感想:アニメ「ProjectBLUE 地球SOS」#6(最終回)

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http://www.projectblue.jp/

第11話 超兵器出撃! 地球最期の戦い! 前編

 バグア遊星人はエレメントXの秘密を求め、すべてのカギを握るマーガレットを連れ去っていった。やがて月軌道上に出現するバグア遊星。彼ら遊星人は全世界の主要都市を遊星爆弾の標的とし、人類に全面降伏を勧告する。最後の戦いを決意したブレスト博士は、ついに宇宙戦闘機・ユニバースナイトの発進を指示するのだった。

第12話 超兵器出撃! 地球最期の戦い! 後編

 遊星攻略の手段とは、惑星推進装置の破壊だった。クレイトン大尉の尊い犠牲を経て、宇宙に飛びたつユニバースナイト。一方バグア遊星へ連行されたペニーは、マーガレットと再会する。遊星人が求めるものとは、ペニーが解明したエレメントXの秘密だった。地球の未来に待ち受ける運命、そこにあるものは絶望か希望か?

 快調レトロフューチャーアニメの、AT−Xでの先行放送6回目(最終回)。

 バグア遊星が地球の近くに陣取り、遊星爆弾をもって地球に全面降伏を要求。迷宮機関は最終兵器の宇宙船「ユニバースナイト」で決死の反撃を試みるが・・・

 最終回だけに大いに盛り上がりまくりで、「こんな事も有ろうかと開発していた」ユニバースナイトとか、一撃で敵機数百機を叩き落す「”超”G放電」とか、「解っていてやっている」色々がもう笑わせまくりです。しかし、話はシリアスかつ超王道で、敵との最終決戦の前に数々の尊い犠牲が・・・、で、ラストは色々な意味で涙の別れが・・・

 いやーっ、もう堪能しまくりでしたよ。放送前はもっとレトロ臭くて勘違いしたような作品だと思っていましたが、昔風の匂いを漂わせつつも、リアルタイムに生きる視聴者も満足させてくれるアニメでした。これは当たりです、いや、ホント。