感想:オカルト系番組「幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー」『File-23 エジプト・スペシャル 呪いと超古代文明ミステリー』

NHK 幻解! 超常ファイル ダークサイド・ミステリー (教養・文化シリーズ)

幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー http://www4.nhk.or.jp/darkside/
放送 BSプレミアム

【※以下ネタバレ】
 
※過去の放送の内容・感想は以下のページでどうぞ

幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー 内容・感想一覧

 

『File-23 エジプト・スペシャル 呪いと超古代文明ミステリー』 (2017年11月18日(土) 20:00~21:00)

 

内容

http://www4.nhk.or.jp/darkside/x/2017-11-18/10/6781/2357116/
幻解!超常ファイル File-23「エジプト 呪いと超古代文明ミステリー」


すべて解明!大ピラミッドには本当に超古代文明の証拠が隠されているのか?南極や火星で発見されたピラミッドの正体は?恐怖の黄金マスク、ツタンカーメンの呪いの正体は?


大発見!先日、世界を驚かせたクフ王の大ピラミッド。そこで当番組は伝説・噂話を徹底検証!▽大ピラミッドに超古代文明の証拠が?「古代人には高度な巨大建築は不可能!」「高等数学や高度な天文知識が使われている!」本当なのか?▽恐怖の黄金のマスク!ツタンカーメンの墓を発掘した関係者が20人以上連続怪死?ファラオの呪いの正体は?▽南極で!月面で!火星で!人類不在の場所で次々発見されるピラミッドの正体は?


【司会】栗山千明,【ゲスト】エジプト考古学者…河江肖剰,【語り】中田譲治

1.ピラミッドは超技術によって建設されたのか?

 エジプト・カイロ郊外にあるギザ台地に建設された「クフ王のピラミッド」。紀元前2500年頃に20年の歳月をかけて建設されたと推測されている。しかしこのピラミッドには、超古代文明、あるいは宇宙人が作ったとしか思えないような数々の証拠がある。

・ピラミッドはきっちり東西南北を向いて建設されている。そのズレはわずか0.057度。
・2.5トンもある石を高さ137メートルの高さにまで運んでいる。

 そのため、1968年、スイス人のエーリッヒ・フォン・デニケンという人物は、ピラミッドは、宇宙人か、または彼らから知識・技術を与えられた古代人が建設した、という説を本で発表した。

 実際、1997年にはセティ1世の神殿で、壁画にヘリコプターや飛行船と思しきものが書かれているのが見つかった。これこそ超古代文明の証拠である!!

 しかし、実はその主張は大間違い。実はそのヘリコプターや飛行船は二人の王「セティ1世」「ラメセス2世」の名前がダブったためそう見えただけである。何故そういうことが起きたかというと、まず前の王の名前を彫りこんだところを石膏で埋めて平らにした後、改めて別の王の名前を彫りこんだのである。しかし長い間に石膏が剥がれ落ちてしまい、二人の名前がダブってしまってヘリなどに見えただけ。

 またエジプト人は真北にある星「トゥバン」を観測することで正確に南北を測る方法を知っていた。ピラミッドが正確に南北を向いていても驚くことではない。

 では2.5トンの巨石を運んだという件はどうか? かつてはピラミッドの横に斜路を作り石を運んでいたと推測されていたが、2.5トンの石を人力で運ぶには角度は5度が限界とされ、その場合斜路の長さは1.6キロにもなってしまう。その斜路を作るために必要な石の量はピラミッド建設に匹敵するほどで、これではもう本末転倒である。やはり超古代文明の産物なのか?

 しかしフランスの建築家ジャン・ピエール・ウーダンは、ある程度までは斜路で作り、それ以降はピラミッド内部に作ったトンネルで石を運び上げた、という説を唱えている。ピラミッドの内部に角度4.5度の斜路を作り、建設しながらトンネルを延長していく、という方法なら、別に超古代文明など持ち出さなくても建設可能と考えられるのである。



2.ピラミッドに隠されたサイン

 ピラミッドには数々のサインが隠されており、そこには超文明が関与しているとしか考えられない!!

 建築技師ロバート・ボーヴァルは著書「オリオン・ミステリー」で、ピラミッドはオリオン座と密接な関係が有ると主張した。

・オリオン座の三ツ星「アルニタク」「アルニラム」「ミンタカ」の並びは、「クフ王」「カフラー王」「メンカウラー王」の三大ピラミッドと全く同じ並び方

・星の明るさは「アルニタク」>「アルニラム」>「ミンタカ」、ピラミッドの大きさは「クフ王」>「カフラー王」>「メンカウラー王」、と対応している

・オリオン座の他の星「ベラトリックス」の位置には「ネフカ王ピラミッド」、「サイフ」の位置には「ジェドエフラー王ピラミッド」が、それぞれ有る

 つまりエジプト人は地上にオリオン座を再現しているのである!!


 また19世紀イギリスの天文学者チャールズ・ピアッツァ・スミスは、ピラミッドに高等数学の数字が隠されていると主張した。

・(ピラミッドの底辺一辺の長さ×2)÷高さ=3.1415...、つまり円周率が隠されている
・ピラミッドの高さ「148.2m」を10億倍すると、地球・太陽間の距離「1億4820万Km」となる


 グラハム・ハンコックは「神々の指紋」という本の中で「ピラミッドの4つの底辺の和:高さ」は「地球の赤道円周:極半径」に等しい、つまりピラミッドは地球の北半球の縮小モデルだ、と主張した。


 しかし真実は? まずオリオン座云々から調べてみると、実は三ツ星で一番明るいのは真ん中の「アルニラム」なので、ピラミッドの大きさと星の明るさが対応しているという話は成立しない。またエジプトにオリオン座の概念が伝わったのは紀元前4世紀であり、ピラミッド建設(紀元前26世紀)より遥か後の話である。とどめで、エジプト人が一番重視していたのはシリウス星であり、オリオンの三ツ星は「サフ」と呼ばれ、シリウスが出る前兆として認識されていた。オリオン座にこだわるなら、より重要なシリウスの位置に何か作っているはずだが、そんなものは存在しない。つまりすべてはこじつけとしか考えられない。


 ではピラミッドに円周率が隠されているという事実はどう説明するのか? ここで数学者のピーター・フランクル先生が登場し、日本にある神秘の数字を解説してくれた。

・東京タワーの高さ333メートルを、タワーがある港区の郵便番号106で割ると、答えは3.1415...、なんと円周率が隠されていた!!

・さらに宇宙の神秘を秘めた物体の秘密を明かしてくれた。その物体は円筒形で真ん中に穴が開いている。直径120ミリ、穴の直径38ミリ、高さ114ミリ。そして以下の計算を行うと……

(120+114+120+114)=463
(463-38)÷10=43
43の五乗=1億4700万8443

 「1億4700万8443」は、地球・太陽間の最接近した距離にピッタリである!! 

 ところで、この神秘の物体の正体は「トイレットペーパーのロール」である(笑) つまりどんな物体でも数字を適当に足したり引いたりとか操作すれば、それらしい数字をひねり出せるが、それは数学では無く単に数字のマジックでしかない。

 また円周率に関しては
1)棒を用意する
2)その棒を半径とする円を描き、紐を円に沿っておろす
3)その紐を四角に直す
4)棒を立てて高さにする

 とやるとピラミッドの高さと底辺の間に円周率が関係してしまうのである。

 そもそも、クフ王以外のピラミッドには「3.14」という数値が出てこない。カフラー王のものでは「2.98」、メンカウラー王のものでは「3.20」、つまりクフ王のピラミッドの数値3.14は単なる偶然だと考えるほうが自然です。



3,エジプト以外のピラミッド

 エジプトのピラミッドが古代人が作ったとしても、とても人間が作り得ないようなピラミッドがいくらでもある。やはりピラミッドは宇宙人か超文明が関係している!!


・南極ピラミッド

 南極大陸で2016年11月に、一辺400メートルの巨大ピラミッドが見つかった! クフ王のピラミッドより巨大である!

 種明かし:これは氷食尖峰 (ひょうしょくせんぽう)と呼ばれる地形。氷河の侵食作用によって山の下が削られ、そのあと上の部分が崩落することでピラミッドのような尖った地形が出来る。実際この「ピラミッド」の周囲もとがった山ばかりである。この地形は「ホルン」と呼ばれ、スイスのマッターホルンが有名である。


バミューダトライアングルの海底ピラミッド

 2012年に、バミューダトライアングルの深度2000メートルの海底にクリスタルのような物質で作られたピラミッドが発見された! その大きさはク王ピラミッドの三倍の大きさだという。船や飛行機の消失はこのピラミッドのせいなのか!?

 種明かし:記事のネタ元「Weekly World News」は「エイリアン対ビッグフット」とかのフェイクニュースを配信するジョークサイトでした(笑)


・月のピラミッド

 NASAが公開した月の写真に、クレーターの中に立つピラミッドが写っていた!!

 種明かし:写真は地質分析のために着色加工したもの。それで白と黒の部分が隣接して、偶然ピラミッドのような立体に見えた。加工前の写真を見ると全然ピラミッドなど無いことが解る。


・火星のピラミッド

 公開された火星の写真にピラミッドがいくつも写っている!!

 種明かし:自然現象。火星は風が強く、風によって岩の下の部分が削られ(風食)、上の部分が崩落してその結果四角垂状に残った。自然界では意外にもこの手のピラミッド型というのはありふれた形なのである。



4.ツタンカーメンの呪い

 1922年11月、エジプト・ルクソールにある王家の谷でツタンカーメン王の墳墓が発掘された。ところが1923年発掘隊のスポンサーだったカーナボン卿が病気で死亡。以後、卿の弟や、調査に参加するはずだったX線技師などが次々と死亡。新聞は「ツタンカーメンの呪い」と書き立て、最終的に犠牲者は20人を超えたという。

 1934年、自ら発掘に関わったメトロポリタン美術館館長ハーバート・ウィンロックは、自ら調査を行い「呪い」の真相を解明した。そもそもカーナボン卿は二度も大病をしていて健康とは言えない状態だったし、直接発掘に関わった人間が何十人もいるのに「呪い」で死んだという人間はほんの数人しかいない。そしてその亡くなった人たちは、高齢だったとか病気をしていたとかで、亡くなっても特に不思議はない人ばかりだった。

 また「呪い」の犠牲者には、全然発掘と関わっておらず、単に発掘関係者と食事をしただけという人が含まれていたり、さらには「エジプトで起きた殺人事件」というだけで「呪いの犠牲者」にカウントされたりしている有様だった。

 ウィンロックは、この「呪い」云々が当時の新聞関係者が作り上げたものだと結論付けた。実はツタンカーメンの墳墓の記事は、ロンドン・タイムズ紙が独占しており、他紙は記事が作れない状態だった。ロンドン・タイムズはカーナボン卿の親戚が経営しているというコネが有った。

 そのため他紙はまともに記事が作れないので、「呪い」をでっちあげてセンセーショナルな記事を作り、ロンドン・タイムズに対抗した、というのが真実だったようである。


感想

 前回のfILE-22が9月16日放送だったので、僅か二か月で新作の放送となりましたが……

 実は今回は、番組公式サイトでも書いていますが、「クフ王大ピラミッド巨大空洞発見記念特別番組!(長い)」。今年の11月2日にイギリスの科学雑誌ネイチャーが、エジプトのクフ王の大ピラミッドに4500年間未発見だった未知の空間を発見したと発表しました。実はその発見はNHKの呼びかけで集まった日本の研究チームが、2年にわたる調査の結果見つけた物でした。

 ということでNHKは、既に11月4日にこの大発見についてNHKスペシャルでネタにしたのですが、それに飽き足らず(笑)、オカルト番組でも過去に放送したピラミッド/エジプト関連のネタを再度使いまわして急遽一本番組を作ったという訳です(笑) おいおい(笑)

 ということで、メインの「大ピラミッドが超古代文明の産物?」「ツタンカーメンの呪い」という部分は、過去の放送の再編集版でした。でもまあ、南極ピラミッドとか火星ピラミッドとか新ネタも多少あったので、それなりに満足できましたです。
 
 

過去の放送の内容・感想は以下のページでどうぞ

幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー 内容・感想一覧

 
 

番組概要

http://www4.nhk.or.jp/darkside/26/
UFO、ネッシー、雪男、予言&占い、心霊現象、超古代文明、妖怪、吸血鬼、魔女…。闇の魅力がもつ妖しげな幻に対して、「今、何がどこまでわかっているのか?」を徹底検証!そこから浮かぶのは、自然の神秘、私たちの脳や心の不思議なメカニズム、社会のからくり、昔の人の驚くべき技術と想像力…。ダークサイドの向こうの“本物の不思議”をワクワクしながら楽しんでいただく、NHKならではの超常現象ガチンコ検証番組!


出演者 栗山千明 (くりやまちあき)

テーマ曲: 志方あきこ
オープニング曲“Arcadiaアルカディア)”
エンディング曲“Leyre(レイレ)”
アルバム名/ “Turaida(トゥライダ)”

語り: 中田譲治(声優、俳優、ナレーター)
代表作 『巌窟王』(モンテ・クリスト伯爵)、『ケロロ軍曹』(ギロロ伍長)、『HELLSING』(アーカード)、『Fate/Zero』(言峰綺礼)、『劇場版 空の境界』(荒耶宗蓮)など

 
 
ギザの大ピラミッド:5000年の謎を解く (「知の再発見」双書)
 

【映画】感想:映画「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」(1981年:アメリカ)

インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク(聖櫃) [Blu-ray]

土曜プレミアム 映画「インディ・ジョーンズ
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/171024-i402.html
放送 フジテレビ系。2017年10月28(土)

【※以下ネタバレ】
 

第54回アカデミー賞 最多5部門受賞作
後の映画に大きな影響を与え続けるアクション映画の金字塔。

 

あらすじ

 1936年。アメリカの考古学者インディアナジョーンズ博士は、軍情報部からナチスドイツがエジプトで伝説の遺物「聖櫃(アーク)」の発掘に取り組んでいることを知らされる。アークはモーゼの十戒が刻まれた石板を収めた箱で、伝えられるところによれば、アークは光を放って山をも破壊する力が有ると伝えられていた。もしナチスドイツの軍隊がアークを手に入れれば、もはやナチスドイツは無敵となってしまう。

 インディは軍情報部の依頼を受け、アークを手に入れるためにアメリカを旅立った。そしてアーク発見に必要な遺物を手に入れるため、まずチベットに行き、恩師レイヴンウッドを訪ねるが、彼は既に死んでいた。そして同じく遺物を狙うナチスからレイヴンウッドの娘マリオンを救い出し、遺物を手に入れエジプトに向かう。

 エジプトではインディのライバル的な考古学者ベロックの指揮の下、ナチスドイツが精力的な発掘を行っていた。しかしインディはナチスを出し抜き、アークを発見、ナチスに奪われるもののすぐさま奪還する。ところが、船でアメリカに向かうインディたちをナチスは潜水艦で追跡し、またもアークを奪い取る。

 べロックはアークをヒトラーに献上する前に中身を確認しておこうと、孤島に作った祭壇で儀式を行い、アークの蓋を開ける。しかし中に入っていたのは砂だけだった。愕然とするべロックだったが、次の瞬間アークの内部から精霊が飛び出して周囲の人間を皆殺しにし、生き残ったのは目をつぶってやり過ごしたインディとマリオンだけだった。

 最後。インディはアークをアメリカに持ち帰るが、情報部員からはアークは別の研究者が分析しているとだけ告げられ追い出される。最後、アークを収めた木箱が、同じような箱が無数に収められた倉庫に収納されるシーンで〆。


感想

 評価は◎。

 いやー、最高。シリーズ第一作目にして最高傑作。見たのは二十年ぶりくらいだと思いますが、何回見ても面白い!

 冒頭の(宇宙刑事ギャバンでパクられた)「丸い巨石がごろごろ転がってくる」シーンで有名な南米での大騒動から始まり、その後チベットでもエジプトでも冒険冒険また冒険!

 実のところストーリーは至極単純で、ハラハラのアクションシーンをひたすらつないでいるだけなのですが、その組み合わせ方が絶妙で、アクション尽くしに飽きることも無ければ、退屈することも無い。これこそ娯楽映画!

 あまりに完璧すぎたので、続編はどれも一作目を超えられなかったという感が有りますが、それ故にこの一作目はもう褒めるところしかありません。 評価はもちろん二重丸ですよ!
 
 

原題
「RAIDERS OF THE LOST ARK」(1981年 アメリカ)


放送日時
10月28日(土)21時~23時10分放送



あらすじ
時は1936年。世界征服をめざすヒトラーは、手にした者に不思議な力が宿るという謎の伝説に包まれた黄金のアーク(聖櫃)を手中に納めようとした。このヒトラーの野望を断つために、アメリカ合衆国は若き考古学者インディアナジョーンズ(ハリソン・フォード)に密命を託す。先手を取ってアークを奪いとることが彼の使命だ。はるかエジプトの砂漠の中に眠ると言われるアークとは一体何なのか?またその不思議な力とは?そしてそのアークがひそかに眠る場所はどこなのか?インディにはいまだ見ぬ冒険のかなたに思いもよらぬ危機が待ち構えていた―。



キャスト
インディアナジョーンズ:ハリソン・フォード内田直哉
マリオン・レイヴンウッド:カレン・アレン土井美加
マーカス・ブロディ:デンホルム・エリオット有本欽隆
ルネ・べロック:ポール・フリーマン/石田圭祐
アーノルド・トート:ロナルド・レーシー/横島亘
サラー:ジョン・リス=デイヴィス/遠藤純一



スタッフ
監督:スティーブン・スピルバーグ
製作総指揮:ジョージ・ルーカス/ハワード・G・カザンジャン
製作:フランク・マーシャル
原案:ジョージ・ルーカスフィリップ・カウフマン
脚本:ローレンス・カスダン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
撮影:ダグラス・スローカム
編集:マイケル・カーン
美術:ノーマン・レイノルズ

 
 

2017年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ

2017年視聴映画あらすじ・感想一覧

 
 
ゲーム「インディ・ジョーンズ アトランティスの秘宝」
インディ・ジョーンズ アトランティスの秘宝 日本語版 Macintosh
 
 

感想:アニメ「アニメガタリズ」第6話「カイカイ、ラブクライマックス」

アイコトバ(期間生産限定盤)(DVD付)

TVアニメ「アニメガタリズ」公式サイト http://animegataris.com/
放送 BSフジ。全12話。

【※以下ネタバレ】
 

第6話 『#06 カイカイ、ラブクライマックス』

 

あらすじ

 アニメ研究部はアニメ「ガルタン」の聖地・大洗に夏合宿することになり、未乃愛たち女子四人は聖地巡礼に思いをはせて盛り上がっていた。ところが塊は、先日美子が見せた思わせぶりな態度に、もしかして美子は自分の事が好きなのではないかと考え、一人で上の空状態。

 未乃愛は大洗の聖地巡礼を満喫するものの、要所要所で細かいトラブルに遭遇してしまい、自分が皆の楽しいはずの合宿を台無しにしているのではないかと思い悩む。そして宿につくと、一人で温泉に向かうものの、道を間違えて迷ってしまう。

 一方、塊は美子から未乃愛の事で相談が有ると連絡を受け、もしかしてこれも美子からの愛のメッセージなのかと勝手に苦悩していた。しかし実のところは、美子・有栖・絵里香が、未乃愛が合宿に来てから元気のない事を心配し、男子陣に相談に来たのだった。五人は今後も未乃愛の事をバックアップしていくという事で意見の一致をみる。

 直後、未乃愛が行方不明になったことが判明し、部員たちは未乃愛捜索に走り回り、なんとか無事に発見することが出来た。

 大騒ぎの後、ついに塊は美子に好きだと告白する。ところが美子は、塊が(ちょうど通りがかった)光輝に告白したのだと思い込み、自分の予想が当たっていたと大喜びする。そして自分は基本的に二次元にしか興味が無いが、塊と光輝の二人なら三次元でも応援すると力説する。塊は全ては自分の誤解だったとガックリ来て〆。


脚本:笹野 恵 絵コンテ:清水 聡
演出:五月女有作 作画監督:水谷麻美子


感想

 大体そういうオチだろうと(笑) それにしても絵里香って三年生なのに夏休み遊びまくっていて大丈夫なのか?

 そしてアニメ名は架空だけど地名は現実のものなのね。まあ地名まで架空にしたら訳が分からなくなるわなぁ。
 
グッドラック ライラック(DVD付)
TVアニメ アニメガタリズ B2タペストリー
 

【オカルト】「幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー」次回11/18は「クフ王大ピラミッド巨大空洞発見記念特別番組」(笑)

NHK 幻解! 超常ファイル ダークサイド・ミステリー (教養・文化シリーズ)

幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー http://www4.nhk.or.jp/darkside/

 

クフ王大ピラミッド巨大空洞発見記念特別番組!(長い)


11月18日(土) 午後8時00分~ 午後9時00分
「File-23 エジプト・スペシャル 呪いと超古代文明ミステリー」


というわけで、
過去のエジプト関連のVTRに最新のピラミッドミステリーを加えて、
緊急放送!


オリオン・ミステリーを!ツタンカーメンの呪いを!南極ピラミッドを!グラ○ム・ハ○コックを!
エジプト考古学の専門家の皆様のご協力をたまわり、
栗山千明中田譲治志方あきこの黄金トライアングルとともに、
ガチンコ徹底検証いたします!

 NHKも攻めるときには総力戦で攻めて来るなぁ。NHKスペシャルで特集しただけでは飽き足らず、オカルト面でも全力投球か(笑)
 
 
大ピラミッドの秘密
 
 

感想:海外ドラマ「スパイ大作戦」第115話(シーズン5 第11話)「反乱軍、その信じしもの」

スパイ大作戦 シーズン5<トク選BOX> [DVD]

スパイ大作戦BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/missionimpossible/
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放送 BSジャパン

【※以下ネタバレ】
 
シーズン5(105~127話)の他のエピソードのあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

海外ドラマ「スパイ大作戦 シーズン5」あらすじ・感想まとめ

 

第115話 反乱軍、その信じしもの The Rebel (シーズン5 第11話)

 

あらすじ

細菌戦の詳細が書かれたノートを入手するという任務遂行中フェルプス(ピーター・グレイブス)が負傷しダナ(レスリー・アン・ウォーレン)が捕らえられてしまう。裏切り者の存在にチームがピンチに陥る中、果たして無事ノートを手に入れられるか。


独裁国政府に渡ると取り返しのつかない事態になりかねない、細菌兵器の詳細が書かれたノート。そのノートを入手するという任務遂行中に政府軍の攻撃に遭い、フェルプス(ピーター・グレイブス)が負傷、ダナ(レスリー・アン・ウォーレン)が捕らえられてしまう。裏切り者の存在にチームがピンチに陥る中、果たして無事ノートを手に入れられるか!?

※DVD版のタイトルは「生きた研究ノート」。


【今回の指令】
 無し


【作戦参加メンバー】
 レギュラー:フェルプス、パリス、ダナ、バーニー、ダグ
 ゲスト:無し


【作戦の舞台】
 某国(多分中南米


【作戦】
 IMFは某国のゲリラ組織と協力して、重要人物の科学者二人のイギリスへの亡命を無事達成した。しかしフェルプスとダナがゲリラたちに会って成果を報告していると、そこに政府軍が現れ、ダナとゲリラのイリナ、クロスの三人が捕まってしまう。

 IMFはゲリラのリーダー・アレックスの父親が研究していた「細菌戦」に関するノートを持ち帰るつもりだったが、ノートは現物は無く、その内容はイリナが全て記憶していると知る。フェルプスは仲間を呼び寄せ、ダナたちの救出作戦を開始する。

 ダナたちは近くの町の指揮官の大佐に尋問を受けていた。そこにパリスが首都から派遣された情報部員として現れ、大佐に民衆を支配する方法をアドバイスすると言い、まず宗教を利用するべきだと提案する。そこにバーニーとダグが高さ数メートルの聖像を乗せたトラックを運転してきて、故障で動けないふりをする。パリスはそれを見て、大佐に、聖像を町に置くことを許可すれば住民の好感度が上がると言い、大佐もそれを許す。

 町の神父セバスチャンは政府に反抗的で、大佐に対して見え透いたことをして民衆を騙そうとしても無駄だ、という。大佐はいらつくがパリスは上手く大佐をなだめる。

 実は聖像はハリボテで、中にはフェルプスとアレツクスが潜んでおり、聖像の底から地下道に入り、ダナたちが捕まっている監房まで穴を開ける。実はゲリラのクロスは政府のスパイだったが、ダナはそれを見破りクロスを殴り倒して失神させる。そしてフェルプス、アレックス、ダナ、イリナは聖像に隠れる。

 それを見計らってパリスは大佐に、かつて町はずれの荒れ果てた修道院に聖像が有ったという話を持ち出し、この聖像をそこまで運べばますます大佐に対しての住民の好感度は上がると助言し、大佐はそれを許す。ところが大佐は直後に監房からダナたちが逃げ出していることを知り、慌てて聖像を追跡する。

 修道院でバーニーたちが聖像を下ろそうとしていると、そこに軍隊が近づいてくる。セバスチャン神父はおぼろげながら状況を察し、住民たちに像を取りかこんで祈るように指示し、その隙にフェルプスたちは聖像から逃げ出す。そこに大佐がやってきて、宙づりだった聖像を下ろして破壊してしまうが中身は空だった。呆然とする大佐は、住民の厳しい視線を浴びることなってしまう。

 最後、IMFがイリナを車に乗せて立ち去るシーンで〆。


監督: バリー・クレーン
脚本: ケン・ペットス(原案: ノーマン・カトコフ&ケン・ペットス)

感想

 評価は○。

 第五シーズンの定番である「テープの指令シーン無し」話で、さらに序盤から「ゲリラと政府軍の派手な銃撃シーン」「フェルプスが撃たれて負傷」「ダナたちが敵に捕まる」といった展開だったため、正直全く期待していなかったが、結果的にはそこそこ面白いエピソードだった。

 今回は始まり方は派手だったものの、内容としては「敵の本部の監獄に捕らえられている重要人物(と仲間)を救い出す作戦」を遂行する話だったので、結構昔のノリが復活していて、思ったよりも楽しめた。

 まあIMFが遂行した作戦は、(即興だったこともあり)それほど手の込んだものではなく、中身ががらんどうのハリボテの聖像を本部の前に降ろし、そこに隠れていたフェルプスたちが地下トンネルを通って監房の壁を破り、ダナやイリナを救出する、という素朴な内容だったが、敵にばれないかと緊迫感を漂わせながらの作戦だったので、意外にも結構見ごたえが有った。

 さらに、パリスの存在が良い味付けになっており、パリスは首都から派遣されて来た治安維持のアドバイザーを演じ、大佐に対して「民衆の心をつかむためには宗教を大事にする事が大事だ」などと言って聖像を本部前に置くように誘導したり、そのあと修道院まで運ぶことを許可させたり、と上手くコントロールしていたのだが、その様が見ていてなかなか面白かった。今回の様に偽の身分で相手に接触し、口先で相手を操って上手くミッションを達成するのは、かつてのスパイ大作戦の展開と同じだったので、懐かしさもひとしおだった。

 まあ、フェルプスが敵の銃に腕を撃たれて負傷するとか、捕まったダナが尋問を受けて顔を腫らしているシーンが有るとか、昔のスパイ大作戦では考えられないシーンも色々あったが、概ねは昔風のストーリー展開だったので、まずまず満足だった。

 最後、出し抜かれた大佐が得意げに聖像を破壊するものの中身は空っぽで誰もおらず、目論見が外れて愕然としているところに、周囲を取り囲んだ住民からは冷たい視線が浴びせられ、その間にIMFは車で逃げ出してしまう、というオチが痛快で、やはりスパイ大作戦はこういうラストでないと締まらないなと再認識させられてしまった。

 それにしても、ゲリラのリーダーの父親が研究していた細菌戦争に関する内容を、イリナというゲストキャラが丸ごと記憶している、という設定だったが、専門の研究者でもないイリナがそんな複雑な内容を記憶できるものなのだろうか、と心配になった(別にイリナは写真的記憶力の持ち主という訳でも無さそうだったし)。

 ちなみにこのエピソードの日本語サブタイトルはなんと三種類もあり、

・日本初放送時「聖像作戦」
・DVD収録版「生きた研究ノート」
・今回のBSジャパン版「反乱軍、その信じしもの」

 とそれぞれ全く違う。センスとしては一番古い「聖像作戦」が一番しっくりくる。

 今回の敵役となる「大佐」を演じるのはマーク・レナードという俳優で、どこかで見た顔だと思っていたら、スタートレックでスポックの父親サレックを演じた人物だった。そしてスポック役のレナード・ニモイもパリス役で出演しているので、これはちょっと面白い顔合わせだったと言える。

 今回のサブタイトルの原題「The Rebel」とは「反乱」のこと。

参考:今回の指令の入手方法

 無し

参考:指令内容

 無し

 

シーズン5(105~127話)の他のエピソードのあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
  

感想:海外ドラマ「スパイ大作戦」第117話(シーズン5 第13話)「銃殺」

スパイ大作戦 シーズン5<トク選BOX> [DVD]

スパイ大作戦BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/missionimpossible/
スパイ大作戦 パラマウント http://paramount.nbcuni.co.jp/spy-daisakusen/
放送 BSジャパン

【※以下ネタバレ】
 
シーズン5(105~127話)の他のエピソードのあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

海外ドラマ「スパイ大作戦 シーズン5」あらすじ・感想まとめ

 

第117話 銃殺 The Hostage (シーズン5 第13話)

 

あらすじ

任務を成功させたパリス(レナード・ニモイ)が、演じていたホテル王として誘拐されてしまう。彼らは仲間の囚人の釈放を要求、フェルプス(ピーター・グレイブス)たちは囚人のひとりである敵の息子を使って巧妙な駆け引きを展開する。


任務を成功させたパリス(レナード・ニモイ)は、演じていたアメリカのホテル王と間違えられゲリラに誘拐されてしまう。彼らは仲間の囚人の釈放を要求。フェルプス(ピーター・グレイブス)たちは、囚人のひとりである敵の息子を使ってゲリラとの巧妙な駆け引きを展開する。

【今回の指令】
 無し


【作戦参加メンバー】
 レギュラー:フェルプス、パリス、ダナ、バーニー、ダグ
 ゲスト:無し


【作戦の舞台】
 某国(多分中南米


【作戦】
 パリスはIMFの某国での作戦のため、アメリカのホテル王「ウォルター・A・フェイラン」(Walter A. Phelan)として活動していた。そして任務が終了して一段落したパリスだったが、彼を本物のホテル王と思い込んだゲリラ「人民革命戦線」によって誘拐されてしまう。ゲリラのリーダー・カバールは、政府に対し、パリスと交換で、刑務所にいる息子のルイスを含む三人のメンバーの釈放を要求してきた。

 フェルプスは同国政府の協力を得てパリス救出作戦を開始しようとするが、ゲリラの基地の場所が解らないため手の打ちようがない。しかしパリスはゲリラに、自身が重病「ホジキン病」だといい、薬が無ければ72時間で死んでしまうと訴える。慌ててゲリラは政府に薬を要求し、IMFはホジキン病の薬(実はビタミン剤)の瓶に発信機を取り付けて送り付け、ゲリラの基地の場所を特定する。

 フェルプスは今回の事件の担当者の軍人を演じ、テレビ放送でゲリラに対し、フェイラン(パリス)を解放しなければ逆に三人の囚人を時間をおいて一人ずつ銃殺していくと通達する。そして本物の囚人の代わりにマネキン人形を撃って、死刑を演出する。

 ゲリラ側は囚人二人が射殺され、残るはカバールの息子ルイスだけとなっても、パリスを解放しようとはしない。ダナはルイスの恋人のふりをしてゲリラの基地に向かい、カバールにルイスを助けるためパリスを解放してくれと訴える。しかし、カバールの参謀シオムネイは冷淡なままで、さらにカバールもルイスは兵士なので革命のため死ぬのは仕方ないという。

 一方バーニーもこっそりゲリラの基地に潜入しており、シオムネイの腹心の部下フレデリコを気絶させて、変装マスクを作り、フレデリコそっくりに成りすます。そして、ついにルイスの銃殺の時間が迫ったので、シオムネイはフレデリコ(実はバーニー)に用なしのパリスを殺せと命じるが、バーニーはパリスに仮死状態となる薬を飲ませ、服には血のりをつける。

 そしてルイス銃殺の時間が来るが、執行の直前、ダグがアメリカ政府の人間を演じて、死刑を15分延期させ、テレビ放送で再度ゲリラ側に交渉を呼びかける。ところが次の瞬間パリスの監房で銃声が響き、カバールやシオムネイが駆け付けるとパリスが死んでいた(と見えるように偽装していた)。

 動揺したカバールは、フェルプスに連絡して、パリスが逃げようとしたので誤って撃ち殺してしまったと釈明する。するとフェルプスは、代償として、参謀シオムネイと実行犯(フレデリコ)を引き渡すなら、ルイスの銃殺は止めてやると言う。シオムネイはそれを聞いて冷笑するが、カバールはすぐにシオムネイとフレデリコを拘束し、ダナ、パリスの死体、と共に政府側に引き渡す。

 最後、政府側に捕まったシオムネイは、死んだはずのパリスが生き返り、一緒に捕まった部下フレデリコは実は別人(バーニー)の変装、さらに車の中の隠し物入れから失神した本物のフレデリコが出て来る、という展開に唖然とするのだった。


監督: バリー・クレーン
脚本: ハロルド・リビングストン

感想

 評価は○。

 今回も、第5シーズンの定番の展開である、「テープの指令シーン無し」「予想外のトラブル」「IMFメンバーが敵に捕まる」という要素を全て併せ持った話だったので、最初はげんなりしたが、大まかな流れは「敵を策略で引っ掛けて、最後にあっと言わせる」という物だったので、最終的にはそこそこには満足できた。

 今回の話はパリスが悪漢に誘拐される、というものだが、パリスはIMFのメンバーとして連れていかれたわけではないので、結局「誘拐された要人をIMFが救出する話」と同じことだった。という事で、昔のスパイ大作戦でよく使われたパターンの話に戻ったので、かつての面白さが戻ってきた感じだった。

 ゲリラが要人を誘拐し、解放の条件として自分たちの捕まっている仲間の釈放を要求する、というのは、2010年代のドラマのエピソードだとしても全く違和感がなくて、半世紀前のドラマであるにも関わらずレトロ感が無いのにちょっと驚かされた。まあつまり、世の中はある面では半世紀前からちっとも進歩してないということなのだろう。

 今回は第1~4シーズンの頃のような相手を策略で騙す話だったので、随所にIMFが用意した騙しのシーンを見ることが出来た。印象深いのは、まず囚人の銃殺シーンを演出するため、本物の囚人の代わりに、囚人の服を着せたマネキン人形を射撃させるシーンで、兵士たちが人形を引きずっていくのに、それを中継しているアナウンサーは「もう囚人は歩く気力も無いようです」とかコメントしているシーンとかが笑えてしまった。

 またパリスが仮死状態になる薬を飲んだ後、服に血のりを塗り付け、最後に銃声を響かせて、いかにもパリスが射殺されてしまったように偽装する、というのも往年のスパイ大作戦ノリで楽しかった。


 今回は変装名人パリスは捕まってしまっているので、代わりにバーニーが変装マスクを被る役目を担当した。しかしバーニーは声帯模写は出来ないので、マスクを付けた後、何を聞かれても黙っていて身振りだけで通すという展開が、ちょっとご都合主義的だったが、そういうのもまたスパイ大作戦らしいという気がする。

 そして最後のシーンが傑作で、引き渡されたシオムネイが、射殺されたはずのパリスは生き返るし、フレデリコは部下のはずがいきなりマスクを剥いで別人になってしまうし、本物のフレデリコはダナの車の隠し物入れに放り込まれているし、というシーンを見て訳が分からず呆然としている、というのが、昔のスパイ大作戦のオチそのままで、実に痛快だった。第5シーズンは今までのシーズンと番組の方向性が変わってしまい、全く楽しめなくなってもうウンザリしていたが、今回は久々に楽しめる話だった。


 今回のサブタイトルの原題「Hostage」とは「人質」のこと。

参考:今回の指令の入手方法

 無し

参考:指令内容

 無し

 

シーズン5(105~127話)の他のエピソードのあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com

【コミック】感想:WEBコミック「キン肉マン」第225話「堂々たるクソ力!!の巻」

キン肉マン 60 (ジャンプコミックス)

週刊プレイボーイ http://wpb.shueisha.co.jp/comic_novel/

【※以下ネタバレ】
 

第225話 堂々たるクソ力!!の巻 (2017年11月13日(月)更新)

 

あらすじ

サグラダ・ファミリア特設リングで始まった「オメガ・ケンタウリの六鎗客」5人との同時決戦! ギヤマスターの潤滑油を洗浄水で洗い流し、ジェノサイドギヤの回転を見事、停止させたベンキマン。散っていった仲間たちの無念を力に変えて、巨漢のギヤマスターをジャーマンで投げ飛ばす! マグネット・パワーに加え、正義超人が発揮する未知なるパワーも、狙いのひとつだというアリステラ。目論見通り、ベンキマンに友情パワーを発動させたギヤマスターは、コーナーポストを使って、止められたギヤの回転を復活させた――!!

 「ベンキマン対ギヤマスター」戦。

 ギヤマスターは胴体に刺さった鉄柱を引き抜くことでジェノサイドギヤの回転を復活させた。ベンキマンは水流攻撃も通用しなくなり、ギヤに捕らえられて絶対絶命状態となる。しかしその瞬間ベンキマン流のクソ力が発現し、ベンキマンはギヤマスターをアリ団子に変え、必殺技「恐怖のベンキ流し」を炸裂させる。

試合の攻防

ギヤマスター:ギアを回転させて突進

ベンキマン:ジャンプして空中からベンキーヤウォッシング(水流放射)

ギヤマスター:ギアを高速回転させて強風「ギヤ・ハリケーン」で水流を阻止

ベンキマン:ギヤマスターの足にタックルを敢行

ギヤマスター:膝蹴りで迎撃→ベンキマンの両手両足をギアに巻き込んでバックブリーカー状態

ベンキマン:頭の「エラードオブジェ」を回転させてギアに突っ込む→ギアの回転速度を落として脱出→延髄切り→ギヤマスターをアリ団子に丸めて「恐怖のベンキ流し」

感想

 ちょっ、ホントに「相手を丸めてアリ団子にする→そのままベンキ流し」という一連のムーブを決めやがった(笑) このシーンが衝撃的過ぎて、オメガマンたちが元々は地球出身だったとかいう重要な告白とか、ギヤマスターはオイルが切れたのになんで鉄柱を抜いたら回転が復活したんだよという疑問とか、そのあたりはもうどうでも良くなった(笑)
 
 

[参考]対戦カード/結果

・特設Cリング ○ヘイルマン(ブリザードソード)ティーパックマン×
・特設Eリング ○パイレートマン(セントエルモスファイヤー)カナディアンマン×
・特設Aリング ベンキマン VS ギヤマスター
・カレクック VS マリキータマン
・ウルフマン VS ルナイト

※本章(209話~)の他のエピソードのあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 

※前章「完璧超人始祖編」(1話~208話)のあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
ベンキマン
キン肉マン 丸越 デカ消し 第4弾(D型) ベンキマン 単品
 
 

【映画】感想:映画「シン・ゴジラ」(2016年:日本)

シン・ゴジラ Blu-ray2枚組

映画『シン・ゴジラ』|テレビ朝日 http://www.tv-asahi.co.jp/shin-godzilla/#/?category=drama
放送 テレビ朝日系。2017年11月12日(日)

【※以下ネタバレ】
 

あらすじ

 ある日東京湾の海底トンネルが崩壊した。閣僚たちは海底火山か何かが原因と結論付けるが、内閣官房副長官の矢口だけは巨大生物の仕業という可能性もあると進言し、周囲から冷笑される。しかし直後、矢口の予想通り巨大な生物が海から出現し、都内へと進み始めた。首相は自衛隊に攻撃を命じるものの、避難し遅れた住民がいたため自衛隊は攻撃できず、そして謎の生物はそのまま海に消えた。

 矢口はアメリカからの情報で、謎の生物が「ゴジラ」という名前で、海底に投棄された放射性物質を取り込み、体内で核反応を起こしているらしいことを知る。やがて鎌倉に再度ゴジラが現れ、自衛隊の攻撃をものともせず都内に侵入し、光線をまき散らして都内に大被害を与え、その際首相以下の政府閣僚の大半が死亡してしまう。直後、力を使い果たしたゴジラは一時的に停止した。

 国連ゴジラ退治のため東京に核爆弾を投下することを決め、国は関東から国民を疎開させ始めた。矢口の率いる対策チームはゴジラに特製の血液凝固剤を飲ませて活動を止める計画を立て、核攻撃の前に実施しようと必死になる。そして列車に爆弾を積んでゴジラにぶつけて転倒させ、そこに口から凝固剤を流し込むことでゴジラを停止させた。おしまい。


感想

 評価は△。

 いやもう、だるくてだるくて仕方ない映画で、見ていてとことん辛かった……、2014年のギャレス・エドワーズゴジラも、公開時の大評判と、実際に見た時のギャップが凄くて、その差に失望したのですが、まさか同じことが繰り返されるとは思わなかった。


 冒頭から政治家の会議シーンばかりで、面倒くさい台詞ばかり並べ立てるので、開始10分で面倒くさくなって、もうこの時点で、「あれだけ話題になった映画のはずなのに……」と乗り切れない事に不安を覚えたのですが、それが見事に的中することに。

 以後も政治家と自衛隊の幹部ばっかり写して、巨大生物の描写はほんのおざなりというかそういう感じに。おかげで怪獣大暴れ映画では無く、政治家・自衛隊幹部ドラマになってしまっていて、もう予想とはあまりにも違う内容に失望しきりでした。

 結局のところ、この映画は「ゴジラ映画」でも「怪獣映画」でもなく、怪獣をダシにした国難シミュレーション映画でしか無かったのが、とことん性に合わなかったです。「現代日本にとんでもないことが起きたら、政治家とか自衛隊がどう反応するのかを、リアルっぽく描いた」という映画なので、その国難ゴジラでなくても全く問題が無く、例えば「東京の真ん中に突然活火山が出現した」という状況でも成立する映画だったという。そういうのは求めていたゴジラ映画ではありません。

 怪獣はあくまでダシなので、ゴジラの活躍(?)は殆ど描かれず、待望の(?)火炎放射シーンは映画開始から一時間以上経ってからとか、もう何というか、期待外れにも程がある、という感じでした。もっとバリバリ怪獣が暴れる映画が見たかったです。


 では人間描写が見ごたえがあるかというと、そちらも全く面白みに欠けました。主人公矢口は、序盤に首相たちが「これは海底火山だろう」とか常識的な判断しかできない中、一人敢然と「巨大生物の仕業です」と言い切って、無能な首相たちと切れる矢口という対比を見せつけますが、こういうありきたりな手で来ますかと思いましたもん。

 また、石原さとみ演じるアメリカの代表みたいなキャラも、前半はひたすらムカつくだけだったのに、終盤に突然矢口に「あなたは有能だから認めるわ」みたいな態度に変化して同志みたいな態度を見せて来るのもなんなんだよって気分になりました。


 また、音楽が思いっきりエヴァンゲリオンくさいBGMで、似すぎていて鼻について嫌だなぁとという感じだったし。


 最後の「JRに爆弾を詰め込んで突撃させてゴジラをすっ転ばせた後、口にチューブを突っ込んでゴクゴク薬を飲ませて退治」という展開は、燃えるとかいう前にコントかよと思って笑い出しました。まさかこう来るとは思わなかったなぁ。まあリアルっちゃあリアルなんでしょうけど、見た目がなんとも……


 よく考えてみたら、私はエヴァンゲリオンに全然ノれないのだから、同じ庵野秀明が作った映画を面白がれるはずが無かったのでした。当然の帰結というか、そんな単純な事実に思い至らなかったとは……
 

ストーリー
東京湾・羽田沖。突如、東京湾アクアトンネルが巨大な轟音とともに大量の浸水に巻き込まれ崩落する。事故の原因は不明。首相官邸では大河内総理大臣(大杉漣)ら閣僚による緊急会議が開かれる。「崩落の原因は地震や海底火山」という意見が大勢を占める中、内閣官房副長官・矢口(長谷川博己)だけは、海中に棲む巨大生物による可能性を指摘する。内閣総理大臣補佐官・赤坂(竹野内豊)らは議論に値しないものと黙殺するが、直後に海上に巨大不明生物の姿が発見される。


騒然となる政府関係者が情報収集に追われる中、謎の巨大不明生物は上陸。次々と街を破壊し、日本は壊滅へと突き進んでいく。
緊急対策本部を設置した政府は、自衛隊にも防衛出動命令を発動。さらに米国大統領特使としてカヨコ・アン・パタースン石原さとみ)が派遣され、世界も注視し始める。
巨大生物の正体は何なのか、その生態は、そしてどのようにして倒すべきなのか?日本を守るための矢口らの長い長い戦いが幕を開けた─。



みどころ
■『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明監督の大ヒット作、テレビ朝日で早くも地上波初放送決定!

日本のみならず米ハリウッドでも映画化され、いまや世界的怪獣キャラクターとなった“ゴジラ”を復活させ、歴史的な大ヒットを記録。『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明が脚本と総監督を担当、『のぼうの城』、『進撃の巨人』の樋口真嗣が監督と特技監督を務め、300名を超える豪華キャストが集結した超大作をテレビ朝日が地上波として初放送します!
テレビ朝日としては、2005年8月14日の『GODZILLA』(1998年)以来のゴジラ映画放送となる今回。偶然にも、『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)以来、日本製作としては12年ぶりとなったゴジラ映画を、12年ぶりにテレビ朝日で放送する運びとなりました。この秋、六本木にゴジラの咆哮が轟きます!


■初のフルCGで大迫力のゴジラを実現!300人超の歴史的豪華キャスト陣にも注目!

第1作の『ゴジラ』(1954年)が公開されておよそ60年、2014年にはハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』が全世界で大ヒットを記録するなど、日本で誕生したゴジラは世界の“キング・オブ・モンスター”と言われるまでになりました。
そのゴジラを2016年に映画化した庵野総監督は、その圧倒的な映像表現でまったく新しいゴジラを生み出すことに成功しました。史上最大となる体長118.5メートルのスケールはもちろん、国内シリーズ初のフルCGでゴジラを表現。想像をはるかに超える最強の完全生物として見るものを恐怖に陥れます。
さらに斬新だったのは「現代日本に初めてゴジラが現れた時、日本人はどう立ち向かうのか?」という壮大なテーマ。ゴジラが東京に上陸、そのリアリティを限界まで追求した映像はまるでドキュメンタリーとも思えるような仕上がりとなっています。
“怪獣映画”というジャンルにとらわれない、壮大なスケールの“人間ドラマ”を描き上げるために集結したのは、長谷川博己竹野内豊石原さとみら日本を代表する演技派俳優陣。その数、なんと328名!次から次へと現れる俳優たちの白熱の演技に見る者は心を奪われていきます。


■興行収入82.5億円!2016年実写邦画ランキング第1位、映画各賞も総ナメ!

昨年7月に公開された作品は、興行収入82.5億円の大ヒットを記録。2016年の実写邦画ランキング堂々の第1位に輝きました。そんな映画ファンの高い評価のみならず、日本アカデミー賞では最優秀作品賞のほか、最優秀監督賞、最優秀撮影賞など、7つの最優秀賞を受賞しました。
そんな日本が世界に誇るゴジラ映画の最新ヒット超大作を、テレビ朝日が11月に地上波初放送いたします。リアリティあふれる映像とストーリーで、21世紀だからこそ描くことができた新しい“ゴジラの世界”。ゴジラの本家・日本だから成し遂げることができたハリウッドを超えるゴジラ超大作『シン・ゴジラ』が、再び日本中を席巻する時がやってきました!



スタッフ
脚本・編集・総監督 庵野秀明
監督・特技監督 樋口真嗣
准監督・特技統括 尾上克郎
音 楽 鷺巣詩郎
製作・配給 東宝株式会社

 
 

2017年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ

2017年視聴映画あらすじ・感想一覧

 
S.H.モンスターアーツ シン・ゴジラ ゴジラ (2016) 約180mm PVC製 塗装済み可動フィギュア