感想:ドラマ「福家警部補の挨拶 〜オッカムの剃刀〜」

■NHK
http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=xVajdHVx&c=1

■原作本
http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3560

刑事コロンボのノベライズも担当したコロンボ・マニアの著者が、渾身の力と愛情を注ぐ傑作ぞろい。
>●収録作品
>「最後の一冊」
>「オッカムの剃刀
>「愛情のシナリオ」
>「月の雫」

 地位のある人物の殺人を最初に描き、続いてしょぼい風采でしかし頭が切れる探偵が事件を解決する、という「刑事コロンボ」そのまんまのドラマ。「何から何まで思いっきりコロンボの真似じゃん!」と思ったのですが、実は原作本が有り、作者がコロンボ・マニアだそうですので、原作からこういうノリなんでしょうね。

 しかし、何故か途中で「トリック」みたいな変なノリのコメディシーンを混ぜています。そこのところの意味が良く解らん(この羽目の外し方も原作のノリなの?)。

 まあ、ギャグはともかく、推理物としては「コロンボの真似とはいえ」結構面白かったです。だって全然期待してなかったもん。