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感想:海外ドラマ「スパイ大作戦」第29話「強欲の代償」

ドラマ

スパイ大作戦 シーズン2<トク選BOX> [DVD]

スパイ大作戦BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/missionimpossible/
スパイ大作戦 パラマウント http://paramount.nbcuni.co.jp/spy-daisakusen/
放送 BSジャパン

【※以下ネタバレ】
 
シーズン2(29~53話)の他のエピソードのあらすじ・感想は、以下のページでどうぞ
perry-r.hatenablog.com
 

登場人物

ジム・フェルプス(ピーター・グレイブス)(声:若山弦蔵/麦人 ※追加収録部分のみ)
 IMF2代目リーダー。初登場は第29話(シーズン2・第1話)「強欲の代償」。


●ローラン・ハンド(マーティン・ランドー)(声:納谷悟朗
 変装と手品の名人。


●シナモン・カーター(バーバラ・ベイン)(声:山東昭子/弥永和子 ※追加収録部分のみ)
 元モデルの美女。


●バーニー・コリアー(グレッグ・モリス)(声:田中信夫/丸山壮史 ※追加収録部分のみ)
 メカニックや小道具の担当。


●ウィリー・アーミテージ(ピーター・ルーパス)(声:小林修/高瀬右光 ※追加収録部分のみ)
 元重量挙げ選手。怪力。後方支援担当。


●指令の声(ボブ・ジョンソン)(声:大平透
 IMFリーダーに指令を与える謎の人物。声だけの登場で正体は一切不明。
 

第29話 強欲の代償 The Widow (シーズン2・第1話)

 

あらすじ

ヘロイン市場を独占する2人の大物を再起不能にするため、エレベーターを使ったトリックを仕掛けるIMFチーム。作戦をリードするのは大物の妻に扮したシナモン。


ヘロイン市場を独占する2人の大物、密売業者クレズニックと銀行家ウォルターを再起不能にするためマルセイユに乗り込んだIMFチーム。エレベーターを使ったトリックでウォルターを死んだことに見せかけ、その妻に扮したシナモン(バーバラ・ベイン)が共同事業者の座に納まる。一方、ローラン(マーティン・ランドー)が別の密売組織になりすまし、クレズニックの顧客切り崩しにかかる。

※DVD版のタイトルは「未亡人は二度生まれる」。


【今回の指令】
 世界的なヘロイン密売業者アレックス・クレズニックは、大量のヘロインを買い占めて独占しており、近々それを大手バイヤーに販売する予定である。クレズニックは資金を確保するため、現在はアメリカの銀行の支配人マーク・ウォルターと手を組んでいる。IMFはこのヘロインの取引を阻止し、またクレズニックとウォルターを再起不能にしなければならない。


【作戦参加メンバー】
 レギュラー:フェルプス、ローラン、シナモン、バーニー、ウィリー
 ゲスト:プレメル(医者)


【作戦】
 IMFはまずウォルターを薬で仮死状態にしておいて、クレズニックにはウォルターがエレベーター事故で死んだと思い込ませる。直後、クレズニックの前にシナモンがウォルターの妻と名乗って現れ、「亡き夫」の代わりにクレズニックと仕事をすることになった。また、ウォルターはIMFによって病院に隔離され、絶対安静だと言い含められる。

 ローランは、新興のヘロイン密売組織を名乗ってクレズニックに挑戦状をたたきつける。クレズニックは、ローランたちの組織が、ヘロインを浴用香料に偽装して出荷しているという事を知る。クレズニックはすぐさまローランたちの組織の基地を襲い、ヘロインを奪い、さらに薬剤師(フェルプス)を拉致する。クレズニックはフェルプスに自分の麻薬も浴用香料に偽装するように命じるが、フェルプスは隠し持っていた機械でヘロインを吸い取り、偽ヘロインと入れ替えてしまう。

 バーニーはクレズニックの屋敷の金庫の底に穴を開け、地下室から中身が取り出せるようにする。またローランは声帯模写でクレズニックのふりをして、ウォルターに何か指示を与える。

 やがて、クレズニックはヘロイン(のつもりの偽物)をバイヤーに売りさばき、代金を金庫にしまう。そこにローランたちが乗り込んできて、今購入したヘロインは偽物だと告発する。バイヤーが調べてみると、ヘロインのはずが粉ミルクだったので怒り狂い、クレズニックに返金を要求する。慌ててクレズニックが金庫を開けるが金庫は空っぽで、地下室には金を持ち出そうとするウォルターがいた。すぐさまウォルターはバイヤーに撃ち殺される。

 バイヤーたちは、ヘロインは偽物で、その上死んだはずのウォルターが生きていて金を持ち逃げしようとしていたため、クレズニックが自分たちをだまそうとした、と、取りかこんで責め立てる。最後、IMFメンバーが屋敷から逃げ出そうとしていると、屋敷内からは銃声が聞こえる。


監督: リー・H・カッツィン
脚本: バーニー・スレイター


感想

 評価は◎。

 この回からシーズン2に突入するが、いきなりの傑作回で興奮してしまった。まさに、「これぞスパイ大作戦」と言いたくなる好エピソードだった。


 今回からIMFのリーダーとして、あまりにも有名な、ジム・フェルプス(ピーター・グレイブス)が登場する。21世紀の視聴者とすれば「ようやく登場してくれた」というところだが、リアルタイムで視聴していた人たちからすると、先代リーダーのダン・ブリッグスはどうなったのか、このフェルプスはどこから出てきたのか、と首をかしげたのではないだろうか。

 今回のエピソードでは、シリーズ初回からIMFの大掛かりな芝居が展開され、実に見ごたえがあった。各人が未亡人、麻薬密売組織のメンバー、薬剤師、に扮して、それぞれの役割をこなして、ターゲットのクレズニックを嵌めていくのだが、展開が先が読めず、IMFの企みがなかなか見えなくてもどかしく、同時にワクワクさせられた。そして最終盤、全てのピースが合わさってIMFの計画が見えた時は快哉を叫びたくなった。まさに、こんな話が見たかった、という展開で大満足である。

 ちなみに、「強欲の代償」というサブタイトルはBSジャパン独自の命名で、元々は「未亡人は二度生まれる」というものだった。このサブタイトルは、「冒頭、シナモンがウォルターの未亡人と名乗る」「最後、本当にウォルターが死に、シナモンは本物の『未亡人』となる」という事を表していて、実にしゃれた命名をしたものだと感心させられた。

 ところで、序盤、IMFはホテルのエレベーターに仕掛けをしておいて、それに乗ったウォルターに「エレベーターが故障して落下している」と思い込ませるシーンがある。実際は階と階の途中で止まっているだけなのだが、バーニーの操作で「ガタガタ揺れる」「落下音がする」「階数ランプがどんどん下に下がっていく」という仕掛けが働き、ウォルターを見事にだますのである。しかし現実には落下したら、例のふわっと浮き上がる感覚が襲ってくるはずなので、結構簡単に偽装がバレるのではないだろうか。面白い話だったのだが、ここの描写だけはちょっと気になってしまった。

 あと、指令の中でウォルターは「ナンバー銀行の支配人」と紹介されるが、ナンバー銀行とは何だろうか? 日本になら「ナンバー銀行」という物はかつて存在していたのだが……


参考:今回の指令の入手方法

 フェルプスが車で小高い場所にある建物の側に乗り付け、有料の望遠鏡にコインを入れる。さらにキーで望遠鏡の横の扉を開け、収納されていたオープンリールテープレコーダーのスイッチを入れつつ、望遠鏡をのぞく。すると指令を録音したテープの再生に合わせて、望遠鏡内にターゲットの顔写真が映し出される。最後「なおこの録音は自動的に消滅する」といい、テープから煙が吹き上がる。


参考:指令内容

 おはよう、フェルプス君。これは、アレックス・クレズニックといって世界屈指のヘロイン密売業者である。クレズニックは小アジア諸国のヘロインの全生産量を買い占め、これをフランスのマルセイユに密輸して大手筋のバイヤーに卸すという、彼としては最大の取引を近く行う予定であり、このため資金面を助ける人物を仲間に入れた。名前をマーク・ウォルターといい、マイアミのあるナンバー銀行の支配人である。

 そこで君の使命だが、このヘロインの取引をくい止め、クレズニックとウォルターの二人を再起不能にすることにある。例によって君もしくは君のメンバーが捕 らえられ、あるいは殺されても当局は一切関知しないからそのつもりで。なお、この録音は自動的に消滅する。成功を祈る。


シーズン2(29~53話)の他のエピソードのあらすじ・感想は、以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com

海外ドラマ「スパイ大作戦 シーズン2」あらすじ・感想まとめ

スパイ大作戦

スパイ大作戦 シーズン2<トク選BOX> [DVD]

スパイ大作戦BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/missionimpossible/
放送 BSジャパン

 

概要

実行不可能な指令を受け、頭脳と体力の限りを尽くしてこれを遂行するプロフェッショナル達の秘密機関の活躍を描き、アメリカCBSネットワークで1966年から7シーズン、8年間に渡り放送され、高視聴率をマーク。日本でも1967年4月からフジテレビ系列で放送され、最高視聴率 25%を記録するなど大ヒットしたスパイ・アクション。

シナモン役のバーバラ・ベイン(ローラン役のマーティン・ ランドーと夫婦)は、67年から3年連続でエミー賞主演女優賞を受賞、フェルプス役のピーター・グレイブスは 71年のゴールデン・グローブ賞でTVドラマ部門主演男優賞を受賞するなど、個性的な俳優たちの競演に加え、TVシリーズを代表する名テーマ曲とオープニング、エミー賞受賞の優れた脚本からなる傑作シリーズである。


IMFとは?
「Impossible Missions Force」の略。アメリカ政府が直接手を下せない内外のあらゆる極秘任務を受け持つスパイ組織。メンバーはいずれも特殊技能のエキスパートである。

 

アメリカでの放送時期

 1967年9月~1968年3月。第29話~第53話(全25話)
 

登場人物

ジム・フェルプス(ピーター・グレイブス)(声:若山弦蔵/麦人 ※追加収録部分のみ)
 IMF2代目リーダー。初登場は第29話(シーズン2・第1話)。


●ローラン・ハンド(マーティン・ランドー)(声:納谷悟朗
 変装と手品の名人。


●シナモン・カーター(バーバラ・ベイン)(声:山東昭子/弥永和子 ※追加収録部分のみ)
 元モデルの美女。


●バーニー・コリアー(グレッグ・モリス)(声:田中信夫/丸山壮史 ※追加収録部分のみ)
 メカニックや小道具の担当。


●ウィリー・アーミテージ(ピーター・ルーパス)(声:小林修/高瀬右光 ※追加収録部分のみ)
 元重量挙げ選手。怪力。後方支援担当。


●指令の声(ボブ・ジョンソン)(声:大平透
 IMFリーダーに指令を与える謎の人物。声だけの登場で正体は一切不明。


各話のあらすじ・感想

※サブタイトルが、BSジャパン放送分とオリジナルタイトル(DVD収録分)で異なっている場合は、カッコ内にオリジナルタイトルを記載した。

話数邦題原題舞台・任務
029 強欲の代償(未亡人は二度生まれる)The Widowフランス・マルセイユ。ヘロイン取引の阻止


他のシーズンのあらすじ・感想まとめは、以下のリンクからどうぞ

シーズン1 (1~28話)
 
 

スパイ大作戦 シーズン1<トク選BOX> [DVD]

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スパイ大作戦 シーズン2<トク選BOX> [DVD]

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スパイ大作戦 シーズン3<トク選BOX> [DVD]

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スパイ大作戦 シーズン4<トク選BOX> [DVD]

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スパイ大作戦 シーズン5<トク選BOX> [DVD]

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スパイ大作戦 シーズン6<トク選BOX> [DVD]

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スパイ大作戦 シーズン7<トク選BOX> [DVD]

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感想:アニメ(新番組)「この素晴らしい世界に祝福を!2」第1話「この不当な裁判に救援を!」

アニメ


TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』オープニング・テーマ 「TOMORROW」【通常盤】

アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!2』公式サイト http://konosuba.com/
スニーカー文庫公式サイト http://sneakerbunko.jp/series/konosuba/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

不慮の事故により異世界に転生した、ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ! めざせ勇者!」という夢はイマイチかなわないものの、なんとかそれなりに、異世界での日々を送っていた。


転生特典として道連れにしてきた女神・アクア。一日一発しか魔法を撃てないアークウィザード・めぐみん。攻撃が当たらないクルセイダー・ダクネス。能力は高いのにとんでもなく残念な3人のパーティメンバーたちともなんとかそれなりに、クエストをこなしていた。


―――そんなある日。機動要塞デストロイヤーの脅威からアクセルの街を救ったカズマたちに、王都からやって来た使者は言い放った。


「冒険者、サトウカズマ。貴様には現在、国家転覆罪の容疑がかけられている!」
……平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?

 

第1話 この不当な裁判に救援を!

 

あらすじ

 第1期・第10話(最終回) http://perry-r.hatenablog.com/entry/20160320/p6 の続きからスタート。

 カズマは、転送させたコロナタイトが領主の屋敷を直撃して吹き飛ばしてしまったという事で、王都からやってきた検察官に、国家転覆をたくらんだ犯罪者として逮捕されてしまう。一応アクアたちが救出を計画してくれたものの、段取りがズサン過ぎて全く役に立たず、結局カズマは逃走できないまま法廷に引き出されてしまう羽目に。

 さらに、法廷では以前カズマが街でやらかした数々の旧悪が暴き立てられ、カズマの処刑は確実という状況になってしまった。見かねたダクネスは、自分が名門貴族の令嬢だと明かして、自分がカズマの潔白を証明するので、それまで処分を保留してくれるように頼む。最後までごねていた領主も、ダクネスがなんでも一つだけ言うことを聞くというので喜んで提案を飲むことにした。

 ダクネスが領主の元に向かう一方、なんとか命拾いしたカズマは屋敷に帰ってくる。ところが次の瞬間役人たちが屋敷に押し入り、領主の館の再建費用のカタとして家財道具を洗いざらい持ち去ってしまった。


脚本/上江洲誠  絵コンテ/金崎貴臣  演出/いわもとやすお  作画監督石川洋一、鵜池一馬  総作画監督菊田幸一  美術監督/三宅昌和


感想

 評価は〇。

 2016年冬クールに大ヒットを飛ばした「この素晴らしい世界に祝福を!」の続編。第一期がめちゃくちゃ面白かったので、9か月間期待に期待を重ねて待ち続けていたのですが……、あー、ハードルを上げすぎちゃったみたい。


 冒頭の、スターウォーズのパロディみたいな過去エピソード紹介は面白かったし、アクアのボケとかそういうのもまずまず楽しかったのですが、あんまりに心の中の爆笑イメージが巨大化しすぎて、いざ新作を見ると「こんなもんだっけ?」みたいな軽い肩透かし感が有ったりして。ヒット作の続編にありがちなことなのですが、こういう心のハードル上げすぎ現象は自分では如何ともしがたいですし……

 あと、作画がなんか一話目からおぼつかないというか、初回からこれで大丈夫なのか、という軽い不安も付きまといました。


 まあ、スタッフも声優も第一期からの引き続きだから、ガクッと質が落ちるという事もないだろうし、とりあえず今後に期待していくという事で視聴していきたいと思うところであります。初回からアクアの「はいてない」アピールとか、雰囲気は変わってないみたいですし。


TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』エンディング・テーマ 「おうちに帰りたい」

制作会社
スタジオディーン


スタッフ情報
【原作】暁なつめ
【原作イラスト】三嶋くろね(角川スニーカー文庫刊)
【監督】金崎貴臣
【シリーズ構成】上江洲誠
【キャラクターデザイン】菊田幸一
美術監督】三宅昌和
色彩設計吉田沙織
【撮影監督】米澤寿
【編集】木村佳史子
【音響監督】岩浪美和
【音響効果】小山恭正
【録音】山口貴之
【音響制作】HALF H・PSTUDIO
【音楽】甲田雅人
【音楽制作】日本コロムビア



音楽
【OP】Machico「TOMORROW」
【ED】アクア(CV:雨宮天)、めぐみん(CV:高橋李依)、ダクネス(CV:茅野愛衣)「お家に帰りたい」


キャスト
カズマ:福島潤
アクア:雨宮天
めぐみん:高橋李依
ダクネス:茅野愛衣
ルナ:原紗友里
荒くれ者:稲田徹
ウィズ:堀江由衣
ゆんゆん:豊崎愛生
クリス:諏訪彩花
ミツルギ:江口拓也
セナ:生天目仁美
バニル:西田雅一

感想:アニメ「アイドル事変」第2話「少女S」

アニメ

TVアニメ「アイドル事変」オープニングソング「歌え!愛の公約」(初回限定盤)

アイドル事変 公式ポータルサイト http://idoljihen.jp/
放送 BSフジ。

【※以下ネタバレ】
 

第2話 『事変02 少女S』

 

あらすじ

 夏月たちヒロイン党議員三人は、小村のゴミ問題のため現地に視察に赴く。村の土地には日本各地のテーマパークから出た大型ごみが処分されていた。

 アイドル政党・賛来党(さんらいとう)の議員・竜石堂ちなつは、地元出身のため、仲間と共に反対運動を繰り広げていたが、土地そのものは桜凱党(ろうがいとう)議員の所有するもののため、法的に手が出せない。夏月はちなつに協力して問題に当たろうと提案するが、ちなつは静と因縁があるらしく、それを頑なに拒絶する。実は静はかつて賛来党の議員だったが、自分の力が圧倒的なあまり周囲のアイドルをつぶしてしまうことを悩み、最終的に賛来党を飛び出していた。

 それでも夏月がしつこくちなつにアプローチした結果、夏月とちなつのバンジージャンプ三番勝負で決着をつけることになった。勝負は徐々に高さが高くなるバンジーを飛ぶという物で、最上段は伝説のアイドルと呼ばれた二人しか成功したことが無いというものだった。夏月は高さに抵抗が無くすいすい課題をこなしていくが、元々高さに弱いちなつは四苦八苦で、ついに三段目を飛ぶ前に失神してしまう。結局夏月は三番目もジャンプし、最終的に勝負に勝つ。

 その後、ヒロイン党党首の幸恵のアイデアで、ゴミ捨て場でコンサートを開き、ゴミを綺麗に掃除した人には握手券、というイベントを敢行したところ、ゴミ問題はあっさり片付いてしまうのだった。


脚本:高山直也 / 絵コンテ:中山正恵 / 演出:守泰祐 / 作画監督:阿比留隆彦 / 美術監督:清水友幸

賛来党:不動瑞希(CV:Lynn) / 竜石堂ちなつ(CV:ブリドカットセーラ恵美) / 猫平小夜(CV:照井春佳) / 新城小夏(CV:藏合紗恵子) /木谷るる(CV:明坂聡美)


感想

 思ったよりまともなアニメで、ちょっと驚いてます。「スマホゲーム原作→とことんダメ」みたいな短絡的イメージがありましたが、こいつはそこそこは面白いですよ。


 ところで主人公が赤毛のツインテールなのですが→ http://idoljihen.jp/character/hoshina-natsuki/ 、今回登場したゲスト竜石堂ちなつが青い髪のツインテール http://idoljihen.jp/character/ryusekido-chinatsu/ ってデザインがダブりすぎ。もう少し描き分けとか工夫してほしいっすよ。


一言メモ

 サブタイトルの元ネタは多分、 中森明菜「少女A」でしょう。


TVアニメ「アイドル事変」オープニングソング「歌え!愛の公約」(通常盤)
START UP,DREAM!!
It’s All Star☆Right彡
はっぴ~!Sunrise

感想:雑誌「昭和40年男 Vol.41」:1970年代のSFを総括した必見の内容、昭和40年辺り生まれにおススメ

アニメ 特撮

2017年2月号

昭和40年男 http://www.crete.co.jp/s40otoko/
発売日:2017年1月11日(奇数月11日発売)

【※以下ネタバレ】
 

巻頭特集 俺たちのSF

一般に「SF」と聞けば、クラークやハインライン筒井康隆小松左京らのSF小説や、映画『2001年宇宙の旅』などの名作が挙げられますが、幼少時からテレビを観て育った昭和40年男たちにとって、それらが身近な存在だったとは言いにくいところがあります。


むしろ幼少時から親しんだテレビ特撮やアニメ、ハリウッド映画など、当時次々に登場したエンターテイメント性の高いSF映像作品群を浴びるように観て育っており、もはやそうと意識しないほど自然にSFと親しんだ世代だと言えます。


そこで今回は、こうしたSF作品群が人気を集めていった背景について、当時の関係者たちへの取材を通して明らかにしつつ、それらが与えた世代的影響について、さまざまな切り口から考察しました。



総論
SFと昭和40年男


インタビュー
 アニメ・特撮研究家 氷川竜介
 SF翻訳家・書評家 大森 望
 『宇宙船』創刊編集長 村山 実


テレビ特撮
 テレビ特撮はSFの入口


アニメ
 搭乗型ロボットがSFにもたらしたもの
 『宇宙戦艦ヤマト』の衝撃
 アニメの常識を覆したメカ設定の真実
 旧作が持つSF性と新作への期待


映画
 ハリウッド映画にみるSF作品
 『スター・ウォーズ』の果たした役割
 『スター・ウォーズ』が生み出した革新的撮影技


アラカルト
 マンガはSFとどう向き合ったか
 『ミクロマン』が築いた独自のSF世界


●「昭和40年男」とは

 この奇妙な名前の雑誌は、対象読者を昭和40年(1965年)生まれ男性に限定した、という物すごいピンポイント指向の雑誌です。毎回、巻頭特集として、この世代の青春時代(1975~85年頃)に流行ったものを取り上げており、歌謡曲、プロレスラーのタイガーマスク、おもちゃ、漫画、角川映画、オカルトブーム、など、レトロチックなものが並びます。つまりある層の読者以外は完璧に無視しています。

 しかし、逆に昭和40男(およびその前後5歳の範囲の世代くらい)にはもう完璧直撃というか、「うぉぉぉ、懐かしいぃぃぃ、子供の頃、こんなものがあったよ!」というネタのオンパレードで、おっさん世代にはたまらない内容となっています。



●俺たちのSF

 最新号の特集は「俺たちのSF」と題し、1960年代末から80年代初頭までのSFに関連するものを、アニメ・映画・テレビ番組・漫画・小説、等、広範囲に取り上げています。特に、冒頭の1970年代頃の年表はもう力作というか必見ですね。見ていて胸が熱くなりましたもん。



●サブカルの歴史ネタは扱いが難しい……

 さて、こういうサブカルの歴史ネタというのは、大抵読んでみると不完全に感じて、どうしようもなく不満が残るものです。特にネットで見る類のものはおおむねそうです。まあ理由は簡単で、本気で調べだしたら、とてつもないレベルまで踏み込まないといけないから、とてもおいそれと手を出せるものではありません。だからネットに書かれているようなものは大抵ろくに調べもせずに、自分の経験とか体感だけを基に「あの頃はこうだった」とか適当なことを語ってしまう。

 だから、

・「エヴァンゲリオン以前にはアニソンという物は存在しなかった」
・「アラフィフ世代がSFに触れたのは宇宙戦艦ヤマトが最初」

とかを平気で書いてしまって、そして「全然違う」と文句を言われてしまうわけです。



●さてこの雑誌の特集は

 この雑誌の特集ははっきり言って力作です。冒頭の年表も凄いのですが、SFという物を狭くとらえず、「昭和40男が触れてきたSF的な物」と広範囲に扱っています。

 だから、ビッグタイトルの「宇宙戦艦ヤマト」や「スターウォーズ」に多くのページを割いてはいますが、それ以外にも

・「サンダーバードウルトラマンなどのテレビ特撮」
・「早川SF文庫の創刊などのSF小説事情」
・「人が乗った最初のロボット、マジンガーZ
・「SF漫画として「スターレッド」や「地球へ」など」
・「おもちゃ「ミクロマン」誕生秘話」
・「特撮専門誌「宇宙船」創刊事情」

など、実に様々な切り口でSFをとり上げています。


 もちろんこれを読んでも「物足りない」と感じる人もいるかもしれませんが、私にとっては感激の内容でしたね。小松左京の「日本沈没」の大ヒットあたりを取り上げるのは別に驚きもしませんが、「宇宙船」創刊秘話が出てきたり、「ミクロマン」の背景設定をSFと認定して取り上げるとか、もうここまでやってくれるか!という感じです。


 宇宙戦艦ヤマトについては、当時の影響力の凄さからかなりのページが割かれていますが、SFとして単純にほめたたえるのではなく、「19万8千光年」「波動エンジン」といったSF用語を評価しつつ、同時に「沈没した戦艦がそのまま宇宙船になって飛んでいく」「ストーリー中の矛盾」といったところも取り上げ、「SFでもありSFでなかったヤマト」といった複雑な面を取り上げたりしていて、読みごたえはかなりのものでした。



●結論

 昭和40年生まれとその前後で、かつSFやそういったものに興味のある人には絶対おススメの内容です。ぜひご一読いただきたいところですね。


ミクロマン完全版(電子特別版)01

感想:アニメ「セイレン」第2話「常木耀 第2章 ヤマオク」

アニメ

TVアニメ「セイレン」エンディングテーマ1 瞬間Happening

「セイレン」 公式ホームページ|TBSテレビ http://www.tbs.co.jp/anime/seiren/
放送 BS-TBS

【※以下ネタバレ】
 

第2話 『常木耀 第2章 ヤマオク』

 

あらすじ

 正一の部屋に侵入してきたのは常木耀だった。耀は夏休みを楽しく遊んですごすはずが、諸々の行動が親の逆鱗に触れ、この合宿に強制参加させられたという。そして夜逃亡を図ったものの、雨に降られた上に野生のシカに追い回されて、命からがら戻ってきたらしい。正一はびしょ濡れの耀にジャージを強制供出させられてしまう。

 翌日。正一は耀が成績が下限の生徒二人だけの「全力救済クラス」に放り込まれていることを知る。耀はクラスの唯一のクラスメート「吉田麻子」と親しくなる。正一はジャージを貸した縁で、以前より耀と親しくなる。

感想

 悪くはないけど、たいして良くもない微妙な展開。

 常木耀の声はあやねる佐倉綾音なのですが、微妙にしっくりこないなぁ。あやねるの声にビッチ系キャラってイマイチ合ってないような。


セイレン B2タペストリー

感想:WEBコミック「キン肉マン」第194話「舞台は世界遺産!!の巻」

コミック


キン肉マン 57 (ジャンプコミックスDIGITAL)

週刊プレイボーイ http://wpb.shueisha.co.jp/comic_novel/

【※以下ネタバレ】
 

第194話 舞台は世界遺産!!の巻 (2017年1月16日(月)更新)

 

あらすじ

はるか昔、超人閻魔(えんま)の掲げた理想に歪(ゆが)みを感じ始めたゴールドマンは超人墓場からの出奔(しゅっぽん)を決意。一方、それを容認した超人閻魔(えんま)は、再び彼が戻った時、自らが歪みを正す言葉に耳を傾けないただの老害になり果てているなら、自分を討てと告げていた…。己の思想を最も理解するゴールドマンとだからこそ交わした盟約。果たされる時が訪れた----!!!

 悪魔将軍/ゴールドマンと、ストロング・ザ・武道/超人閻魔は、決着をつけると言ってどこかに姿を消す。そして二人が現れたのは、オーストラリアのエアーズロックだった。ここはかつて二人が特訓を行った秘密の場所だった。

感想

 正義超人たちが二人の対決を「この戦いの結果で超人界の未来は変わるだろう」とか他人事みたいに言っていますが、当事者意識皆無ですな。まあ、悪魔超人と完璧超人の親玉という、どっちも敵な超人がつぶしあってくれれば手間が助かる、という考えかもしれませんけど。


攻防

無し


[参考]完璧超人始祖の一覧

00 “完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)”   ザ・マン/超人閻魔
01 “完璧・壱式(パーフェクト・ファースト)”ゴールドマン/悪魔将軍[天のダンベル]
02 “完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)” シルバーマン/銀のマスク[地のダンベル]
03 “完璧・参式(パーフェクト・サード)”  ミラージュマン(死亡)[氷のダンベル]
04 “完璧・肆式(パーフェクト・フォース)” アビスマン(死亡)[焔のダンベル]
05 “完璧・伍式(パーフェクト・フィフス)” ペインマン(死亡)[風のダンベル]
06 “完璧・陸式(パーフェクト・シックス)” ジャスティスマン[光のダンベル]
07 “完璧・漆式(パーフェクト・セブンス)” ガンマン(死亡)[土のダンベル]
08 “完璧・捌式(パーフェクト・エイス)”  シングマン(死亡)[星のダンベル]
09 “完璧・玖式(パーフェクト・ナインス)” カラスマン(死亡)[闇のダンベル]
10 “完璧・拾式(パーフェクト・テンス)”  サイコマン(消滅)[雷のダンベル]

感想:アニメ「風夏」第2話「はばたけ!」

アニメ

風夏(14) (講談社コミックス)

TVアニメ『風夏』公式サイト http://fuuka.tv/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第2話 『#2 はばたけ!』

 

あらすじ

 優はなんだかんだで風夏と親しくなっていた。風夏は、過去に陸上競技も含めていろいろ挑戦したものの、自分が真にやりたいことが見つからないと悩んでいた。ある日、優は風夏から週末土曜日に予定を空けておくようにと一方的に言い渡される。

 また、優は小雪から届いたメールの返事として電話をかけ、小雪と昔のように親しく語り合う。小雪日本武道館でライブが決まったと言い、優に来てほしいと頼むが、ライブの日が土曜日だったため、優は泣く泣く断らざるを得なかった。

 ところが土曜日に優が風夏と出かけてみると、用事というのは小雪のライブを見に行くというものだった。小雪は、客席最前列に優が陣取っているのを見つけ大喜びする。ライブの帰り、優は風夏が意外に歌が上手いことを知り、ほめちぎる。それに気をよくした風夏は、翌日、自分と優と友人のイケメン三笠真琴の三人で軽音部を立ち上げると勝手に決めてしまう。


●脚本:朱白あおい ●コンテ:渡邉哲哉 ●演出:村上勉


感想

 結構面白いじゃん。さすが週刊少年マガジンで長期連載しているだけある、というところでしょうか。もっとも瀬尾公治作品でも以前アニメ化された「君のいる町」は、アニメ第1話で拒絶反応が出てしまいましたが……

 ダブルヒロインの片方、人気アイドル氷無小雪役は、我らがエンジェルボイスはやみん早見沙織ですよ。あの声が聞けて歌までついてくるなんて、なんて豪華なアニメなんでしょうか。しかし小雪って何年も優と会ってなかった訳でしょ。よく連絡とる気になるよなぁ。性格が激変してヤンキー化しているとか、フィギュア大好きのドラム缶みたいなデブオタクになっていたらどうするつもりだったのでしょうか。まあ、偶然にも(?)イケメンかつ性格まっすぐ真面目君に育っていたので問題起きなかったけど。

 あとイケメン三笠が「女の子には興味が無いんで、てへっ」という設定に笑った。ああ、これでバンド内で女の取り合いで揉めずに済みますね。

 さらに、中盤の展開で、「まず風夏とデート?の約束」→「夜、もう一方の彼女の小雪からライブのお誘い」という見事なまでのバッティングが発生して、ここでも笑ってしまいました。懐かしのギャルゲーかよ、と(笑)

 とまあ、色々と予想外に面白いので、これはなかなか楽しみになってきましたよ。


 それにしても、風夏たち女子の制服のスカートが短すぎやろ。そらちょっと何かあればすぐパンチラしちゃいますわ。


Fair wind ―瀬尾公治画集―