【コミック】最終回「妹!アンドロイド」(谷澤史紀)(ヤングチャンピオン烈 2017年No.12)

妹!アンドロイド 06 (ヤングチャンピオン烈コミックス)

ヤングチャンピオン烈公式サイト http://www.akitashoten.co.jp/yc-retsu

【※以下ネタバレ】


 秋田書店青年漫画誌「ヤングチャンピオン烈」で連載していたお色気コメディ「妹!アンドロイド」(谷澤史紀)が2017年No.12(11月21日発売)で最終回となりました(コミックは全6巻)。

内容はというと

 主人公・松田秋(-しゅう)は、漫画家を目指して専門学校に通っている冴えないメガネオタク。ある日、秋の元に「妹型のアンドロイド」を自称する謎めいた少女スイが現れ、なりゆきで同居することになってしまいます。スイはどう見ても人間で、何故アンドロイドのふりをしているのか不明なのですか、秋はその辺りあまり突っ込まず同居を受け入れてしまいます。

 やがて、秋のクラスメートで憧れの彼女とか、キツイ性格のクラスメートとか、学校の先生(BL同人誌を描いている腐女子)とかバイト先のお姉さんとか弟を溺愛する実姉とかが次々登場し、何故か全員秋を憎からず思っていて、オタクの理想のハーレム状態に。

 そして毎回毎回スイを筆頭とするヒロインたちとのエロ展開となるのですが、本番まで行けずに秋が一人で暴発してへなっとなったまま次回に続く、というのが定番の流れ。これを毎回毎回、相手を変え、シチュエーションを変えて、で延々と続けていくのでした(笑)

 作者の谷澤史紀氏は「葉雨たにし」という別名義で成年漫画も描いているので(これは隠していなくて本人のブログにも書いてある)、エロシーンはお手の物。一般誌で連載していますけど描写とか含めてほぼエロマンガでした(笑)

 さて、気になるスイの正体ですが、途中でスイは秋が大ファンである人気声優「水城雪菜」とそっくりであることが判明します。さらに秋を兄同様に慕うスイそっくりの妹的キャラも登場し、彼女たちが実はスイと同一人物なのでは、とにおわす描写もあります。ところが、スイが本当にアンドロイドだと断言するエキセントリックな少女ルコラも現れ、真相は混とんとしてきます。果たしてスイの正体は!?


最終回はこうだ

 最終回直前回で、秋はスイのふと漏らした言葉から、スイが声優・水城雪菜その人だと気が付きます。正体を知られたスイ/雪菜は秋の元を去ってしまいました。それから三か月後、突然水城雪菜は引退してしまい、ショックで呆然としている秋の元にスイが戻ってきます。

 実は「水城雪菜」は、秋の知り合いだった少女「水音」と双子の姉妹「水花」の二人が「演技・歌担当」と「人前に出る仕事担当」を分担して作り上げていた二人一役のキャラだったのでした。

 で、ネタばらしをした後、二人で秋に甘えてきたのですが、ここに至ってもなおルコラは二人のどちらかがアンドロイドで、ある科学者が死んだ娘そっくりのアンドロイドを作って未来はアンドロイドに支配される世界になってしまう、と断言します。すると、水音は水花とは両親の離婚でしばらく別れ別れで、父親がそんなキャラだった気もするけど……、えっ、もしかして水花ってアンドロイド? と荒唐無稽な話を否定しきれません。

 で、みんながスイ/水花に真相を尋ねるものの、スイがごまかすオチで〆。


評価は……

 マンガ・アニメとかが大好きの情けない系のメガネオタクが周囲の美女・美少女たちにとにかくモテまくる、というオタクの夢を体現したような漫画(笑)ですが、結構好きでした。

 毎回の展開がもう完全に決まっていて、必ず何かのアクシデントとかの後で秋がヒロインの誰かとエッチい展開となるものの最後は一人で爆発して終わり、と、これを果てしなく繰り返していただけなのですが、これはこれで良いマンネリというか、個人的には「このまま永遠に続いても良いよ」と思うくらい気に入っていました。

 絵も好きだったしマンネリ展開も好きだったし適度なエロも好きだったし、という事で、あざとい内容の漫画ではありましたが、私の好みにはドストライクでした。もうこれが読めないと思うと悲しいねぇ。
 
 
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