雑談:アニメ「ねらわれた学園」を見て思ったのですが……

●『ねらわれた学園』(眉村卓, 緒方剛志):講談社青い鳥文庫講談社BOOK倶楽部
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784061486232
>著:眉村卓, 絵:緒方剛志
>生徒会長になった謎の美少女、高見沢みちると
>パトロールによって、学園は支配されていく――
>このまま、やつらの自由にさせていいの!?
>生徒会長に立候補し、あざやかに当選してみせた、高見沢みちる。
>その魅力的な微笑とふしぎな力によって、しだいに学園の自由は奪われていく……!?
>美しい顔にかくされた彼女の正体と、真の狙いはなんなのか?
>何度も映画化・テレビドラマ化された、日本SFジュブナイルの大傑作が青い鳥文庫fシリーズに登場!

●アニメ映画「ねらわれた学園」公式サイト
http://www.neragaku.com/


 アニメ版の「ねらわれた学園」を見て、内容がSFというより青春恋愛ドラマだったので、「……、原作もこんなのなの?」と思って調べてみると、どうやら原作小説のほうはちゃんと私が漠然と知っている「生徒会が独裁を始める」みたいな話の模様。


 で、ふと思ったのですが、アニメ版は原作小説の後日談とか? というのも、謎の転校生・京極がなんか思わせぶりな台詞を一杯言うのですが、映画の中では殆ど意味が無いので。眉村版の続きというかなのかなぁと。 つまり「時をかける少女」のアニメ映画と原作との関係と同じじゃないのかなぁと思いまして……、全然ハズレかもしれませんけど。


 ところで青い鳥版はイラストが緒方剛志氏だというのが21世紀だなぁと思いました。1970年代ならこの手の小説のイラストは依光隆先生のイラストが定番だったし。


★追記(2015/03/21 20:15)

情報を頂きました。推測通りのようです。

●特集『ねらわれた学園中村亮介監督インタビュー 第3回 「分かりやすさ」を選ばなかった理由 | WEBアニメスタイル
http://animestyle.jp/2012/12/11/3322/