感想：アニメ（新番組）「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」第１話「俺と妹がラノベ作家になった理由」：久しぶりに安っぽい感じのラノベ原作アニメが来た

TVアニメ『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』公式サイト　http://imo-imo.jp/
放送　BS11。

【※以下ネタバレ】
　

成績優秀で、生徒会長も務める完璧優等生な妹、永見涼花がライトノベル大賞を受賞!?　しかもその小説の内容は『兄を溺愛する妹のイチャイチャラブコメ』!?　兄の俺にはいつも厳しいのに……。さらにはラノベや萌えがわからない涼花の頼みで、俺が代わりにラノベ作家としてデビューすることに!?　それだけでも大事なのに出版された小説は空前の大ヒット！　俺(妹)のファンという美少女たち、ラノベ作家や、イラストレーターが集まってきて――。涼花は取材のために、デートしたいと言ってくるし！　勘違いしないでくれ、俺が好きなのは妹の書いた小説の『妹』で、目の前の『妹』じゃない。不器用な兄妹がラノベで繋がるラブコメディ開幕！

第１話　俺と妹がラノベ作家になった理由

あらすじ

　高校生・永見祐はラノベ作家を目指して様々な賞に作品を送りまくっているが、一次選考も通過したことが無い有様だった。祐の妹の涼花は、成績優秀・品行方正で、お嬢様学校で生徒会長を務めており、実の兄に対してもどこかしら冷淡な態度に終始していた。

　そんなある日、祐は涼花から相談を受けるが、その内容とは「自分が書いたラノベが大賞に選ばれてしまった」という信じられないものだった。そのラノベとは「永遠野誓」（とわの・ちかい）という作者による「兄が好きで仕方がない妹が兄とイチャコラする」という物だったため、祐は最初信じられないが、原稿用紙を見せられ受け入れざるを得なくなる。

　涼花の学校はアルバイトが禁止のため、涼花は祐に表向き作品を書いたのは悠のふりをしてほしい、と頼んでくる。妹の頼みに祐はしぶしぶ永遠野誓のふりをして授賞式に参加し、編集者たちに挨拶してまわる。

　実は涼花は兄を嫌っているどころか、超絶ブラコンだった。

脚本：百瀬祐一郎　絵コンテ：小川優樹　演出：栗山美秀　総作画監督：古川博之、大野 勉
作画監督：大野 勉、竹内 昭、山内尚樹、島崎 望、沼田 広、陸田聡志、中村真悟、西島圭祐

感想

　評価は△。

　まあ別に悪くはないのですが、この全体に漂う安っぽさはなんとしたものかねぇ。「兄と妹がコンビを組んでのラノベ業界ネタ」「妹は表向き兄につんつんしているが、実際は超絶ブラコン」って「エロマンガ先生」のパクリじゃないか？　としか思えないくらいオリジナリティがねー。

　「アヘ顔Wピース」という単語も、一時期は流行ましたが、もう古臭い感が否めず、一時期の流行に乗っかってうっかりこんなキャラ名を付けてしまった作者のうかつぶりが浮き彫りという感じですし……

　あと、冒頭で何故か懐かしのアニメ「シスタープリンセス」の12人の妹が出てきたのも訳が解らんわ！

　ということで、ダメじゃないけどあんまり希望も持てそうにない滑り出しでした。どうなるんですかね。
　
　

俺が好きなのは妹だけど妹じゃない

制作会社
NAZ、マギア・ドラグリエ

スタッフ情報
【原作】恵比須清司（「ファンタジア文庫」KADOKAWA刊）
【原作イラスト】ぎん太郎
【監督】古川博之
【キャラクターデザイン】古川博之
【シリーズ構成】百瀬祐一郎
【総作画監督】古川博之、大野勉
【プロップデザイン】宮暁秀
【美術監督】三宅昌和
【色彩設計】柳澤久美子
【撮影監督】今泉秀樹
【編集】柳圭介
【音響監督】小泉紀介
【音響効果】倉橋裕宗
【音楽】やしきん
【音楽制作】MAGES.

音楽
【OP】ピュアリーモンスター「Secret Story」
【ED】純情のアフィリア「起・承・転・結・序・破・急」

キャスト
永見祐：畠中祐
永見涼花：近藤玲奈
氷室舞：小倉唯
アヘ顔Wピース先生：赤﨑千夏
水無月桜：荒浪和沙
神坂春菜：永恵由彩
神坂秋乃：中島優衣
篠崎麗華：喜多村英梨
江坂さん：真野あゆみ

　

感想：アニメ「逆転裁判 ～その「真実」、異議あり！～ Season2」第２話「盗まれた逆転 - 1st Trial」

逆転裁判 Season2｜読売テレビ　http://www.ytv.co.jp/animegyakuten/
放送　日本テレビ系。土曜日17:30～18:00。

【※以下ネタバレ】
　

第２話　『盗まれた逆転 - 1st Trial』　(2018年10月13日(土)放送)

あらすじ

　成歩堂龍一の助手・真宵の故郷である「倉院の里」の秘宝を百貨店で展示することになった。ところが、百貨店に最近話題の怪盗「怪人☆仮面マスク」が忍び込み、大事な壺を盗んでしまった、というニュースが報じられる。

　成歩堂たちは慌てて百貨店に向かい、展示の責任者で、以前別の事件で知り合いになっていた華宮霧緒（かみや・きりお）と対面する。霧緒によると、10日前に仮面マスクから百貨店に盗みの予告状が届いていたという。しかし、霧緒はそれより以前、20日前に、嫌な予感を感じ、仮面マスクのライバルと言われる探偵・星威岳哀牙（ほしいだけ・あいが）に警備を依頼していた。星威岳は昨晩1時頃仮面マスクと対峙したが取り逃がしてしまったという。

　直後、成歩堂の元に、警察に仮面マスクが自首してきた、という知らせが入る。仮面マスクの正体は天杉優作という青年で、壺は無くしてしまったという。ところが直後、警察に優作の妻・希華（まれか）が現れ、夫の無実を訴える。希華は、優作は熱狂的な仮面マスクのマニアというだけで、犯罪とは関係ないと断言する。成歩堂は希華の依頼で優作の弁護を引き受けることになった。しかし、真宵と春美は成歩堂に対し、大事な壺を盗んだ犯人を弁護するのかと腹を立てる。

　成歩堂は事件の手掛かりを得ようと星威岳の事務所を訪問するが、星威岳からは裁判で成歩堂が戦う相手は、あの御剣が実力を認めた検事だと知らされる。

感想

　いやー、参った。ゲームの内容を完ぺきに忘れてるわ（笑）　一作目は「謎解きこみで大体覚えていた」、二作目は「犯人は覚えていた」、という具合でしたが、三作めに至っては「こんな事件有ったのか……？」というくらいの凄い忘れっぷり（笑）

　今回で主要な登場人物が出そろったのに、どんな裏があって、誰が犯人なのか、未だに全く浮かんでこない（笑）　まあ、そのおかげでアニメがまっさらな気分で楽しめてます（笑）

　次回予告でゴドー検事が裁判中にコーヒーを飲むリアクションとかするシーンを見て「こういうの有ったわ」と物凄く懐かしかった～。そうそう、確かゲームではサイコロックとかいうシステムで死ぬほど苦労させられたような気がするぞ。だから話を覚えていないのか？
　

他の回の内容・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
　　




　
　
　

感想：アニメ「ゾンビランドサガ」第２話「I♡HIPHOP SAGA」

TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式サイト　https://zombielandsaga.com/
放送　BS11。

【※以下ネタバレ】
　

第２話　I♡HIPHOP SAGA　(2018年10月11日(木)深夜放送)

あらすじ

　意識の無かったゾンビたち六人のうち、たえを除く五人も自我を取り戻した。しかし彼女たちは、巽のぶちあげる「佐賀を救うためのローカルアイドル」という話には全く乗ってこず、白けた態度をとるばかりだった。またヤンキーだったサキは、ただ一人巽のいう事に唯々諾々と従うさくらが気に食わず、なにかと絡んでくる。

　そして夜。平成の伝説のアイドル・愛と、昭和の伝説のアイドル・純子は、洋館を抜け出して東京に戻ろうとする。しかし警官に見つかって銃をぶっ放されてしまい、自分たちが人間社会に戻れないことを痛感させられる。

　やがて巽が見つけきた佐賀城でのイベントに七人は参加することになり、デスメタルグループ「デス娘」、改め、アイドルグループ「グリーンフェイス」として出演する。しかし、たえがまた暴走してしまい、ステージはめちゃくちゃになってしまった。ところがサキとさくらの口げんかが偶然にも見事にラップになり、結果的に観客（主にお年寄り）から大喝采を浴びることに。

　ステージ後。サキはさくらの根性を認めたと言っていきなり仲良くしてくるのだった。

感想

　二話目も快調。初回だけの出オチアニメでなくて良かった（笑）　さくらとサキのけんかが始まったら、巽がステージ袖ですかさずボイスパッカーション（と言うのだっけ？）を始めるシーンとかも無性に笑えたし。

　どこに行くのかさっぱり解らない怪作アニメですが、次回が凄く待ち遠しい（笑）
　　
　









　
　

感想：アニメ（新番組）「ゴブリンスレイヤー」第１話「ある冒険者たちの結末」：ダーク＆エロファンタジー

TVアニメ「ゴブリンスレイヤー」公式サイト　http://www.goblinslayer.jp/
放送　BS11。

【※以下ネタバレ】
　

「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」

辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで
銀等級（序列三位）にまで
上り詰めた稀有な存在がいるという……。
冒険者になって、はじめて組んだ
パーティがピンチとなった女神官。
それを助けた者こそ、
ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。

彼は手段を選ばず、手間を惜しまず
ゴブリンだけを退治していく。
そんな彼に振り回される女神官、
感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼娘。
そんな、彼の噂を聞き、
森人（エルフ）の少女が依頼に現れた――。

第１話　ある冒険者たちの結末　(2018年10月6日(金)深夜放送)

あらすじ

　 「女神官」は、成人したのを機に、自分の能力を役立てようと冒険者として登録する。そんな彼女に、やはり初心者冒険者三人が自分たちのパーティに参加するように声をかけてきた。三人は近隣の村を襲い女性たちを攫って行ったゴブリンを退治しに行くという。女神官は若干の不安を感じるものの、他の三人はゴブリンは弱いモンスターなので心配はないと断言し、女神官も行動を共にすることになった。

　四人はゴブリンが潜む洞窟に突入するが、たちまち襲撃を受け、女神官以外のメンバーは、一人は死亡、一人は重傷、一人はゴブリンに連れ去られてしまう。女神官は重傷の一人を連れて脱出しようとするが、その前に一人の戦士が現れる。

　戦士は重傷の一人が毒で助からないと言い、本人の頼みで介錯する。そのあと、女神官をサポートにして効率よくゴブリンたちを皆殺しにした後、拉致されていた女たちを救出する。

　戦いの後、女神官は、ゴブリンが決してたやすい相手では無く、よく初心者の冒険者たちがゴブリンに全滅させられたり、生き残っても心の傷で二度と冒険できなくなったりしていることを知るのだった。

感想

　評価は○。

　知識ゼロで見たものの、漂う雰囲気通りのダークファンタジーでちょっときつかったなぁ。サブタイトルで丸わかりでしたが、油断したセリフを吐きまくっている冒険者たちがぐっちゃぐちゃにやられるは、きっちり血液の描写もするわ、ダークアンドバイオレンスな作風。しかまあ、ラストまで見ることは出来たのでそこそこ良かったとは言うべきか。

　しっかしなぁ。エロ描写がなぁ（笑）　ゴブリンたちが「人間の女」の服をひっぺがして凌辱をおっぱじめたシーンは、残酷な場面の筈なのに、我知らず笑っちゃいましたよ（笑）　ゴブリンと人間はまったく別の種族ですから、普通異種族に催すなんて無いと思うのですけど？

　そらまあ、ある一部のジャンル、はっきり言えばアダルト分野の、ゲームやエロ小説ではモンスターが女戦士を襲うのはごくごく当たり前の設定ですけどね（笑）　この作品は雰囲気からしてもうちょっと真面目な方向かと思っていたのですが、実はエロゲの延長だったのか（笑）　今後小倉唯演じる女神官の貞操をいちいち心配しつつ視聴しなきゃならんのかなぁ（笑）

おまけ

　洞窟の中で主人公たちが小柄な化け物に襲われて……、という展開、「ディセント」というホラー映画にそっくりだ、と思いました。ちなみに、この「ディセント」、２作品有りますが、１も２も結末が極悪です……
　
　

ゴブリンスレイヤー

制作会社
WHITE FOX

スタッフ情報
【原作】蝸牛くも（「GA文庫」SBクリエイティブ刊）
【原作イラスト】神奈月昇
【監督】尾崎隆晴
【シリーズ構成・脚本】倉田英之
【脚本】黒田洋介
【キャラクターデザイン】永吉隆志
【音楽】末廣健一郎

音楽
【OP】Mili
【ED】そらる「銀の祈誓」

キャスト
ゴブリンスレイヤー：梅原裕一郎
女神官：小倉唯
妖精弓手：東山奈央
牛飼娘：井口裕香
受付嬢：内田真礼
鉱人道士：中村悠一
蜥蜴僧侶：杉田智和
魔女：日笠陽子
槍使い：松岡禎丞

　

　
　
　
　

感想：アニメ（新番組）「やがて君になる」第１話「わたしは星に届かない」：ちょっと微妙な百合物

TVアニメ「やがて君になる」公式サイト　http://yagakimi.com/
放送　BS11。

【※以下ネタバレ】
　

人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、
中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。
そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。
燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──
「私、君のこと好きになりそう」

第１話　わたしは星に届かない　(2018年10月5日(金)深夜放送)

あらすじ

　高校一年の小糸侑は入る部活を決めかねていたが、教師から生徒会の手伝いはどうかと薦められ、試しに参加することになった。そして生徒会に行く途中、女子生徒が男子からの告白を断るシーンに出くわす。その女子生徒こそ、生徒会役員の一人・七海燈子だった。

　侑は燈子や燈子の友人・佐伯沙弥香と共に生徒会の仕事をはじめ、二人と打ち解けていく。燈子は才色兼備の学校の有名人で、沙弥香によれば、今までに何人もから告白され、その中には女子もいたという。しかし燈子は誰に対しても本気になれないと打ち明ける。

　やがて侑は燈子に悩みを打ち明ける。燈子は中学卒業の日に仲の良かった男子に告白されたものの、その返事を保留にしていた。そして燈子に、自分も恋愛で人が好きになる気持ちが解らないと告白する。侑は燈子に気持ちを告白したことで気が楽になり、男子には断りの返事をする。だが、次の瞬間燈子から「好きになりそう」と言われてしまう。

　困惑する侑だったが、その後燈子から具体的な何かがあるわけでもなく、そのままにしていた。しかし生徒会の引継ぎが終わり、燈子が生徒会長の選挙に出馬をする際、一緒に選挙活動を行う推薦責任者になってほしいと頼んでくる。

脚本：花田十輝　絵コンテ・演出：加藤 誠　作画監督：合田浩章

感想

　評価は△。

　原作漫画は途中まで読んでいたのですが、イマイチついていけなくなって読まなくなった作品。

　アニメになったので改めて見直してみたのですが、キャラデザは良いのですが、話はイマイチ面白みが無いというか……、少なくとも「これは次回が楽しみ」という感じじゃないよね。

　まだ序盤だからという事を考慮して、とりあえずもう少し様子を見ましょうかねぇ。
　
　

やがて君になる

制作会社
TROYCA

スタッフ情報
【原作】仲谷鳰（「月刊コミック電撃大王」KADOKAWA刊）
【監督】加藤誠
【シリーズ構成・脚本】花田十輝
【キャラクターデザイン】合田浩章
【音楽】大島ミチル

音楽
【OP】安月名莉子
【ED】小糸侑（CV：高田憂希）、七海燈子（CV：寿美菜子）

キャスト
小糸侑：高田憂希
七海燈子：寿美菜子
佐伯沙弥香：茅野愛衣
槙聖司：市川太一
堂島 卓　野上翔
日向 朱里　寺崎裕香
叶 こよみ　小原好美
箱崎 理子　中原麻衣
児玉 都　森なな子
小糸 怜　小松未可子

　

　
　
　
　

感想：アニメ「異世界居酒屋～古都アイテーリアの居酒屋のぶ～」第１回「おでんのじゃがいも」「若鶏の唐揚げ」：アニメなのに料理が美味そうに見えるぞぉ

異世界居酒屋～古都アイテーリアの居酒屋のぶ～公式サイト　https://r.gnavi.co.jp/nobu/
放送　BS11。

【※以下ネタバレ】
　

京都の寂れた通りに店を構えた居酒屋「のぶ」は、
正面入口がなぜか異世界へと繋がってしまっていた。
大将の矢澤信之（やざわのぶゆき）と
給仕の千家しのぶ（せんけしのぶ）は、
その異世界の街・古都アイテーリアで
店を始めることにする。

衛兵、職人、商人、貴族......
誰でも気軽にちょっと一杯。
そんな居酒屋「のぶ」は、今日も通常通り営業中。

第１回　「おでんのじゃがいも」「若鶏の唐揚げ」

あらすじ

第1話 「おでんのじゃがいも」

　兵士のハンスは、仕事の後、同僚のニコラウスに連れられて、彼がお勧めという店「居酒屋のぶ」にやってくる。ハンスは、美味なビール「トリアエズナマ」、初めて食す枝豆、そしておでんに大感激する。そしてこんないい店は上司のベルンホルトには絶対密にしておこうと思うのだった。

第2話 「若鶏の唐揚げ」

　ハンスは上司のベルンホルトに無理強いされ、「のぶ」を紹介することになった。ベルンホルトは「タイショー」の腕前を試すため、まずいのが当たり前の鶏料理を注文するが、出された若鳥のから揚げの美味さに仰天する。

　しかし全てを食べ終えた後、ハンスから「食べる前にレモンをかけるともっと美味しかったのに」と言われ悔しがる。さらに店員のしのぶのまかないで出た「鶏南蛮」を見て、店主に同じものをくれというが、もう鶏は品切れだと言われてしまう。

　翌日。ベルンホルトは仕事を早々に切り上げると、すぐさまのぶに走り込み、若鳥のから揚げと鶏南蛮を注文するのだった。

感想

　評価は○。

　4月からネットで放送されていた（らしい）アニメが、10月からテレビ放送されるようになったので視聴してみましたが、こいつぁ面白いや。

　以前にも「ファンタジーの世界に現代日本の料理の店が出現。異世界の住人が、現代日本人にはごく当たり前の料理を食べて大感激する」という、ほぼすべての設定がかぶっている「異世界食堂」というアニメが有ったのですが……　そちらはまーったく面白くなくて「アニメで料理物をやるのは無理やったんや！」と見切りをつけたのでしたが……

　この「のぶ」は全く同じことをやっているのに、何故か面白い。何故なぜホワイ？　シナリオの上手さ？　何かの演出の妙？　さっぱりわかりませんが、見ていて面白いのでまあいいや。

　それにしても、放送していてときどきキャラクターの台詞が字幕になって画面下にでるのですが、あれはどういう基準で台詞選んでいるの？　「こっ、これはＸＸが●●で美味い」という料理の感想部分を文字にしているのかなぁと思ったのですが、そうでも無さそうなセリフも文字化されているし……、よくわからん。
　
　
　まあとりあえず面白いのでオッケーです。
　
　

異世界居酒屋～古都アイテーリアの居酒屋のぶ～

制作会社
サンライズ

スタッフ情報
【原作】「異世界居酒屋『のぶ』」（宝島社刊）
【監督】小野勝巳
【シリーズ構成・脚本】吉田伸
【キャラクターデザイン】いとうまりこ

キャスト
矢澤信之（のぶ）：杉田智和
千家しのぶ：三森すずこ

　

　
　
　
　
　

感想：アニメ（新番組）「CONCEPTION」第１話「俺の子ども！？」：いきなりヒロインが●●しているアニメ、だと？（笑）

テレビアニメ「CONCEPTION」公式サイト　http://conception-anime.com/
原作ゲーム　CONCEPTION（コンセプション） 俺の子供を産んでくれ！　http://www.spike-chunsoft.co.jp/conception/
放送　BS11。

【※以下ネタバレ】
　

ケガレた異世界。巫女との絆。 そして、産まれる星の子達。世界の運命は――

『ケガレ』に侵された魔法世界『グランバニア』。

ケガレを祓うために地球（ソラ）より召喚された弓削イツキは、
『星の子』を誕生させるため、『12星座の巫女』達と愛好の儀に挑む。

「使命を果たすために……俺の子供を産んでくれ！」

第１話　俺の子ども！？　(2018年10月9日(火)深夜放送)

あらすじ

　弓削イツキは幼なじみの粉月マヒルからいきなり「妊娠したらしい」と告げられるが、次の瞬間二人は空に浮かんだ巨大魔法陣に吸い込まれてしまう。やがて二人は遺跡のような場所で目覚め、マヒルが何かを吐き出すとそれが巨大な怪物になる。イツキは突然出現した剣でなんとか怪物を倒す。

　遺跡の外に出た二人は、「マレビト」と呼ばれ王宮に連れていかれる。二人が現在いるのは「グランバニア」という「魔法世界」で、「ケガレ」というものが発生し滅びに瀕しているという。二人は王から、異世界から召喚されたマレビトは、ケガレを祓わなければ元の世界に戻れないと宣告される。

　イツキは医師のマレーネから、ケガレを払う事が出来るのは、イツキと12人の巫女の間に生まれた子供であり、つまりイツキは12人の巫女と子作りしなければならないと聞かされる。そしてマヒルも巫女の一人だった。マヒルが妊娠しているように見えたのは体内に潜んでいたケガレのせいで、グランバニアに来てケガレが体から出たので、もう普通の体に戻ったの事だった。

　マレーネはイツキに早速マヒルと子作りしろとせかしたので、とりあえず二人は頑張って子作りした。

STAFF
脚本：柿原優子　絵コンテ：元永慶太郎　演出：元永慶太郎　作画監督：阿部恒

感想

　評価は△。

　うーん、このアニメ、バカなの？（笑）

　いきなりヒロインが妊娠していて、そのまま異世界に召喚される、という展開に、史上初の『妊婦が異世界で冒険するアニメ』かとミスリードされて、こりゃスゲェと思いましたが（笑）、ちっ、想像妊娠だったよ（笑）

　主人公は12人のヒロイン全員とアレして全員を妊娠させなければならない、というアホ設定（笑）を聞いて、一体どこの会社のアダルトゲームが原作なのだろうと調べてみたら、ふつうのコンシューマーゲームが原作でした（笑）　何を考えているんだ（笑）

　しかしエロくさい設定の割にはエロシーン（と呼んでい良いのか？）が全くエロくなくて失望しきりでありました。どうせやるなら、ヴァルキリードライブマーメイドくらいのことはやってくれなきゃ。
↓

　
　今後巫女を次々と口説いて回るのだと思いますが、あと11人いるんでしょ？　毎回一人ずつ接触してエロに持ち込めばミッションクリア？　世界を救う云々と言いつつ、やることは女の子を落とすだけ？　それなんてエロゲ？

　原作ゲームと同じキャストらしいので、声優は豪華ですが、設定がアホみたいだし、そもそもヒロインが全く可愛くない。これは期待してはいけないタイプと見たよ。
　
　

CONCEPTION

制作会社
GONZO

スタッフ情報
【原作】スパイク・チュンソフト
【監督】元永慶太郎
【シリーズ構成】柿原優子
【アニメーションキャラクターデザイン】奥田陽介
【音楽】甲田雅人

キャスト
弓削イツキ：小野友樹
粉月マヒル：加藤英美里
アリー：遠藤綾
タルア：杉山里穂
リリス＆リリィ：阿澄佳奈
ルカ：大本眞基子
フェミルナ：藤田咲
ミレイ：小林沙苗
レオーネ：山口由里子
スゥ：喜多村英梨
ファルン：荒浪和沙
コレット：下田麻美
ユズハ：藤井ゆきよ
マナ：ゆりん
シャングリラ：松田健一郎
ナルシステス：平川大輔

　


　
　
　
　

感想：アニメ（新番組）「アニマエール!」第１話「はじめてのチア」：予想外にしっかりした内容

TVアニメ『アニマエール!』公式サイト　http://animayell.com/
放送　BS11。

【※以下ネタバレ】
　

人の力になることが大好きな「鳩谷こはね」は、中学の終わりに出会ったチアに魅了され、高校で経験者の有馬ひづめや幼馴染の猿渡宇希と共にチア同好会を立ちあげる。ポジティブで一生懸命な彼女たちのチアは今日も誰かを元気づける！！

第１話　はじめてのチア　(2018年10月7日(日)深夜放送)

あらすじ

　鳩谷こはねは、自分の事より人を手助けをする方が好き、という奇特な女の子。こはねは高校入学直前に、河原でチアリーディングの練習をしているのを見て、人を元気づけるチアこそ自分のやりたいことだと直感する。

　高校に入学したこはねは、すぐにチア部に入ろうとするが、学校には部は存在しなかった。しかしこはねはめげることなく、自分で部を立ち上げようと思い立ち、河原でチアをしていたメンバーの一人・有馬ひづめが同じ学年にいることを知って猛烈アプローチを開始する。ところひづめはもうチアはやらないと冷たい返事だった。

　こはねは親友の猿渡宇希から、ひづめがチアを辞めた理由を知らされる。ひづめはチームの中で上手くなりすぎ、それについていけなくなった周囲から疎まれてチームを追い出されたのだという。

　そういう事情を知りつつ、こはねはひづめの元に日参するが、ひづめはこはねが高所恐怖症だと知り、そんな人間が高い所に立つ必要があるチアが出来るわけが無いとなじる。しかしひづめは宇希との特訓で高所恐怖症を克服し、根負けしたひづめは一緒にチアをやることにした。

脚本：志茂文彦
絵コンテ：佐藤雅子
演出：佐藤雅子
作画監督：小倉寛之/久保茉莉子

感想

　評価は○。

　何も知らずに見たのですが、意外と面白かったです。

　視聴前はタイトルしか知らなかったので、「アニマル？　けものフレ○ズみたいな動物キャラが出てくるアニメか？」とか本気で勘違いして見始めたら、動物は出てこないわ、チアリーディングは始まるわ、で、ようやく自分のとんでもない勘違いに気が付いた次第。

　お話は王道系の「部を立ち上げるために部員を必死で集めて、ゼロからスタートして、最後に大会か何かで成果を出す」というタイプのようですが、一話目を見る限りそれなりに行ける感じ。もうちょっと見てみよう。

　それにしてもキャスト表を見ても知らない声優ばっかりだ。若手を積極登用する方針なのかな。
　
　

アニマエール

制作会社
動画工房

スタッフ情報
【原作】卯花つかさ（「まんがタイムきららキャラット」芳文社刊）
【監督】佐藤雅子
【シリーズ構成・脚本】志茂文彦
【キャラクターデザイン】天﨑まなむ

音楽
【OP】神ノ木高校チアリーディング部「ジャンプアップ↑エール！！」
【ED】神ノ木高校チアリーディング部「One for All」

キャスト
鳩谷こはね：尾崎由香
有馬ひづめ：山田唯菜
猿渡宇希：井澤美香子
舘島虎徹：楠木ともり
牛久花和：白石晴香
犬養先生 松井恵理子
バスケ先輩 古川由利奈
秋常紺 河野ひより
家庭科部部長 夏野菜緒
猿渡暁音 田中あいみ
根古屋鈴子 松田利冴
根古屋珠子 松田颯水