【※以下ネタバレ】
噺家の愛おしき素顔と業を描くTVアニメーション作品 アニメファンのみならず落語・音楽業界からも大絶賛された第一期放送から一年を経て、この冬、さらなる感動の物語が始まる
刑務所の落語慰問会で見た大名人・八雲の「死神」が忘れられず、出所した与太郎が真っ先に向かった先は、寄席だった。拝み倒して八雲の住み込みの弟子となり、芸を磨いた与太郎はついに真打へと昇進する。継いだ名跡は三代目助六。八雲師匠の為め、小夏の為め、二人の中の助六を変える為め、与太郎が見出す己の落語とは…。
第1話
あらすじ
与太郎はついに真打に昇進し、「助六」の名前を襲名した。助六とは、八雲の亡き兄弟子にして小夏の父親の名前だった。与太郎改め助六は、小夏に結婚を申し込み、生まれた子供の父親になると申し出る。そんな助六の前に、助六のファンだという有名作家の樋口が現れる。樋口は落語が衰退していく状況を冷静に分析するとともに、助六に新作落語に挑戦するように勧める。
感想
評価は〇。
昨年(2016年)1~3月に放送した作品の続き。前作は、関智一、石田彰、山寺宏一といった有名声優たちがマジで落語を演じるので話題になりましたが、続編も大体ノリは同じ。激烈面白いという事はないのですが、なんとなく見てしまうタイプ。今度も一応チェックする予定。
しかし、前作でも不思議がっていたのですが、このアニメってどうやって製作費を回収しているの? 視聴者がめちゃめちゃ限定されているこんな作品で円盤が飛ぶように売れるとは思えないんですけどね……
制作会社
スタジオディーン
スタッフ情報
【原作】雲田はるこ「昭和元禄落語心中」(「ITAN」講談社刊)
【監督】畠山守
【シリーズ構成】熊谷純
【キャラクターデザイン】細居美恵子
【落語監修】林家しん平
【色彩設計】佐野ひとみ
【撮影監督】浜尾繁光
【音楽】澁江夏奈
【音楽制作】キングレコード
【音響監督】辻谷耕史
【音響制作】ダックスプロダクション
音楽
【OP】林原めぐみ「今際の死神」
キャスト
与太郎/三代目助六:関智一
有楽亭八雲:石田彰
小夏:小林ゆう
信之助:小松未可子
松田:牛山茂
樋口:関俊彦
アマケン:山口勝平
大親分:土師孝也
ヤクザ兄貴:加瀬康之
アニさん:須藤翔
萬月:遊佐浩二
助六:山寺宏一
みよ吉:林原めぐみ