記事:K−1:魔裟斗感涙…傷だらけの5年ぶりV

魔裟斗感涙…傷だらけの5年ぶりV
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20081002-00000013-spnavi_ot-fight.html

「K-1ワールドMAX」(1日、日本武道館
涙の再戴冠!魔裟斗(29)=シルバーウルフ=が、決勝でアルトゥール・キシェンコ(21)=ウクライナ=に延長判定で勝利し、5年ぶり2度目の栄冠に輝いた。

準決勝でも佐藤嘉洋(27)=フルキャスト=にダウンを奪われる劣勢から延長に持ち込んで判定勝ち。

 やっぱり、魔裟斗はすごいよなー、と素直に感心する二試合でした。どちらの試合も小賢しい事はせずに正面から猛烈な殴り合いを挑んで、もう見ているほうまで疲れてくるくらい凄い試合でした。やはりプロ意識というのも有るのでしょうか。ただ勝つだけではなく観客が熱狂するような試合をしてくれるのは、さすが不動の日本人エースです。

 あんな凄い試合をして再度優勝したから「もう思い残すことは有りません」とか宣言して辞めちゃうかとも心配していましたが、まだ頑張ってくれるようです。あと数年はワールドMAXは安泰ですね。

 昨日は佐藤もちょっと見直した。K−1に出始めた頃は「相手の良い所を潰して、相手がどうしようもなくなったところを仕留める」という全く面白くない試合ばかりで、どーしよもねーなーと思っていましたが、昨日は魔裟斗と正面からぶつかって「やればできるじゃん」という感じでした。でもこの人が日本人エースにはなってほしくないな。


★蛇足

 コヒこと小比類巻は・・・、改名しても全く変っていませんでした。ダウンしたあと、悔しがる仕草でリングを叩く余力が有るならその間に立ち上がれば良いのに。