感想:アニメ「獣の奏者エリン」第32話「大罪」


 アニメ「獣の奏者(そうじゃ)エリン」の感想です。

■公式サイト
http://www3.nhk.or.jp/anime/erin/

 NHK教育での視聴です。

第32話 大罪


■あらすじ

 リランの背に乗って飛ぶエリンは、霧の民ナソンと出会う。かつてエリンの母ソヨンの婚約者だったナソンは、人が獣を操る事を「大罪」と呼ぶ意味を教える。

 はるかな過去、アフォン・ノアの彼方には「オファロン」という豊かな王国があった。オファロンが他国の侵略を受けそうになったとき、王は部下の進言で霧の民の援助を仰ぎ、霧の民の操る闘蛇で侵略者を撃退した。しかし、やがて王は闘蛇の力で次々と他国を侵略し始めたため、最後にはクーデターで国を追放された。王はやがてアフォン・ノアの山中で王獣と共につつましく生きる一族の娘「ジェ」と出会った。王はこの一族に命を救われた礼として、豊かなオファロンで暮らして欲しいと望み、民は10年間かけて王獣を繁殖させた。そして、運命の日、王獣の大群がオファロンに降り立った。本来は威嚇だけのはずだったが、闘蛇はコントロール不能となって暴走し、王獣もまた闘蛇を食らった事で制御不能に陥った。闘蛇と王獣の暴走によりオファロンは完全に壊滅し、二度と復興する事は無かった。

 霧の民はこの事を教訓に、闘蛇をコントロールする技術を一族最大の秘密として封印した。またジェは二度と故郷に戻れず、アフォン・ノアを超え、新たな国の最初の王となった。彼女こそがリョザ神王国の初代真王だった。

 ナソンは、エリンに対し、今後はリランを掟に従って育てる様に忠告すると姿を消した。


■感想

 ようやく明かされたこの世界の過去。しかしなぁ、長々と引っ張った割りにはイマイチインパクトが無いというか。

 ところでエリンは小説版では子供がいるそうですが、誰と結婚するんだ? やっぱりカザルムのなんとか先輩か?