感想:コミック(成年)「メイドdeラプソディー」(あきやまけんた)


 コミック(成年)「メイドdeラプソディー」(あきやまけんた)の感想です。

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■データ(公式)
http://www.amazon.co.jp/dp/4894654008/

メイドdeラプソディー (セラフィンコミックス) (コミック)
あきやま けんた (著)
出版社: ヒット出版社 (2008/6/27)
ISBN-10: 4894654008
ISBN-13: 978-4894654006
発売日: 2008/6/27

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■データ(個人的補足)

 成年コミック。作者通算6冊目。
 連載(全4回)と読みきり3作品を収録。出典は全て月刊誌「コミック阿吽」誌。2007年〜2008年の作品。

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■粗筋
■感想

◆メイドdeラプソディー(全4話)(阿吽2008年4月〜7月号)

 主人公「的場カケル」は死んだ両親の遺産で細々と暮らしていたが、ある日行き倒れのメイド「橘 静音」を助ける。恩義を感じた静音はカケルと”契約”するが、さらに静音の姉妹が次々と現われ・・・、というコミカルタッチの連載。

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 基本的に『メイドさんとエッチする』、ただそれだけの作品です。静音たちが所属する「メイド結社」(なんか軍隊くさい)とか、人間に変身できる黒猫「定吉さん」とか色々と設定は出てくるのですが、具体的な説明は何一つ無く、結局毎回別のメイドさんとエッチするだけ、という作りになっております。 まあ、あまりエッチ漫画で設定に凝っても仕方ない、というのは一つの真理では有りますが、もうちょっと考えて連載して欲しかったよ、という気持ちもわずかにはあります。

 しかしまあ、「メイドさんとエッチ」という基本テーマに関しては全く文句の無い出来ですので、表紙及び裏表紙でキャラが良いと思ったらガッチリ満足できると思います。

(ちなみに、眼帯をした荒っぽいメイド”和音”は、考えるにゲーム「君が主で執事が俺で」の南斗星さんが元ネタだ、と断言してしまいましょう。趣味だしまくりですな)。



◆あたるも八卦(阿吽2007年12月号)

 おみくじで史上最悪のくじを引いてしまった主人公が、巫女さんに特別なお払いを受ける、というコメディ。


◆天使の顔した・・・(阿吽2008年1月号)

 学校一の優等生のヒロインが生徒や教師に散々陵辱される話。ラストがちょっと面白い。


◆ミルクちょーだい!(阿吽2008年2月号)

 主人公のお兄ちゃんがピー学生の女の子二人にミルクをねだられる話。ロリは趣味じゃないのであんまり・・・


■評価

 設定も雰囲気もそれなりにバラエティに富んだストーリー、サービス度抜群の描写、それなりに売れ線の絵柄、等、安定した内容です。お勧め。

(5段階評価の)5点。