、ごっちゃごちゃの戦いの中で「とにかくワルキューレの持ち歌を歌わせておけば盛り上がるだろう」みたいな演出にもなんか失望しましたし。

 そして、最終的にラスボスのロイドは倒れましたが、新統合軍とウィンダミアとの戦争は別に終わったわけではないし、老化が始まったフレイアのその後もどうなるのか投げっぱなしだし、レディMとは誰だったのかは謎のまま放置されたし、とにかく〆方が雑すぎた。全2クール(26話)も有ったのに、途中で余計なことをしてばかりで無駄な時間を浪費してしまったばかりに、最終回が「とにかくそれらしいカタをつけるので精一杯」という情けないことに……、ダメじゃんこれ(まあ、「この続きは劇場映画で」と逃げなかっただけマシか?)

 うわーん、去年の大晦日に「先行放送第一話」を見たとき、こんなしょーもないアニメで終わるなんて想像もしていませんでしたよ……


総括

 評価は△(もっと頑張りましょう)。

 2008年放送の大傑作「マクロスF(フロンティア)」から8年ぶりのマクロスシリーズ。「F」があまりにもすばらしかったので、あの感激をもう一度、と期待して視聴したのですが、見事に裏切られました……

 西暦2067年。銀河系に拡散した人類は様々な異星人と遭遇しつつも共存し、一大文明圏を作り上げていた。しかし、銀河にはいつしか奇病「ヴァール・シンドローム」が蔓延するようになっていた。この病気は突然知性体が理性を失い暴徒化するというもので、人々は原因不明のヴァール・シンドロームの発生に怯えていた。だが、人類はヴァール・シンドロームから人々を救うため「戦術音楽ユニット・ワルキューレ」を結成する。そして、ワルキューレの新メンバーになることを夢見て、一人の少女がオーディションを受けようとしていた……

 第一話で、歌姫たちが戦場の中に立って激しいアクションをこなしながら歌い踊り、それを騎士的なバルキリーのチームが護衛する、という今までに無かった構図を見て、この新作は凄いモノを見せてくれそうだ、と心が躍ったのですが、結局最初だけのハッタリだったというか中身が伴っていなくて、その後どんどん視聴テンションが落ちてしまい、結局回復することは有りませんでした。


 この作品への不満は多々有りますが、ざっと思いつくだけでもこれだけ挙げられます。


・展開が遅い

 とにかく話の進み方が遅く、一話でさっさと済ませそうな話を2話も3話もかけてやっているので、かったるくて仕方が無かったです。だから、26話の長丁場なのに全体を俯瞰して見ると、大したストーリーが描かれないまま終わってしまいました。また謎についての答えの出し方がヘタで、美雲がクローンだったとか、ハヤテの父親が実はウィンダミアを救おうとしていたとか、もっと前の段階で明かしておくことを、最後の方でバタバタしつつ公開するあたり、全体の構成がまったくなっていないとしか言いようがありません。このアニメのシリーズ構成の人は、きちんと全体を見渡して話を作っていたのでしょうか。そして、拙い話の進め方のせいで、大事な最終回は時間が無くてキツキツな展開だったし、「最終決戦のその後……」といったシーンも無く、余韻もへったくれもありませんでした。監督とかシリーズ構成の人は猛省すべきで有りましょう。


・三角関係の不発

 マクロスと言えば「三角関係」ですが、このアニメではそれが全く機能していなかった。ハヤテとフレイアがどんどん仲を深めていくのに、ミラージュときたら何もしないまま、ただの同僚の地位のままずっと最後まで進んでしまったため、恋のさや当てといったエピソードが何も存在しないまま終わってしまいました。ミラージュが最終回Bパートでようやく告白しますが、遅すぎにもほどが有ります。


ワルキューレのキャラ立ての失敗

 歌姫が五人もいるだけに、テンポ良く話をこなしてそれぞれのキャラクターを紹介しなくてはならないのですが、前述の通り話の進め方が下手なため、各キャラの個性の掘り下げが全く上手くいかず、結局最後まで「見た目と話し方」以上のものが殆ど描かれませんでした。もったいない。


・美雲の存在感の無さ

 ワルキューレのエースボーカルということで、フレイアの師匠的な役割を期待していた美雲ですが、「私生活は全て謎」という設定を押し通しすぎた余り、「謎の人」というより「登場の機会がほとんど無い存在感の薄いキャラ」に成り果ててしまっていました。話の最終盤になって、「実はクローン人間で年齢三歳」とか「プロトカルチャーの巫女」とかいう設定を持ち出して来ましたが、もう全てが遅すぎた感しか無し。さらにウィンダミア人に呪文一つでホイホイとコントロールされる姿は、「何物にも影響されない孤高の美女」的なイメージを大暴落させました。小清水亜美をキャスティングしながら、このキャラを何一つ生かせていなかったのは大問題でしょう。


 と、すぐ思いつくだけでもこれだけあり、つまり褒めるところがほぼありませんでした……、うーん、ダメじゃん。

 結局、設定は凄く面白そうだったのですが、良かったのは最初の数回だけだったという……、歌姫五人組の戦術ライブという設定とか、上手く話を進めれば凄いことが出来たという気がしますのに、心底もったいなかった。ということで、このアニメの存在価値は、鈴木みのりという超大型新人を見出した、というその一点だけのような気がします。去年の大晦日、第一話を見たときの、あのトキメキを返して。


一度だけの恋なら/ルンがピカッと光ったら
いけないボーダーライン
絶対零度θノヴァティック

スタッフ情報
【原作】河森正治スタジオぬえ
【キャラクター原案】実田千聖CAPCOM
【総監督】河森正治
【監督】安田賢司
【シリーズ構成】根本歳三
【脚本】根本歳三
【キャラクターデザイン】まじろ、進藤優
【メインアニメーター】中山竜
【世界観デザイン】ロマン・トマ
バルキリーデザイン】河森正治
メカニックデザイン】プリュネ・スタニスラス
【美術設定】ニエム・ヴィンセント
【デザインワークス】大橋幸子
マクロスビジュアルアーティスト】天神英貴
色彩設計】林可奈子
美術監督池田繁美アトリエ・ムサ)、丸山由紀子(アトリエ・ムサ
【撮影監督】岩崎敦(T2studio)
【CGディレクター】森野浩典
【CGスーパーバイザー】加島裕幸(unknownCASE)
CGアニメーションディレクター】崎山敦嗣(unknownCASE)
【メインバルキリーモデリング】池田幸雄、坂本圭司
【モニターグラフィックス】HIBIKI、鈴木陽太(flapper3)、加藤千恵(T2studio)
【特殊効果】飯田彩佳
【編集】坪根健太郎(REAL-T)
【音楽】鈴木さえ子、TOMISIRO、窪田ミナ
【音楽制作】フライングドッグ
【音響監督】三間雅文
【音響制作】テクノサウンド
【アニメーション制作】サテライト



音楽
前半
【OP】ワルキューレ一度だけの恋なら
【ED】ワルキューレルンがピカッと光ったら
後半
【OP】ワルキューレ絶対零度θノヴァティック」
【ED】ワルキューレ「破滅の純情」



キャスト
ハヤテ・インメルマン内田雄馬
フレイア・ヴィオン鈴木みのり
ミラージュ・ファリーナ・ジーナス瀬戸麻沙美
美雲・ギンヌメール小清水亜美
カナメ・バッカニア安野希世乃
レイナ・プラウラー東山奈央
マキナ・中島西田望見
アラド・メルダース:森川智之
メッサー・イーレフェルト:内山昂輝
チャック・マスタング川田紳司
アーネスト・ジョンソン:石塚運昇
ロイド・ブレーム石川界人
キース・エアロ・ウィンダミア木村良平
ボーグ・コンファールト:KENN
ヘルマン・クロース:遠藤大智
カシム・エーベルハルト:拝真之介
テオ・ユッシラ/ザオ・ユッシラ:峰岸佳
グラミア6世:てらそままさき
ハインツ2世:寺崎裕香

感想:アニメ「この美術部には問題がある!」第12話(最終回)「これからさきも」

アニメ

この美術部には問題がある!(1)<この美術部には問題がある!> (電撃コミックスNEXT)

www.tbs.co.jp

この美術部には問題がある! 公式ホームページ http://www.tbs.co.jp/anime/konobi/
放送 BS-TBS。全12話。

【※以下ネタバレ】

第12話(最終回) これからさきも

 

あらすじ

 ある雨の日。宇佐美さんは内巻と相合い傘で下校できることが出来て大喜び。さらに翌日、内巻が伊万莉に「宇佐美さんが好き」と話しているのを聞いてしまい舞い上がる。その後、内巻が話しかけてきたので告白されるのかと歓喜していたが、実は内巻が話題にしてきたのはアニメキャラ「ウサミさん」の話だった。そしてウサミさんと混同するとややこしいので、今後は下の名前で「みずきさん」と呼びたいと言い出す。

 宇佐美さんは名前で呼んでもらえるのは嬉しいけど、そのきっかけが二次元キャラだと思うと釈然としない。そして翌日、内巻にはNOというが、内巻も「ウサミさん」には恋人キャラがいる事を知って醒めてしまっていたのでした。おしまい。


感想

 最終回だからスペシャルな話になってしまいましたが、原作はこんなに恋愛要素に踏み込んだりしない、もっと軽い口当たりの話ばかりなので、なんか違うなぁという感じが拭えず。まあ最終回だから、何らかの決着めいたものをつけないといけないから仕方ないのかな。


総括

 評価は○(まずまず面白かった)。


 電撃マオウで連載している漫画が原作で、まあそれなりには面白かったのですが、ところどころ原作と乖離している部分があって、ちょっとなぁという部分も有り、ちょっと微妙な評価のアニメでした。全体的には悪くなかったけど、絶賛するほどでも無し、というところでしょうか。


 とある中学校。美術部員の宇佐美みずきさんは部員の内巻すばるが好きなのですが、内巻は三次元の女性には全く興味が無く、ひたすら理想の二次元嫁を描く事に力を注ぐダメ部員。そして残りの部員は、部室で寝ているところしか見たことが無い部長と、自由奔放すぎる言動が困りものの一年生コレットだけ。そんな部員が集う美術室では毎回なにかしら問題が起きているのでした……


 基本的に日常系アニメで、みずきの内巻への好き好き好き~な態度をメインに、毎回毎回たわいないストーリーが展開するだけの内容。要するに中身が全く無いのですが、原作もそういう軽いノリが面白い作品なので、特に気にはなりませんでした。またみずきのかわいさが原作の1.1倍にくらいになっている上に、小澤亜李の演技が良いので、それなりには楽しかったのですけど……、


 アニメの独自性というか、やたら恋愛恋愛しているのがやっぱり違和感有りましたね。原作はコレットさん関係のバカ話とか、夢子先生系のドジッ子話とかが一定間隔で繰り返されるのですが、アニメは一回に数パターンの話を放送するし、さらに週刊だから、もう「毎週毎週宇佐美さんが内巻好き好きサインを出している作品」になっちゃているし、最終回はさらにそれをダメ押しするような感じの話だったし……、原作はもっと違う印象なのですけどねぇ。ということで、原作好きとしては、ちょっとね……


 まあ悪くは無かったのですが、キャラに入れ込んでのぼせるほどには熱中はしませんでした。でもまあそれなりには評価してますよ、ホント。


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スタッフ情報
【原作】いみぎむるこの美術部には問題がある!」(「電撃マオウKADOKAWA刊)
【監督】及川啓
【シリーズ構成】荒川稔久
【脚本】荒川稔久
【キャラクターデザイン】大塚舞
【音響監督】本山哲
【音楽】吟(BUSTED ROSE)
【音楽制作】キングレコード
【アニメーション制作】feel.



音楽
【OP】水樹奈々「STARTING NOW!」
【ED】上坂すみれ「恋する図形(cubic futurismo)」


キャスト
宇佐美みずき:小澤亜李
内巻すばる:小林裕介
コレット上坂すみれ
伊万莉まりあ:東山奈央
部長:利根健太朗
立花夢子:水樹奈々
綾瀬かおり:徳井青空
本多さやか:しもがまちあき
国川涼子:丸塚香奈
萌香:田中あいみ
静香:小松未可子
小山先生:掛川裕彦
マジカルリボン:佐倉綾音