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感想:アニメ(映画)「ねらわれた学園 (2012年)」(2015年3月15日(日))放送)

アニメ 映画

 アニメ(映画)「ねらわれた学園 (2012年)」の感想です。
(※以下、話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■アニメ映画「ねらわれた学園」公式サイト
http://www.neragaku.com/

 CS放送・アニマックスでの視聴です(放送日:2015年3月15日(日) 21:00〜23:00)。


■概要

http://www.neragaku.com/introduction.html
>本作は眉村卓の同名小説を、監督の中村亮介自ら脚本を執筆。(※内藤裕子との共著)
>時代を現代の中学校に置き換え、新しい解釈によるアニメ映画化が実現。
>制作はサンライズ第8スタジオ(「境界線上のホライゾン」「アクセル・ワールド」)が担当し、思春期の心象風景を淡くも鮮烈に描き出す話題作。



>始業式の朝。古都鎌倉の中学に通う関ケンジを待っていたのは、ふたつの“出会い”だった。ひとつは、密かに好意を寄せていた、生徒会書記・春河カホリとの心弾ませる遭遇。彼女と朝の海で初めて言葉を交わすことになったケンジは有頂天に。そんなケンジを幼なじみでカホリの友人でもある涼浦ナツキは複雑な思いで見守る。

>そしてもうひとつの出会いは、高台で桜の花びら受けながら、まるで風を操るように立っていた少年との心ざわめかせる遭遇。その少年に何か不思議なものを感じるケンジ。そしてその少年との再会は思ったより早く訪れる。ケンジたちのクラスにやってきた、転校生・京極リョウイチ、彼こそがその少年だった。ケンジ、ナツキ、カホリのいるクラスに現れた京極は、次第にクラスに溶け込んでいきながら、一方で何かクラスメートの持つ雰囲気と相容れないものを漂わせる。そしてそんな京極にひそかに惹かれ始めるカホリ。

>やがて学園では不思議な出来事が起こり始める。この不思議な出来事がケンジ、ナツキ、カホリだけではなく、生徒会の面々、担任の先生、ケンジの祖父である関耕児、そして不登校を続けていた山際ゆりこなど皆を巻き込んでいく。

>そしてその中で明らかになっていく、それぞれの心の想い。
>幼なじみでずっと一緒だったケンジとナツキの距離感も変わり始める。京極は果たして、何者なのか。そして学園では何が起ころうとしているのか。

>伝えたい、伝わらない、それぞれの様々な思いが、学園で起きる事件に奇跡を呼び起こす。純粋に人を想う心、伝えたいと願う気持ちが、今と未来を繋いだ時、彼らに訪れた現実は・・・。

 同名SF小説眉村卓)のアニメ化。ジャンルは青春ドラマに、言い訳程度にSF要素をまぶしてみました、というところ。


■スタッフ
監督 中村亮
脚本 内藤裕子 中村亮
原作 眉村卓
キャラクター・デザイン 細居美恵子


■キャスト
ナツキ 渡辺麻友
ケンジ 本城雄太郎
京極 小野大輔
カホリ 花澤香菜
(他のキャストは後述)


■あらすじ

 主人公の「関ケンジ」は生徒会役員の「カホリ」が好き。ケンジのお隣さんで子供の頃からの付き合いの「ナツキ」はケンジの事が好きだが、ケンジが自分の事など眼中に無い事に密かにイラついている。しかし、ケンジはナツキのそんな気持ちに全く気がつかない。

 ある夏の日、ケンジのクラスに「京極」という転校生が現われ、ケンジたちと友人になる。カホリは京極のことが好きになる。だが京極は裏で怪しい動きを見せ、次々と仲間を増やしていく。生徒会長たちは京極の仲間となり、生徒会の一存で学校への携帯電話への持込を禁止し、違反者に厳罰を処すようになる。生徒会に反発するものは生徒であれ教師であれ学校に来なくなり、その一方で京極の仲間たちはどんどん数を増やしていく。

 京極はカホリに自分の正体を明かす。彼は未来から来た人間だった。遠い未来、地球は人間の住める星では無くなり、僅かな人間が月に逃れて暮らしている。やがて彼らの間に人の心を読む超能力を持つ子供たちが現われ始める。京極もそんな超能力者の一人だった。彼の目的はこの時代に超能力者を増やし、地球が破滅しないようにするか、もしくは超能力者たちを人口の少ない自分の時代に連れて行くことだった。その内、突然ケンジが京極を上回る超能力者だと判明し、対決の末ケンジは勝利するが、敗れた京極を未来に送っていく事にした。二人が消えた途端、皆ケンジや京極の事を忘れる。

 翌年の春、ケンジが戻ってきて、その途端ナツキがケンジの事を思い出しておしまい。


■感想

 原作小説は未読なのですが……、有名な眉村卓が書いた有名な小説ってホントにこんな内容なのですか?


 基本的に青春ドラマで、「鈍感ケンジといらいらナツキ」「カホリが京極を見てドキドキ」という青春ドラマをクラシック風の音楽とキラキラした映像で延々と描いてゆき、前半1時間くらいは潰してしまいます。その後、生徒会役員が京極一派になって、携帯電話禁止運動を始めるのですが、別に怖いという感じも無く、まるで青春ドラマの背景程度の扱い。そして終盤唐突に京極が「未来に戻る」と宣言し、ケンジと抽象的なバトルをしてよく解らないまま決着が付いて、最後は未来に行ったケンジが帰ってきておしまい……


 うーん、中身が無いよう。青春ドラマを適当なBGM・抽象的映像だけで話を転がし、SF要素は付け足しもいいところなので、全く満足感が無いという……、意外にも「AKB48渡辺麻友」の演技はまっとうでとくに引っかかるところも無かったのですが、話が無さ過ぎる……、これはちょっと評価できませんなぁ。


★キャスト情報の続き
山際ゆりこ 戸松遥
京極の使い魔 平田広明
関耕児 内田直哉
斉藤先生 木内秀信
神野ゆう 木村良平
曽我はるか 石川由依