感想:少女漫画誌「ロマンスティアラ Vol.8」(雑誌として最終号)

宙出版
http://www.ohzora.co.jp/sp/rc/magazine/detail.php?type=romance

 4ヶ月前に Vol.6 でリニューアルしたと思ったら、早くも今号 Vol.8 で雑誌としては休刊し、Webコミックとしてやり直すんだそうで・・・、お姫様がわらわら出てきたり個人的にはツボな雑誌でしたが、今時の少女漫画としては「エロ」か「男色」が足りないんでしょうねぇ。


>『玻璃(ガラス)の箱庭』(岡野史佳
サイバースペースファンタジー カラー長編66P
>それは、ふたつの世界をつなぐ恋…
>優秀にして厳格、周囲からはパーフェクト生徒会長と呼ばれる朱音(あかね)が、唯一、本当の自分を見せられる世界…それはネットゲーム「パラディ」。その中で7歳の女の子“ロゼ”を演じる朱音の元に“帽子屋”と名乗る初老の紳士が訪れてきて…?

 ・・・、これはもしかして過去作品の再掲載ではなく、本当に新作なのでしょうか。この方の新作が読めるなんて、ホント何年ぶりかしら? 「ラブリー百科事典」連載誌移動後のグダグダで正直心が離れていましたが、90年代にララで随分お世話になった方なので、やはりまだ作家を続けていると解ると嬉しい。ちなみに最近はハーレクイン系の漫画を描いていると知りました。


>『となりの801ちゃん』(小島アジコ

 腐女子という生物が何を考えて生きているのかよくわかる愉快連載だったのに、生まれ故郷のWebの世界へ帰ってゆくのか・・・


>『オルレリアンの騎士姫』(神月凛)

 連載途中でWebへ移行。残念。


>『断罪のマリア』(はるなやよい/花梨エンターテイメント)

 最終回。「オレたちの戦いはこれからだ!」で終わり・・・、あーあ。まあ、「原作ゲーム紹介だからさわりまでのつもりでした」ということかもしれませんけど。


>『ローゼリア王国物語〜姫君と優しい暗殺者〜』(さちみりほ

 これもWebへ移行。これコメディで面白かったのに。